ハウツーが満載のコラム
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三浦暁子の過去記事一覧

42720750 - frightened businessman running away from something outdoors in park

幸せになるための「逃げる技術」

逃げることはいけないことだ。
そう思っている人は多いと思います。
自分にも他人にも甘い私ですが、それでも逃げてはいけないのだと信じていました。
「逃げる」のは、卑怯なことであり、ずるくて、自分を信じてくれた人を裏切ることだ。
だから絶対にそれだけはしてはならないと、思ってきたのです。
万一、逃げださなくてはいけないときは、こっそりと、人目を避けてするしかありません。
が、しかし、『堂々と逃げる技術』(中島輝・著/学研プラス・刊)には、驚くべきことが書いてあります。
それは・・・。

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48083922 - candle light on wood plate

どんなに嫌でも、いつかはある「親の死」に備えておくべきこと

2月3日の早朝、夫の父が亡くなった。91歳だった。
最期は苦しむことなく、眠るように逝ったので、大往生というべきだろうが、優しい義父で、慕ってもいたので、悲しくてたまらない。
まだ元気だったとき、義父は「たとえ自分に何かあっても、孫を呼び寄せるようなことをしては駄目だよ。若い世代はやることがいっぱいあるんだから」と、言っていたが、肺炎で入院してからずっと大好きな孫に会いたいと思っているのがわかった。
そこで、言いつけを破って、今、英国で暮らしている息子夫婦に連絡すると、すぐに帰ってきてくれた。
何もしてあげられなかったけれど、彼らが臨終に間に合ったことだけが、せめてもの救いだ。

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49345624 - ol that convincing

成功したければ、顰蹙(ひんしゅく)を買え!

答えに窮する質問をされ、立ち往生したこと、ありませんか?
そんなことを聞かれても、いったい何と答えたらよいのだろうと、困惑してしまうようなことを聞いてくる人は案外、多いものです。 嫌なら答えなければいいとわかっていながら、私は反射的に正直な気持ちを吐露してしまいます。
そのくせ、後で後悔するのです。 あぁ、あんなこと言わなければよかったな、と。

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15000020 - angel and dark sky

スコセッシを魅了した遠藤周作の二つの顔

ロサンゼルス時間の1月24日早朝、第89回アカデミー賞のノミネーションが発表された。

アカデミー賞の常連として名高いメリル・ストリープが、またまた『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』で主演女優賞にノミネートされ、彼女自身が持つ最多ノミネート記録を更新したことで話題となっている。
メリル・ストリープは大好きな女優だし、共演のヒュー・グラントも魅力的なので、是非、観に行きたいと思っている。
が、しかし、私が真っ先にチェックしたしたのは、マーチン・スコセッシ監督の『沈黙―サイレンス―』だ。

長いこと完成を待ちわびていた作品だが、 撮影賞にノミネートされたようだ。

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フム2017;3;メイン

編集者という職業はマラソンの伴走者のようだ

編集者という職業があるのはわかっていた。
けれども、私には無縁な存在だと考えていた。
文章を書くことを自分の仕事にすると思っていなかったからだ。
ところが、ある日、出版社の編集者から電話がかかってきた。
懸賞に応募したエッセイが運よく優秀賞に選ばれ、活字になったのを読んだからだという。

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48269445 - woman fat belly. overweight and weight loss concept.

たった5日で下腹をへこませる方法があるなんて、今年も春から縁起がいいね!

お正月はおそろしい季節です
ついつい食べすぎてしまい、ごろごろしているうち、あっという間に太るからです。
特に下腹が・・・。もうどうしようもなく・・・。
「いざ出社!」と、自分で自分を励ましながら、ズボンをはこうとして、「まずい、ウエストがきつい、ベルトの穴をずらさないと入らない」と、嘆いた経験を持つ人は多いのではないでしょうか?

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43083043 - girl reading book with flashlight under the blanket on bed

須賀敦子が遺した危険で、魅惑的な読書術にはまりたい

須賀敦子は彗星のように現れた。
ただ、少し遅れて、この世に現れた彗星だ。
私はずっとそう思っていた。
1991年に『ミラノ霧の風景』で女流文学賞を受賞したとき、彼女はすでに62歳。老人ではないが、若い女の子でもない。
しかし、彼女はそれまで貯めておいたエネルギーを一気に放出するかのように、『コルシカ書店の仲間たち』、『ユルスナールの靴』などを次々と発表する。
そして、さあ、これから円熟の境地へと、周囲の期待が高まったとき、あっけなく命を閉じてしまう。享年69。

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46817425 - majestic forbidden city beijing china empire palace concept

こんなに不思議な人生があるなんて!中国で花開いた仰天人物の物語

師走を迎え、何かと気ぜわしい日々。
「あぁ、いろいろやんなきゃな~~」という言葉とはうらはらに、だらだらと新聞を読んでいたら、中国の皇帝、乾隆帝の玉璽(印章)が約25億円で落札されたとあり、思わず絨毯の上で正座してしまった。に、に、にじゅうごおくえんだと~~~!!
売り手はイブ・サンローランのパートナーだった富豪ピエール・ベルジュ。
書い手の名前は伏せられていたが、中国の収集家だそうだ。
予想価格の20倍という価格での決着だというから、びっくりである。

写真を見ると、赤みがかった石に9匹の龍が彫刻された美しい印章だ。
私の頭を「この玉璽、あの人も見たかしら?」という思いがかすめた。
ちょうど同じころ、中国で暮らし、乾隆帝にも信頼されていた人物のことを思い出したからだ。

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