ハウツーが満載のコラム
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レトロに関する記事一覧

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無頼作家がたどり着いた水辺の桃源郷

泣いた……。
泣くまいと思ったのに、やはり、泣いた。
伊集院静の本を読んで、今まで何度も泣いたが、今回は泣かないという自信があった。それなのに、やはり泣いてしまった。
自信があったのには訳がある。
これまで、彼の本は紙に綴られた形式のものを読んできた。涙は頬をつたい、時には本を濡らしたが、やがて乾くと知っていた。図書館で借りた本以外は気にせずにただ泣いていればよかった。
けれども、今回は買ったばかりのiPad。水に弱そうだし、それでいながら、表面はガラスでツルツル。涙を吸い込んでくれそうもない。
だから、泣くはずがないとたかをくくっていたのに、予想ははずれ、私は涙を流し、鼻までかんだ。

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「ねずみ色のゲーム機」の思い出。私たちはピコピコ少年だった

「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際……。夏は夜。月の頃はさらなり……」と、清少納言は自分がこよなく愛したものを『枕草子』に書きのこしている。

ならば、私も言わせてもらおう。ファミコンは『ファイナルファンタジーIII』がいちばん好きだ。ゲームボーイならば『Sa・Ga2 秘宝伝説』がサイコーだと思う。PCエンジンでは『桃太郎伝説II』に没頭した。セガサターンだったら『サクラ大戦』が1粒で2度おいしい。バトルで燃えて、戦うヒロインにも萌えられるからだ。どのゲームも好きすぎて愛しすぎて、最低3回はクリアしたと思う。

何もかも、みな懐かしい。私は、ピコピコ少年だった。

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16連射でスイカ割り!?高橋名人の連射を鍛える特訓法とは!!

1983年、当時の子どもたちの遊びに革命を起こしたおもちゃがある。そう、任天堂から発売されたファミリーコンピューター、通称ファミコンだ。

それまで筆者は、寒くても暑くても、外で元気に野球をする国民的野球少年カツオくんのような生活を送っていたが、ファミコンがウチに来てからというもの、一緒に野球をしていた友達が我が家に集まりピコピコ音を家中に響かせるようになった。多い時には10人以上、なかには誰もいない我が家に入って勝手にファミコンをして帰っていくツワモノもいた(思えば大らかな時代でした)。

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