ハウツーが満載のコラム
文字サイズを変更する

沼口祐子の過去記事一覧

無題

身近な犯罪から身を守るには何をすべきか?

私が生まれ育った静岡の実家は夜寝るとき以外は玄関に鍵をかけていなかった。
昭和
30年代のことだから、物騒な事件が身近で起こることは稀で、どこの家庭でも在宅中に鍵をかける必要などなかったのだ。

親戚や友人のアポなし訪問は当たり前で、いつ何時でも、玄関をガラガラっと開けて入ってこられる家であるべきと人々は考えていた。日中から鍵などかけたら、それこそ近所から閉鎖的”と思われてるのがオチだった時代だ。

続きを読む
無題

がん看護専門の看護師がいるって知っていますか?

入院中、医師よりも看護師が頼りになる時もあると思う。
もちろん病気を治療するのは医師だが、ベッドサイドに常にいてくれるのは看護師で、いい看護師が担当になれば患者たちは時に癒され、時に勇気をもらうことができるからだ。

私は39歳のとき高齢出産のため帝王切開を受けた。公立の総合病院だったが、そこでとても素敵なひとりの看護師と出会うことができた。

続きを読む
無題

うちの”うさぎ”のお見合い計画

森を散歩中、真っ白のふわふわのうさぎと一緒に歩くゴールデンレトリバーを見かけたことがある。
飼い主さんに声をかけると「2匹はとっても仲良しよ」と言っていた。

あまりにかわいいその姿を見た動物好きの娘は「私もうさぎを飼いたい!」と叫んだ。しかし、当時、わが愛犬ラブラドールは1歳で、まだまだやんちゃ盛り。小さなうさぎをいたわりながら暮らすなど不可能だろうと判断し、娘には諦めさせた。

が、それから10年が過ぎた夏、1匹のうさぎがわが家にやってきたのだ!

続きを読む
無題

”隣人持ち寄りパーティ”が孤独死を防ぐ

<ラ・フェット・デ・ヴォワザン>をご存じだろうか?
フランス語だが日本語に訳すと<隣人パーティ>あるいは<隣人祭り>となる。

きっかけはパリ17区のアパルトマンで起こった高齢者の孤独死だった。

隣人たちの交流があれば孤独死は防げたはずという反省をもとに、アパルトマンの住民が中庭に集まって持ち寄りパーティを開いたのがはじまり。それが1999年のことで、以来、これが市民運動として拡大。現在ではヨーロッパ各地の150を超える市で毎年<ラ・フェット・デ・ヴォザン>が催されている。

フランスでは今年も519日に各地のアパルトマンの中庭に住民たちが、食べ物や飲み物を持ち寄って集い、大盛況だったようだ。

続きを読む
無題

”正露丸”は、その昔は”征露丸”だった

20世紀のはじめ、陸軍の軍医をしていた森鷗外らが「ケレヲソートという薬が効く」と働きかけ、これを軍が採用した。ケレヲソートとは、木クレオソートのことで、そう誰もが知っているおなかの薬、正露丸のことだ。

日露戦争では、この薬がたくさんの日本の兵隊を守ったという。当時は「征露丸」と書かれていたが、文字通り、ロシアを征服するという意味で征の字が使われていたそうだ。

薬の評判は瞬く間に日本全国に伝わり、中島佐一という人が“忠勇征露丸”を発売したのが、家庭の常備薬としてのはじまりだった。

続きを読む
無題

”青春”に思いを馳せる小説が読みたくなるとき

日本と世界のマスコミは、エマニュエル・マクロン新フランス大統領が誕生したとき、彼の24歳年上の妻ブリジットさんに大注目した。15歳の男子高校生と39歳の女教師との恋愛、そして結婚なんて、映画みたいでいかにもフランスらしいからだろう。

初恋の人が“先生”という人は意外と多いかもしれないが、その青春の頃の一途な思いがずっと続くケースはやっぱり稀だし、皆が興味津々になるのはよくわかる。

続きを読む
無題

名作映画のロケ地を旅してみたい

まもなくカンヌ国際映画祭がはじまる。
2017年はどんな作品がパルム・ドールを獲得するのか注目だ。また、カンヌでは例年、世界中から集まってくるセレブたちがレッドカーペット上で見せる華麗なドレス姿にも人々の目は釘付けとなる。
さて、映画は観るのも楽しいけれど、憧れの俳優、女優たちが名画の中で立った場所、歩いた道を実際に訪れるという楽しみもある。
名作シネマで旅する世界の街角』(ニューズウィーク日本版編集部・著/CCCメデイアハウス・刊)は、ロケ地を旅してみたい人は必見の手引書だ。

続きを読む
無題

グリム童話に秘められたドイツの母親たちからのメッセージ

グリム童話はドイツ各地で語り伝えられていた昔話をグリム兄弟が本にまとめたもの。最初は『子どもと家庭のメルヘン』というタイトルだった。

グリム童話が本当は怖いと言われるのは、最初は採集した話を忠実に表現していたため、残酷すぎるところがあったからだ。そのため、版を改めるたびに文章も改め、子ども向きに詩的に味わい深い話に仕上げられるようになった。

続きを読む
s0196l

熊本へ、夏目漱石の面影を訪ねる旅のススメ

パリの友人から一冊の本が送られてきた。
Oreiller d'herbes』、明治の文豪、夏目漱石の『草枕』の仏訳本だ。手紙が添えられていて「付箋を貼ったページを読んでみてほしい。カメリア(椿)の花をここまで、見事に描写した作家は世界中探しても彼以外にはいないだろう。SOSEKIはすばらしい! とても感動した」とあった。

私はいつも日本の誇るべき文化をフランス人たちから教えられてばかりだ。辞書を引きながら仏訳文を読み、そして、オリジナルの『草枕』もあらためて読んでみた。

続きを読む
無題

飛行機萌えの女子「空美さん」が増えている!

鉄道マニアの女子のことを「鉄子」と呼ぶように、飛行機マニアの女子のことは「空美」と言うらしい。

飛行機マニアには、撮影派、乗り派、空港楽しみ派、グッズ収集派、そして自宅で航空無線や映画やゲームなどを楽しむ在宅派などがいるそうだ。

先に断っておくと私は飛行機に乗るのが好きではない。
正直、怖いのだ。

それでも外国へ行くためには飛行機に乗らなればならないから乗ってはいるが、いつも空の旅をぜんぜん楽しめていない派なのだ。

続きを読む