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タイの古都・チェンマイに行ったら、あの映画のロケ地に泊まりたい

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日本人も大好きな旅先、「タイ」。タイといえば大都市のバンコクが有名ですが、それについで第2の都市と言われているのが、古都「チェンマイ」。バンコクから北へ約720㎞の場所にあり、「北方のバラ」とも呼ばれている美しい都です。

2009年に公開された、映画『プール』の舞台となったのが、このチェンマイの郊外に佇むゲストハウス「ホシハナヴィレッジ」。
緑の木々に囲まれたそこは、心地よい風が吹き抜けるコテージがあります。朝は鳥の声で目覚め、気持ちのよい食堂でタイ料理をいただく。そして、夜はプールサイドで星を眺めながら一杯……。そんな、癒しのときを過ごせる素敵な場所です。

 大自然の中にひっそり佇む。「ホシハナヴィレッジ」って?

映画『プール』は、『めがね』(2007年公開)や『かもめ食堂』(2006年公開)などと同じ制作チームが手掛けた、小林聡美さん主演の映画。チェンマイの郊外にある小さなプールの周りに集まる5人の6日間が描かれています。

その舞台となった、ホシハナヴィレッジは、そのチェンマイ郊外のナンプレー村にあります。木々や花に囲まれた1万㎡ほどの敷地には、スタイルの異なる6つのコテージとプール、ショップなどがあり、各コテージの部屋では、チェンマイのシンプルで豊かな暮らしを体験することができます。

また、このホシハナヴィレッジは、「バーンロムサイ」という孤児院に隣接して建てられていることも、特徴なのです。
バーンロムサイは、HIVに母子感染した孤児たちの家として1999年に設立されました。そして、将来ここで暮らす子どもたちの職業訓練や働く場となるように寄付された、1棟のコテージから始まったのが、このホシハナヴィレッジです。

現在、バーンロムサイに30名の子どもたちが生活。そして、卒園した子どもたちは、ホシハナヴィレッジでスタッフの一員として働いているそう。
また、ゲストハウスの利益は、施設の運営費として使われています。つまり、ここに宿泊することは子どもたちの支援つながる、という仕組みなのです。

まずは、タイ北部のソウルフード「カオソーイ」を!

美味しいタイ料理がいただけるのも、ホシハナヴィレッジの魅力のひとつです。
日本にもたくさんの専門店があるように、私たちになじみ深いタイ料理ですが、タイ料理とひとことで言っても地域によって、味や特徴が異なります。

ホシハナヴィレッジがあるタイ北部のチェンマイは、コクのある料理が特徴。隣接する国、ミャンマーの料理の影響も受けていて、「ゲーンハンレー(ミャンマー風ポークカレー)」や、「カオソーイ(ココナッツカレーラーメン)」などが代表的な料理です。
それに対して、バンコクがある中部は、ココナッツミルクのマイルドさと、辛さを合わせもつ料理が主流。よく知られている「グリーンカレー」や「トムヤムクン」などは、中部地方の代表料理です。

ホシハナヴィレッジの食堂では、北部の料理はもちろんのこと、隣接するミャンマー・シャン州のタイヤイ族の料理も多く提供されます。タイ料理というと辛い料理をイメージする人も多いと思いますが、ここのメニューは野菜をたっぷり使った優しい味わいです。

「難しそう」「日本の家庭では再現できないのでは」と思われがちな、タイ料理ですが、実は意外と簡単! 日本で手に入る材料で、ぱぱっと作れるものも多いのです。そこで、北部のソウルフードであり、ホシハナヴィレッジのランチでも楽しめる「カオソーイ(ココナッツカレーラーメン)」のレシピを、『ホシハナヴィレッジのおいしいタイ料理』(ホシハナヴィレッジ・著/主婦の友社・刊)からご紹介します。

材料<2人分>は、
鶏手羽元(4本)、中華麺(2玉)、チリペースト(大さじ1/2~1)、にんにく(1/2かけ)、ココナッツミルク(1カップ)、カレー粉(小さじ1)、固形スープ<チキン>(1/2)、砂糖(大さじ1.5)、塩(小さじ1)、サラダ油(適量)
※中華麺は1/3量を油(分量外)で揚げておきます。残りは食べる直前にゆでます。

・深めのフライパンにサラダ油を熱し、チリペースト、みじん切りにしたにんにくを入れて炒めたら、ココナッツミルクと水(2カップ)を加え煮立てます。

・鍋に手羽先を加え、火が通るまで水を適宜足しながら20~30分煮込んだら、カレー粉、固形スープ、砂糖、塩を加えてかき混ぜ、さらにひと煮たち。

・ゆでた麺にかけ、その上に揚げ麺をトッピングすれば出来上がりです。

ココナッツのコクがやみつきなるひと品! 専門店に行くのもよいですが、自宅で本場の味に挑戦してみるのはいかがでしょうか。

食文化を知るならば、やっぱり市場! チェンマイのオススメ5選

海外旅行では、「必ず市場に足を運ぶ」という人も多いのではないでしょう。
市場には、その土地ならではの食べ物がたくさん並びます。食文化を知るのであれば、やっぱり市場に行くのが一番!
「ホシハナヴィレッジ」のあるチェンマイにも、オススメの市場がいくつかあります。

●モスクの金曜朝市
モスクの敷地内に、金曜日の午前中だけ立つ青空市。イスラムの雰囲気が漂う、異国に迷い込んだような朝市。ここは、ミャンマー・シャン州のタイヤイ族と中国雲南省の人のお店が多いことが特徴です。食べ歩きのイチオシは、コーンのパンケーキ!

●ワロロット市場
チェンマイ最大の市場。3階まで売り場があり、見ごたえたっぷり。ドラゴンフルーツやナッツ、ハーブなどお土産にぴったりな食品がたくさん並びます。

●タニン市場
地元の人や在住の日本人にも人気の市場。清潔感があって売り場も見やすいので、ゆったり買い物ができます。チェンマイ名物「ハーブソーセージ」を、ぜひ食して。

●ハンドン市場
市内から30分ほど離れたハンドン地区にある、ローカル市場。ホシハナヴィレッジからは車で10分ほどです。ここで惣菜を買ってホテルで食べるのも、楽しい。

●サンパート市場
土曜日の午前中だけ開く、郊外の大きな市場。奥の広場で、水牛の売り買いもされています。日用品から雑貨、野菜や果物、食器……、と幅広い商品がそろいます。

バンコクもいいけれど、チェンマイもぜひ訪れてみたい都市です。
「ホシハナヴィレッジ」は、もちろん宿泊がオススメですが、週末のランチは宿泊者以外も楽しめるようです。チェンマイを訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

(文・カキヌマヨウコ)

 

ホシハナヴィレッジのおいしいタイ料理

著者:ホシハナヴィレッジ
出版社:主婦の友社
タイ北部の古都・チェンマイの郊外にひっそりと佇む、人気のリゾートハウス「ホシハナヴィレッジ」。1999年にオープンして以来、映画「プール」の舞台になるなど、オープンエアの食堂でいただく野菜たっぷりのタイ料理は日本人の味覚にぴったりと合い、そのおいしさは口コミで評判が広がり、6つのコテージが満室になるほど人気です。この本では、そんな本場のタイ料理を初心者でもつくりやすいように、「朝食」「昼食」「夕食」「デザート」と4章に分け、45レシピをわかりやすく紹介しました。また、巻末にはチョンマイのおすすめショップやマーケットのガイドつきです。

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