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文学に関する記事一覧

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「古文」の苦手意識はマンガで克服できるかもしれない

学生時代に「古文」の授業がありましたが、苦手科目のひとつでした。
「歴史」の授業のときにも、鎌倉時代以前──つまり「奈良時代」や「平安時代」はいまいち興味がもてませんでした。なぜなら、テレビ時代劇やNHK大河ドラマをよく観ていたので、日本の歴史のなかでは戦国時代や江戸時代が好きだったからです。

不思議なもので、大人になると教養(古典)に対する欲求が生まれます。日本の伝統を知りたくなる。でも、いまだに古典文学に対して苦手意識があるので、マンガで解説してあるものを選びました。これなら挫折せずに学ぶことができそうです。

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村上春樹が好きなアメリカ人

指を骨折しているのに、この上もなく幸福そうな人に出会ったことがある。羽田へ向かう飛行機の中でのことだ。
その人は私の隣の席だったのだが、見たところは20代の白人男性で、右の人差し指に添え木をして、包帯をかなり厚く巻いていた。少しだけ見えている指先は紫色になっていて、かなり痛そうだ。
顔をしかめてカバンを前の座席の下に押し込もうとするので、見かねて手伝うと「そんなにびっくりしなくてもいいのに」と言いたくなるほど、全身で驚き、「Thank you」を繰り返す。
私は「困ったときはお互い様です」と、言いたかったが、英語でなんと言うかわからず、「いえいえ」などとごまかした。

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実はある、ペンネームに深い意味。

作家のペンネームの由来はさまざまである。有名なところでいえば江戸川乱歩は、敬愛する作家のエドガー・アラン・ポーの名を日本語風にもじったものだという。二葉亭四迷は「くたばってしまえ」をもじったものだとも言われている。彼の父親にその言葉を投げつけられたことから由来するのだとか。では樋口一葉や夏目漱石の筆名には、どういう意味がこめられているのだろうか。今までこの名前が本名だと思っていた人も、少なくないのではないだろうか。

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トンデモ歌人・笹公人の「超能力」三十一文字

俳句と短歌のちがいをご存じだろうか。「一句」ではなく、短歌は「一首」と数える。季語は必須ではない。「五七五七七」であれば何でも自由だ。とにかく自由だ。たとえば、短歌には超能力を題材にしたものがある。

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時の洗礼を受けていない回答でもおもしろいものはおもしろい

村上さんのところ」というサイトが密かに賑わっている。作家の村上春樹が、読者から寄せられた質問や相談に公開で返事を書くという期間限定サイトだ。オープンしたのは1月15日。約2週間後の1月31日までに3万通以上の質問や相談が集まった。予想を遥かに上回る数ということで、質問や相談の受け付けはすでに終了している。サイトも3月末くらいでクローズする予定だったが、返答し切れていないということで5月上旬まで延長することになった。どの数字をとっても村上春樹の人気の高さを物語っている。

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文学通を気取りたい!

文学とはいったいなんだろうか。単なる娯楽だろうか。人生を豊かにしてくれるものだろうか。人の生きる道筋を教えてくれるものだろうか。

……なんていうゴタクはさておき、文学(的な作品)はなんとなくたくさん読んでおいた方がよいというような印象が漠然とある。また、たくさん読んでおいた方がなんとなくかっこいいような気がするのも確かだ。しかし、実はそれほど多くの読書体験があるわけではなく、文学作品にもそれほどたくさん触れてきていないという人も多いのではないか。実際、読書が苦手という人も少なくないだろう。

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