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腰痛を治すには筋トレが効果的なの?

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僕は、腰が悪い。何ならひざも悪い。ひどいときは、腰やひざの痛みで歩けなくなることもある。

腰を痛めたのは、中学2年生のとき。体育の授業で走り幅跳びをしたとき、腰をひねった。とにかく痛くて病院に行ったところ、「激しい運動は禁止ね」と言われてしまった。

当時、僕はサイクリングを趣味としており、ドロップハンドのサイクリング車に乗って結構遠くまででかけていた。しかし、「前傾姿勢もダメね」と言われてしまい、サイクリングもできなくなってしまった。

腰痛はいつくるかわからないから怖い

それ以降、なんとなく腰をかばいながら生きてきた。30歳を超えたあたりで、ぎっくり腰も経験した。

ぎっくり腰になったのは、ほんの些細なことから。部屋を掃除しているときに、ちょっとかがんだら腰に激痛が走った。起き上がれないくらいの痛みに、「ああ、これがギックリ腰……」と思ったものだ。

それ以降、何をするのにも怖い。洗面所で顔を洗うとき、くしゃみをするとき、重たい荷物を持つとき。そのたびにぎっくり腰になるのではないかと、どうしても動作が恐る恐るになってしまう。

実際、大量のカメラ機材を持って新幹線で出張に行ったときは、帰りの新幹線で立てなくなってしまったこともある。そのときは、一緒にいたライターに手を貸してもらって歩いていた。

腰痛は、いつ何時襲ってくるかわからないというところが、怖いのだ。

筋トレは腰痛に効く? 効かない?

腰痛が治るのはどっち?』(川井太郎・著/学研プラス・刊)は、20年以上の治療歴がある腰痛のエキスパートが記した書籍。腰痛に関する疑問に答えてくれる。

本書によると、腰痛の主な原因は「体のゆがみ」ということ。ならば、体のゆがみを正せば、腰痛はなくなるのだろうか。

筋トレで「体のゆがみ」を正せば、腰痛は治る? 治らない?

(『腰痛が治るのはどっち?』より引用)

一般的に、体のゆがみを改善するために筋トレをするといいいと言われることがあるが、著者は筋トレは推奨していない。逆に「筋肉をゆるめる」ことを勧めている。

「体のゆがみ」は、筋肉が不均衡に緊張して固く縮こまっているために、引っ張り合いが起こって生じるのです。それなら、その緊張して固く縮こまった筋肉をゆるめればいいのです!

(『腰痛が治るのはどっち?』より引用)

その際、重要なのがインナーマッスル。腸腰筋、腰方形筋、脊柱起立筋、中殿筋、梨状筋などの、骨盤まわりのインナーマッスルをゆるめるようにすれば、腰痛は改善される。体がゆがんだ状態で筋トレをするのは、逆効果なのだ。

体にやさしい方法で腰痛を治そう

効果的なのは、「骨盤ゆらゆら整体」。川井氏が経営する治療センターでは、この運動を基本施術としているそうだ。一度体験してみたい。

この「骨盤ゆらゆら整体」。YouTubeでちらりと見ることができるので、興味のある方は見てみるといいだろう。意外と簡単そうなので、やってみようと思う。

腰痛持ちの僕は、長時間同じ姿勢でいるのが辛い。映画館で映画を観るのも、飛行機での移動も辛い。

これらを解消するために、筋トレをしなければいけないと思い込んでいたが、そうではなかったようだ。

痛みがある場合は、なるべく無理のない、体にやさしい方法を選択するようにしましょう。

(『腰痛が治るのはどっち?』より引用)

腰痛にお困りの方は、一度試してみてはどうだろうか。腰痛は、筋トレでは治らない。もっと自分にやさしく、腰にやさしくすることが大事なようだ。

(文:三浦一紀)

腰痛が治るのはどっち?

著者:川井太郎
出版社:学研プラス
勘違いによる間違った治療法により、いつまでも治らない慢性腰痛に苦しんでいる人がたくさん。20年に及ぶ治療歴により、独自の「川井筋系帯療法」を確立した著者が、どっちが効く?というわかりやすい選択肢で、本格的な腰痛治療法をやさしく解説する。

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