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着るものなんてどうでもいいやと思っているあなた!それは大きな間違いです

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やたらと暑い日が続いています。
「暑いよ~~。会社行きたくないよ~~」と、思いながら、目覚める方も多いのではないでしょうか。
しかし、そこは勤め人の厳しさ。とりあえず、起き上がり、シャワーを浴び、髭を剃って、出かけなければなりません。
洋服を着るときになって、こんな風に思うことありませんか?
「どうせ会社に着くまでに汗だくになるんだし、そこらへんにあるものを着ようっと。誰も俺の服なんて見てないんだしさ」と・・・。

あなたは見られています。熱い視線を送られているのです

けれども、それは大きな間違いです。
あなたの着こなしを多くの人が見ています。
満員電車の中でも、会社でも、レストランでも、あなたの服には、熱い視線が注がれているのです。それも、見知らぬ人たちの・・・。
私も外へ出ると、男性の服に目が釘付けとなります。
とりわけ、満員電車に乗ると、ひたすらにネクタイを吟味しながら、時を過ごします。
答えは簡単です。
目の前に広がるのは、ネクタイ、ネクタイ、そして、ネクタイだからです。
顔をじっと見つめたら怪しい女と思われるし、かといって、下を向くこともできず、結局、ネクタイを見ているのが一番無難で興味深い。
これは私に限ったことではなく、男性の服装は多くの女性の関心事なのではないでしょうか?

ネクタイの幅と良い男との関係は?

個人的な趣味を言うなら、私は細いネクタイが好きです。
勝手な感想だと笑われるかもしれませんが、ネクタイの幅と良い男度は反比例すると信じています。
ネクタイが細ければ細いほど、セクシーな感じがするのです。
表地と裏地がまったく違うものなら、なおのこと。

息子が大学に入ったとき、無理をしてスーツとワイシャツとネクタイを揃えてやりました。スーツは息子の好みを聞きましたが、ネクタイは私の趣味を押しつけました。
ブティックの棚から一番、細いものを選んだのです。表地は紺と白の織り地で渋めでしたが、裏地には真っ赤なシルクが貼ってあるものにしました。
ネクタイが裏返るとき、ちらりと赤いシルクが見えるのがかっこいいと思ったのです。
「我ながら趣味がいいわ」と、一人で満足していたのですが、親戚のおばさんは言いました。
「あの子、なんであんなにネクタイが細いの? 品が悪いわよ」と。

着こなしを診断する仕事

服装の趣味は人それぞれ。
そこが面白いところであり、難しいところなのかもしれません。
なぜ一流の人はみな「着こなし」にこだわるのか?』(山崎真理子・著/すばる舎・刊)を参考にすれば、男の着こなしについて専門家の意見を聞くことができます。
著者・山崎真理子は、骨格診断&カラーファッションアナリストとして、似合う服とはどういうものを指すのかについて、たくさんの方にアドバイスをしてきました。
恵比寿にある彼女のスタジオで行われている「骨格診断PLUS(R)&カラー:for women/for men」は、最低でも2ヶ月待たなければ診断を受けられないほどの人気だといいます。

まず最初に、「色」を味方につけよう

スタジオまで行けない人のために、今、この瞬間から、あなたを劇的に変える服の選び方について、考えてみましょう。
たかが服と思うかもしれません。
しかし、それは一国の運命を変えるほどのパワーを持っているものなのです。
1960年、ジョン・F・ケネディが大統領選でリチャード・ニクソンに勝利したのも、スーツの色が大きな決め手となったといいます。
ニクソンにリードされていたケネディは、専用のカラーリストを雇いました。テレビの討論会に備えて、若々しく力強い自分をアピールするためです。
結果はケネディに吉と出ました。明るい色のスーツを身にまとったケネディが、勝利をおさめたのです。
山崎真理子も言っています。

一流の人は「色」を味方につける、と。

( 『なぜ一流の人はみな「着こなし」にこだわるのか?』より引用)

似合う色を用途に応じて選び抜く力を持つか、持たないかで、あなたの第一印象はがらっと変わってしまいます。

次に大切なのはなんと「骨格」

色の次に大切にすべきなのは、なんと骨格だそうです。
私は今まで、色にはうるさいほうだと思っていましたが、骨格については考えたこともありませんでした。
けれども、確かに、どんなに素敵なスーツでも、サイズが合わなければ台無しです。
先だって、テレビドラマ『下町ロケット』で、吉川晃司のスーツ姿がかっこいいと評判になりました。体にぴったりと吸い付くような着こなしに、うっとりした方も多いでしょう。

再び、山崎真理子の言葉を引用しましょう。

まず、最低限、押さえていただきたい、それは「サイズ」です。

( 『なぜ一流の人はみな「着こなし」にこだわるのか?』より引用)

それぞれの持ち味、3つのタイプ

骨格診断によって、その人本来の持ち味を軸にタイプを3つに分け、それぞれのタイプによって、スタイルがアップするようなコーディネートを考えていきます。

3つのタイプはというと。

○ストレートタイプ:トラッドがもっとも似合う。
○ウェーブタイプ:ソフトカジュアルがもっとも似合う。
○ナチュラルタイプ:ラフカジュアルがもっとも似合う。

たかがファッション、されどファッション

着るもので人を判断してはいけません。
私はそう教えられて育ちました。
確かに、そういう面もあります。みすぼらしい姿をしているからつきあわないというのは、「人間としてどうよ」と、言われても仕方がありません。
けれども、たとえ安価なものであっても、自分に似合う色を知り、自分の骨格のタイプを見極めて、自分を高める服装をすることはやはり大切なことでしょう。
友達ならともかく、仕事で接する相手には、ファッションはあなたの武器となります。
恋人と会うときは、スーツを脱ぎ捨て、驚くほど落差のある服を着ていくのも素敵です。
「キミは特別な人だ」と、アピールできますから。
もちろん、そのときも、自分に似合う色、自分の骨格にあった服を選ぶようにしたいものです。

(文・三浦暁子)

なぜ一流の人はみな「着こなし」にこだわるのか?

著者:山崎真理子
出版社:すばる舎
ビジネスの場で「おしゃれ」と人から言われたら、実はビジネスマン失格です。なぜなら、「仕事」より「見栄え」優先を自ら主張していることになるからです。仕事ができる=相手に礼を尽くして安心感を与える、つまりTPOを守った上で、目立たず、けれども沈ます、そこに信頼感が生まれ、好印象へと繋がります。記憶に残るのは「ファッション」でなく、成した仕事、とするためにも基本アイテムの微差をご自身の「似合う」に合わせて好印象を作ることを優先していただければと思います。本書では、
・カラーチャートと自己診断による似合う「色」の傾向
・話題の〈骨格診断〉を自己診断で判別、似合う「味」の傾向
がわかります。この2つを組み合わせれば、季節を問わず似合うアイテムだけを選ぶ目が養われます。余計な買い物をすることなく、必要な物だけを持ちたいミニマリストの方にもピッタリです。自分自身に最も合う「色」と「味」を本書で見つけ、またたく間に「一流」に変身してください。

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