ハウツーが満載のコラム
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アニメに関する記事一覧

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『君の名は。』の新海監督のデビュー作は5分間のアニメで、ネットで公開されている。

新海誠監督の作品にしばしば出てくるテーマがある。それは「どこか遠く」に思いを馳せるというところだ。
例えば『君の名は。』の、自分と入れ替わっている異性への呼びかけであったり、『ほしのこえ』の何光年も離れた場所にいる人へのメールだったり、『言の葉の庭』のどこに住んでいるかわからない相手を待つことだったりなどである。では、デビュー作として作られた『彼女と彼女の猫』にはどのような思いが描かれているのだろうか。

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歌、ダンス、ミュージカル… いまどきの声優さんはやることが多すぎる!

もうすぐ、大晦日がやってくる。
大晦日といえばNHK「紅白歌合戦」だ。私が毎年楽しみにしているのは、紅白の番組内でのアニメ関連の特別企画だ。紅白出場歌手がアニソンを歌ったり、コスプレをしたりするのである。NHKはたぶん、テレビ東京と並んでオタク文化に理解のあるテレビ局だと思う。今年は果たして放送されるのだろうか。 

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43681586 - dome of the rock. the most known mosque in jerusalem.

こんなところもそうなのか! 意外と知らないアニメの聖地

「聖地巡礼」という言葉は誰しも聞いたことがあるのではないだろうか。もともとは、宗教上重要な意味を持つ聖地に赴く行為を指す。イスラム教のメッカ、キリスト教やユダヤ教のエルサレム、仏教の比叡山、高野山、神道の伊勢神宮などが聖地とされている。

しかし、最近の聖地巡礼は宗教的なものとは少し違う。

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オタクは「神話」が大好きである

大ヒットしたエンターテインメント作品は、必ずしも斬新さやオリジナリティが評価されているわけではない。偉大なクリエーターほど模倣するのがうまい。盗んでもOKなものをうまく盗んでアレンジしてみせる。意外に思うかもしれない。

たとえば、『新世紀エヴァンゲリオン』は「使徒」「ロンギヌスの槍」(新約聖書)などのキリスト教ネタが満載だ。『ドラゴンクエスト』は「ロト」(旧約聖書)、『ファイナルファンタジー』は「ギルガメッシュ」(メソポタミア神話)や「オーディン」(北欧神話)を題材にしている。

神話や歴史的題材をうまくアレンジできることが、偉大なクリエーターやヒットメーカーになるための条件だ。先人が残したものを活用することは「巨人の肩の上に乗って進む」ということだ。より遠くを目指すためであってルール違反ではない。

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キン肉マン、ケンシロウ役の神谷明が語る! 声優になるために大切なこと

アニメーションのキャラクターに声を吹き込む声優。今も昔も人気の高い職業の一つだ。最近は、水樹奈々さんのように紅白歌合戦に出場する声優も登場したりと、その活動の幅はマルチなものになっている。

さて、新学期となり、将来の職業として声優を志している若者も多いことだろう。キン肉マン、ケンシロウなど数々の主人公を演じてきた人気声優の神谷明さんの本『声優になるには 初歩からプロの技まで』(神谷明・著/学研プラス・刊)から、声優になるためのヒントを紹介していこう。

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中国人を雇う前に知っておきたいこと

中国人の労働者をよく見かける。飲食店やコンビニでは当たりまえのように留学生らしき若者が働いている。顔つきは日本人と変わらない。しかし、名札や言葉づかいで気がつく。

かれらは有能だ。そうでない人もいるが、日本のアルバイト労働をそつなくこなす人がほとんどだ。母国語と日本語の2ヶ国語以上を理解して、しかも働いていないときは勉強をしているのだから、知力や学習能力については推して知るべしだ。

日本国内で見かける中国人留学生には勤勉で優秀な人が多いようだ。だからといって中国の若者すべてが同じように有能であるとは限らない。留学生はふるいにかけられているが、中国本土にいる若者はまさに玉石混交であるからだ。

中国ビジネスにおける人材育成の実態を知るためにうってつけの本がある。『なんで私が中国に!?』(日野トミー・著/イースト・プレス・刊)は、陝西省西安市で100人体制のアニメスタジオを新設したときの体験をコミックエッセイ形式で記録したものだ。

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20年目のホシノ・ルリ

戦艦の名前がタイトルに含まれている史上3番目のアニメをご存じだろうか。1番目は、撃沈された戦艦大和を改造した『宇宙戦艦ヤマト』。2番目は、地球上に墜落した謎の戦艦を改造したものである『超時空要塞マクロス』。3番目は、民間企業が火星の資源独占をもくろんで建造した『機動戦艦ナデシコ』だ。

制作はXEBEC。監督は佐藤竜雄。放映は1996年。その半年前には、庵野秀明ひきいるGAINAXが制作した『新世紀エヴァンゲリオン』が、世の10代から30代におよぶ幅広い層のオタクたちを熱狂させていた。

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わたしは「リリカルなのは」を崇拝している

がんばるとき。つらいとき。運を天に任せるしかないとき。わたしは胸中で「神さま、仏さま、魔法少女リリカルなのは様」というフレーズを唱える。勇気がわいてくるのだ。これまでもたくさんの試練を乗り越えてきた。

わたしが無病息災や五体満足でいられるのは、すべて『魔法少女リリカルなのは』のおかげだ。末永く加護を受けられるよう、かならず食事の前には「りりかる…まじかる…なんまんだぶ…なんまんだぶ」という祈りをささげている。

カルト思想や新興宗教の類ではない。『魔法少女リリカルなのは』とは、2004年に放映されたテレビアニメだ。全13話。記念すべきシリーズ第1作。至高の聖典。奇跡のはじまり。人類のあらたなる夜明け。

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あなたを強くする「アニメの名言」

人生を加速させる二次元名言集』(宮典希舟・著/DoCompany出版・刊)は、珍しいコンセプトの自己啓発本だ。

二次元は「平面」のことだが、この本では「マンガ」や「アニメ」や「ゲーム」のことを指している。それらは「つくりごと」であり、紙に印刷されたり液晶ディスプレイに映っているだけにすぎず、生身の人間に比べれば存在感は希薄だ。しかし実際には「マンガ」や「アニメ」や「ゲーム」を受容するなかで、たしかに心を突き動かされることがある。泣く人もいるくらいだ。二次元は、決してあなどれない。

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