ハウツーが満載のコラム
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三浦暁子の過去記事一覧

13551955 - beautiful eyes of a wild wolf

一匹オオカミの孤独と悦楽を選んだ男・都築響一、その眼差しにしびれる

どうしても見たいものがあって、山道を前進したことがある。
夏草が生い茂る場所をたった一人で分け入ったのだ。怖がりの私にはありえない行動だったが、キリシタンの教会跡をどうしても見たくて、自分を抑えることができなかった。
それでも、途中、怖くなって、一度だけ引き返そうかなと思った。
携帯電話が圏外になったことに気付いたのだ。もし、ここで行き倒れても、誰も助けに来てはくれない。
私は携帯のディスプレイを見つめ、しばし迷ったが、「大丈夫。きっと大丈夫」と、勝手に決めて、どうにかめざす場所にたどり着いた。
無事だったからよかったけれど、二度とあんなことはするまいと思う。

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フム:インドネシ:メイン

赤道にかけられたエメラルドの首飾りと呼ばれるインドネシア・・・。その言葉を学んでみませんか?

インドネシア語を学んだのは偶然だった。
大学生のとき、「春からインドネシア人の先生が赴任することになったのだが、彼はまだ来日したばかりで日本語ができない。お手伝いを兼ねて勉強してみたらどうか」と、勧められたのだ。
最初は無理だと思った。
言いたかないが、私は第1外国語の英語もふるわず、第2外国語として選んだドイツ語はさんたんたる有様で、とてもじゃないが、第3語学にまで手が回らない。

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41500990 - himeji castle in spring cherry blossom season, hyogo, japan

これであなたも立派な「城ちゃん」!?

鉄道ファンのことを「鉄っちゃん」と呼ぶといいます。
私の周囲にもたくさんいます。
鉄道のことになると、目の色が変わり、えんえんと話し出す人が・・・。
その度に私は思うのです。私にはこんなにも好きなものがあるだろうかと。

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14857349 - white horse running through water

オグリキャップという名の怪物の正体は、人懐こい芦毛の馬だった

3月14日のホワイトディ。
あなたはどうお過ごしでしたか?
私は1頭の競走馬のことを考えながら、過ごしました。
芦毛と呼ばれる灰色がかった白い体をした馬で、その名はオグリキャップ
競馬に興味のない方でも、名前くらいは聞いたことがあるでしょう?
武豊騎手とのコンビで挑んだラストランはそれはそれは見事なレースで、今では伝説として語り継がれています。

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フム105:メイン

人をモーレツに困らせる人に出会ったとき、思い出したい5つの対処法

困ったなと思う人に出会ったことがありますか?
私はあります。
すごく多くはないけれど、やっぱりあります。何度かあります。身に覚えがないのに、「あなた、私の悪口言ったでしょう?」とか「自分が幸福だからって、見下しているでしょう?」とか、「美容に関心を持とうとしない、その態度が許せない」と、いきなり噛みつかれ、言い返すこともできずに、立ちつくしてしまったことが・・・。すぐに言い返せばよいのでしょうが、私はぼけっとした性格なので「悪口?言ったっけ?」とか、「私は幸福なの?ま、そうか」とか「これでも綺麗になろうとしているんだけど」と、考えこみ、その態度が、かえって相手の怒りを燃え上がらせてしまうのです。後になって「ひどい、あんまりだ」と、泣いたりしますが、その時はすでに相手は目の前から姿を消しており、結局は言われっぱなしで終わるというのを繰り返すことになります。

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64625852 - horse brushes next to elegant black shoes on the brown table

誰かを愛したら、靴をみがこう、ただひたすらに、みがいてみよう

もし、あなたに愛しい人ができたら、どうやってその気持ちを示しますか?
一日に、何回も「大好きよ」と、囁く人もいるでしょう。
おいしいお弁当を作って、そっと手渡す人もいるかもしれません。
いえいえ、そんなまだるっこしいことはしていられないと、「今度のお休みに旅行しませんか?」と、誘ってみたりして・・・。
どれが正解で、どれが間違いということはありません。
それぞれがそれぞれの方法で、愛を示せばいいのだと私は思いますし、実際、今までそうしてきました。
けれども、ここでひとつの提案をしたいと思います。
ユニークで、真心がこもった、他人への愛の示し方のひとつとして、「靴みがき」を愛のテクニックに加えて欲しいのです。

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51506344 - white magnolia

ぞっとするほど激しい恋文を書いた美女、その名は柳原白蓮

柳原白蓮という名を聞いたことがありますか?
華族の出身で、若くして伯爵家に嫁ぎ、男の子をもうけながらも、離婚。
その後、九州の炭鉱王伊藤伝衛門に嫁ぎ、筑紫の女王とまで呼ばれた淑女です。
彼女は豊かな文学的才能を開花させ、富豪の夫人として、文化サロンを主宰し、何不自由のない生活を送ります。いえ、送っていると、思われていました。
しかし、その実情は、歳が離れ、生まれも育ちも違う夫との不和に苦しむ、一人の不幸な女性だったのです。
けれども、彼女は恋に落ちます。
相手は7歳も年下の宮崎龍介、まだ学生ながら、社会の変革を夢見る熱い青年でした。

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42720750 - frightened businessman running away from something outdoors in park

幸せになるための「逃げる技術」

逃げることはいけないことだ。
そう思っている人は多いと思います。
自分にも他人にも甘い私ですが、それでも逃げてはいけないのだと信じていました。
「逃げる」のは、卑怯なことであり、ずるくて、自分を信じてくれた人を裏切ることだ。
だから絶対にそれだけはしてはならないと、思ってきたのです。
万一、逃げださなくてはいけないときは、こっそりと、人目を避けてするしかありません。
が、しかし、『堂々と逃げる技術』(中島輝・著/学研プラス・刊)には、驚くべきことが書いてあります。
それは・・・。

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48083922 - candle light on wood plate

どんなに嫌でも、いつかはある「親の死」に備えておくべきこと

2月3日の早朝、夫の父が亡くなった。91歳だった。
最期は苦しむことなく、眠るように逝ったので、大往生というべきだろうが、優しい義父で、慕ってもいたので、悲しくてたまらない。
まだ元気だったとき、義父は「たとえ自分に何かあっても、孫を呼び寄せるようなことをしては駄目だよ。若い世代はやることがいっぱいあるんだから」と、言っていたが、肺炎で入院してからずっと大好きな孫に会いたいと思っているのがわかった。
そこで、言いつけを破って、今、英国で暮らしている息子夫婦に連絡すると、すぐに帰ってきてくれた。
何もしてあげられなかったけれど、彼らが臨終に間に合ったことだけが、せめてもの救いだ。

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49345624 - ol that convincing

成功したければ、顰蹙(ひんしゅく)を買え!

答えに窮する質問をされ、立ち往生したこと、ありませんか?
そんなことを聞かれても、いったい何と答えたらよいのだろうと、困惑してしまうようなことを聞いてくる人は案外、多いものです。 嫌なら答えなければいいとわかっていながら、私は反射的に正直な気持ちを吐露してしまいます。
そのくせ、後で後悔するのです。 あぁ、あんなこと言わなければよかったな、と。

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