ハウツーが満載のコラム
文字サイズを変更する

漫画に関する記事一覧

33741554 - chinese heroes cartoon characters

ややこしい歴史も、まんがで読めばスイスイわかる~

私は大学の専攻に史学科を選びました。
小学生の頃から、歴史物語、とくにNHKの大河ドラマが大好きだったからです。
歴史好きの女性のことを「歴女(レキジョ)」と呼びますが、まだその言葉がなかった頃から、私はすでに「レキジョ」だったといえましょう。
何かというと「人に歴史あり」と呟くので、友達に「辛気臭いな~~。若さがないな~~」と、笑われていました。
けれども、辛気臭くてもよかったのです。
過ぎ去った過去のことを思っているときが一番幸福だったのですから・・・。

続きを読む
50300272 - smiling asian man with money

「ヘタを打つ」「カタにはめる」の意味がわかりますか? 『ナニワ金融道』のすすめ

最近、Kindle Unlimitedという電子書籍の読み放題サービス(月額980円)に申し込んで、『ナニワ金融道』という漫画を読みました。
消費者金融(街金)にまつわる様々なエピソードを描いたものです。

わたしが『ナニワ金融道』全19巻を通読するのは3度目です。
雑誌連載していたのは1990年代ですが、いま読んでも学べることが多いと感じました。

エッセイ本『ナニワ金融道 なんでもゼニ儲けや!』(青木雄二・著/インプレス・刊)は、作者自身が『ナニワ金融道』の内容を例にして「だまされずに生きるコツ」を解説しています。

続きを読む
ramen-manga-200

ラーメン映画とラーメン漫画

日本映画オールタイムベスト100を選ぶとすれば『タンポポ』をはずせない。1985年公開。伊丹十三監督作品である。

主演は、宮本信子と山崎努。ほかにも津川雅彦や大滝秀治など、おなじみ伊丹組の面々に加えて、デビューしてまもない頃の渡辺謙も出演している。

映画『タンポポ』は、伊丹監督によって「ラーメン・ウエスタン」と銘打たれている。宮本信子の役どころは、小学生の子どもを育てながらひとりでラーメン屋を切り盛りしている女店主だ。名前を「たんぽぽ」という。

続きを読む
neko_oshiri_200

愛猫の抜け毛でアクセサリーをつくる

猫を飼うことの唯一のデメリットは「抜け毛」だ。洋服にまとわりつくので外出するときは注意しなければいけない。

愛猫家ともなれば抜け毛を有効利用するらしい。ブラッシングのときに抜けた毛をつかってストラップを作れるというのだ。その発想は無かった。『猫のお尻が好きなんです。』(ななおん・著/実業之日本社・刊)というコミックエッセイに載っている「たまたまストラップ」の製作方法を紹介する。

まず、猫ちゃんをブラッシングしたときの抜け毛を集めておく。毛の柔らかさを活かしたいので、なるべく力を加えないようにして細長いシート状にしてつなげる。それを端っこからクルクル丸める。洗剤うすめ液でぬらしながら「猫のたまたま」っぽくなるよう球状に形を整える。水で洗剤をやさしく洗い流す。

自然乾燥させてふんわり仕上がった毛球を2つ並べてストラップ金具を取り付ければ「たまたまストラップ」の完成だ。

続きを読む
bungo_sikkaku_200

太宰治のパクリ疑惑。『女生徒』と『俗天使』を検証する

芥川龍之介賞(通称・芥川賞)は、ときどき世間を騒がせる。発行部数200万部以上のベストセラーである『火花』(又吉直樹・著)は第153回の受賞作だ。

記念すべき第1回の受賞作は『蒼氓』(石川達三・著)だ。いまから80年前の1935年(昭和10年)のこと。そのとき惜しくも受賞を逃したのが、太宰治(だざいおさむ)だった。

太宰は賞金が欲しかったようで、選考委員の佐藤春夫にあてて、事前に「芥川賞受賞を懇願する手紙」を送り届けていたのは有名なエピソードだ。しかし、選考委員のひとりである川端康成が否定的な評価を与えたので、太宰治は第1回芥川賞に落選してしまった。

このときから太宰は、川端康成をはげしく憎みはじめる。復讐の機会をうかがっていた。

続きを読む
nande_china_200

中国人を雇う前に知っておきたいこと

中国人の労働者をよく見かける。飲食店やコンビニでは当たりまえのように留学生らしき若者が働いている。顔つきは日本人と変わらない。しかし、名札や言葉づかいで気がつく。

かれらは有能だ。そうでない人もいるが、日本のアルバイト労働をそつなくこなす人がほとんどだ。母国語と日本語の2ヶ国語以上を理解して、しかも働いていないときは勉強をしているのだから、知力や学習能力については推して知るべしだ。

日本国内で見かける中国人留学生には勤勉で優秀な人が多いようだ。だからといって中国の若者すべてが同じように有能であるとは限らない。留学生はふるいにかけられているが、中国本土にいる若者はまさに玉石混交であるからだ。

中国ビジネスにおける人材育成の実態を知るためにうってつけの本がある。『なんで私が中国に!?』(日野トミー・著/イースト・プレス・刊)は、陝西省西安市で100人体制のアニメスタジオを新設したときの体験をコミックエッセイ形式で記録したものだ。

続きを読む
nanoha_ace_200

わたしは「リリカルなのは」を崇拝している

がんばるとき。つらいとき。運を天に任せるしかないとき。わたしは胸中で「神さま、仏さま、魔法少女リリカルなのは様」というフレーズを唱える。勇気がわいてくるのだ。これまでもたくさんの試練を乗り越えてきた。

わたしが無病息災や五体満足でいられるのは、すべて『魔法少女リリカルなのは』のおかげだ。末永く加護を受けられるよう、かならず食事の前には「りりかる…まじかる…なんまんだぶ…なんまんだぶ」という祈りをささげている。

カルト思想や新興宗教の類ではない。『魔法少女リリカルなのは』とは、2004年に放映されたテレビアニメだ。全13話。記念すべきシリーズ第1作。至高の聖典。奇跡のはじまり。人類のあらたなる夜明け。

続きを読む

「因幡の白兎」のお話だけではない古事記

2月11日は建国記念の日。
国が建てられたことを記念し、国を思う日である。
この日が来る度に思う。
「古事記を読まなくちゃ」と。
日本で生まれ、日本で育ち、日本を好きだと思って暮らしている私である。
日本が誇る最古の歴史書『古事記』を読んだことがないのは、もったいないし、怠慢だし、恥ずかしいことだと思う。思ってはいる。
今までも古事記を手に取り、厳かに読み進めようとした。したことはしたのだ。
が、しかし・・・。

続きを読む
yontyomeno_200

【祝】鬼畜マンガ『四丁目の夕日』が無修正で電子書籍になった!

いまでこそ、自作のイラストや漫画をインターネット上で労力もなく発表できる時代だ。だが、わずか15年ほど前の20世紀末までは、漫画誌を発行している商業出版社に持ちこんで、実力を認めてもらわなければ自作のオリジナル漫画を多くの人にを読んでもらうことはできなかった。

たとえ画力やストーリーが水準を超えていても、一般的な読者に受け入れられないと判断されてしまうような「異端」「規格外」の作風の持ち主は、商業漫画誌から疎外されがちでデビューが難しかった。

続きを読む