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照れ屋な人にこそ「英語で子育て」がおすすめ!

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子育てにおいて大切なのは、ほめること。ついつい出来ないことが目について指摘してしまいがちだが、そうではなくて出来ること、頑張っていることをクローズアップして、些細なことでも言葉に出してほめることで、子どもの自己肯定感や自信を育てることに繋がる。

このように、最近はほめる子育てを推奨する声が大きい。もちろん、ただほめてばかりや叱らないだけの子育ては、本来の意味をはき違えると問題があるのだが……。
でも、ほめるのってどうも得意じゃない……なんて人も少なくないはず。特に世のパパたちは、なかなか上手に子どもをほめられない、なんだか照れてしまう、どんな言葉でほめたらいいのかわからない、という人が多いのでは。シャイな人ほど、ほめる子育てを難しく感じてしまっていない?

日本語では恥ずかしくても、英語でなら照れずに言える!

そんな照れ屋な人におすすめしたいのが、英語での子育てだ。いやいやいや、英語を日常で使うことの方が照れるでしょ!と思った人、ちょっと待ってほしい。実は、英語の方が、日本語ではちょっと恥ずかしくて言えないようなセリフでも抵抗なく言いやすいそうなのだ。

井原さんちの英語で子育て』(井原香織・著/学研プラス・刊)は、日本で生まれ育った普通の日本人である夫婦が、毎日せっせと子どもに英語で語りかけた結果、英語と日本語が飛び交うバイリンガル家族になるまでの秘策が満載の一冊。この中で、井原氏はこう述べている。

もうひとつ、私たちにとってプラスに働いたなと思えるのは、英語流のほめる表現をたくさん使って、幼児期の子育てができたことです。
日常生活に英語も使ったからといって、私たちの生活スタイルや価値観を欧米風に変えたわけではありません。ただ、英語には人をほめる表現がたくさんあるので、それだけは意識的に取り入れてきました。

(『井原さんちの英語で子育て』より引用)

たとえば、子どもが何かとてもいいことをしたときに使う「I'm proud of you」。直訳すると「あなたを誇りに思うわ!」だが、こんな表現は照れくさくてなかなか口に出しづらい。「すごいね! えらいね!」とは言えても、「ママ、○○を誇りに思う!」とは、大抵の人は出てこないのでは。でも、英語でだったらサラリと言える表現なのだとか。
ほかにも、「Good boy!」(いい子ね!)や「Good job!」(よくできたね!)、「Thank you.You’re so sweet.」(ありがとう。優しいのね)あたりも、さほど抵抗なく日常の中に取り入れやすそう。

英語で子育ては、意外にカンタン?

そもそも、英語を使った子育てなんて、英語が苦手な自分には無理!という人もいるだろう。現に私自身も、さほど英語が得意ではないし、発音に自信があるわけでもない。だが、先に紹介した井原氏の著書を見ていると、思っていたよりも難しくない、いやむしろこんな簡単な文章でいいの?という表現ばかりなのだ!

それに、日常生活の中でよく使う言葉って、毎日繰り返す決まった表現が多い。「もう起きる時間よ」、「着替えてね」、「おやつ食べる?」、「お風呂入ろうか」など、毎日同じセリフを繰り返しているはず。だからこそ、毎日必ず使うチャンスがあるし、表現を覚えやすいのだと井原氏。完全なるバイリンガルに育てたい場合は別だけれど、無理なく英語を身につけさせたい、まずは英語に親しみを持ってほしいというくらいのゆるい感じであれば、日常生活すべてを100%英語にする必要はない。そう考えると、英語で子育てってそんなにハードルは高くなさそうである。

実際に、子どもたちに試してみた

というわけで、我が家でも試してみることにした。まずは、本書に付録としてついていた表現集のCDを流して子どもたちに聞かせてみたところ、何故かかなりテンションアップ。耳にしたままを繰り返してみたり、「No running,please!」(走っちゃダメよ!)の意味を教えると、「見てみて~!」とにやにやしながらワザと走って、私に「No running,please!」と言わせてみたり。英語で話しかけられるのが嬉しい様子。車の中で流しているだけでも、子どもたちはフレーズを覚えてしまいそうな勢いである。私自身も日常で使いやすい表現ばかりだし、英語のほめる表現も特に照れくさくなく使うことができそうだ。

井原氏いわく「英語の絵本を読み聞かせする・英語のDVDを見せる・英語で積極的に語りかける」、この3つが英語で子育てを成功させるポイントなのだそう。とはいえ、絵本を用意して、DVDを探して……って、ちょっと面倒だなーなんて私のような腰が重い人でも、この付録のCDさえあればすぐにでも英語で子育てがスタートできるのでご安心を。今から始めれば、一番下の1歳になったばかりの娘が一番習得が早いかも!? 最近叱ってばかりの自分を反省し、ゆるい英語での子育てを取り入れながら、ほめる表現を意識的に使っていこうと思う。

(文・水谷 花楓)

井原さんちの英語で子育て

著者:井原香織
出版社:学研プラス
コテコテ日本人ママが、今まさに実践している英語子育てのノウハウや役立ち表現をやさしく紹介した、英語子育て入門書の決定版。毎日やさしく子どもに語りかける英語表現が、見やすい誌面とCDの音声で簡単に身につけられる。

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