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チンパンジーに関する記事一覧

無題

グリム童話に秘められたドイツの母親たちからのメッセージ

グリム童話はドイツ各地で語り伝えられていた昔話をグリム兄弟が本にまとめたもの。最初は『子どもと家庭のメルヘン』というタイトルだった。

グリム童話が本当は怖いと言われるのは、最初は採集した話を忠実に表現していたため、残酷すぎるところがあったからだ。そのため、版を改めるたびに文章も改め、子ども向きに詩的に味わい深い話に仕上げられるようになった。

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社会が高速化すると、童話も高速化する

先日、80年代に流行したトレンディドラマを見直してみた。

20年以上も昔の連ドラは、バブル真っ只中の街の中で、男女数人が恋愛模様を繰り広げていた。当時はまだ携帯電話がなく、登場人物は相手の部屋に電話をしても、留守番電話がむなしく応答することもある。外出先から公衆電話を探して再度かけても、相手はまだ留守で、どこに行ってるんだとやきもきする。見ていた高校生の娘が「LINEすればすぐなのに!」と口走った。スマホやアプリができたことで、恋愛時間もぐっと短縮した気がする。

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魅力的な老婆になるため読本

ある夜、サスペンスを読んでいたら、鍵を沢山持った不思議な老婆が現れるシーンがあった。その瞬間、子どもの頃に夢中になっていた物語のばあさんが記憶のかなたにうすらぼんやりと浮かび上がってきた。

しかし、何に出てきたばあさんだったか。黒いオーバーに長いスカート。福々しい顔に白髪まじりのお団子ヘア。丸い輪っかに無数の鍵をぶら下げている。そうだ『ふしぎなかぎばあさん』(手島悠介・著、岡本颯子・絵/岩崎書店・刊)だ!

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