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話題に困ったときは「動物雑学」が便利

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僕は、動物にまつわる雑学が好きだ。例えば、

・レッサーパンダは食べたものをほとんど消化できないため、ほぼ原型のまま排泄する

・カモノハシの後ろ足の付け根にある蹴爪には毒がある

・リスザルは寂しいと死んでしまう

などなど。

特に何かに役立つということはないが、飲み会の席などで話題がない場合に割と便利だ。

動物ネタは『ナマケモノが見てた』で学んだ

僕が知っている動物雑学のほとんどは、とあるマンガに載っていたもの。そのマンガとは『ナマケモノが見てた』だ。

作者は村上たかし。1985年にヤングジャンプにて同作でデビュー。動物村にある動物学校を舞台にしたシュールな動物ギャグ満載のマンガだ。

僕はこのマンガが大好きで、単行本も全部買い何度も何度も読んだ。ギャグマンガだが、動物に関するウンチクはちゃんとしていた。ギャグとウンチクの区別がつかない場合もあったが、判別しやすいようにちゃんとしたウンチクには「本当」というハンコが押されていたのを覚えている。

さまざまな動物のウンチクが満載

村上たかしのど〜ぶつ笑ずかん』(村上たかし・著/学研プラス・刊)は、その村上たかし氏がマンガを手かげている動物のウンチク本だ。

『ナマケモノが見てた』もそうだが、くだらないギャグや下ネタが満載。でも、ちゃんと役に立つウンチクが載っている。

『村上たかしのど〜ぶつ笑ずかん』を読んで、へ〜と思ったものは、

・アライグマが食べ物を洗う行為は飼育されている個体だけが見せる行動。野生のアライグマは行わない

・腕を肩からぐるぐる回せるのはテナガザルから。テナガザルより原始的なサルはこれができない

・カモノハシのくちばしは見た目ほど固くなく、消しゴムくらいの柔らかさ

など。これが実際の生活に役立つ情報だとは思わないが、意外なことばかりで面白いと思う人も多いはずだ。

動物ネタは誰も傷つけないし傷つかない

動物に関するウンチクを知っていたからといって、得することはあまりない。せいぜい「お前、なんでそんなこと知ってんの?」と半笑いで言われたりするくらいだ。

ただ、天気の話や仕事の愚痴、誰かのうわさ話よりはよっぽどましだと思う。動物雑学は誰も傷つかないし、傷つけない。その上、動物の知識が増えるのだから、いいことずくめと言えるだろう。

もし、もっと会話がうまくなりたくてその手の実用書などを読んでいる人がいたら、『村上たかしのど〜ぶつ笑ずかん』を読んでみてはいかがだろうか。

時事ネタや身近なネタもいいが、「動物ネタ」も仕入れておくと、会話の幅がぐんと広がって、コミュニケーションがスムーズになるはずだ、多分……。

(文:三浦一紀)

村上たかしのど~ぶつ笑ずかん

筆者:村上たかし
出版社:学研プラス
村上たかしの動物ギャグ炸裂! 動物の写真も掲載し、動物のリアルな姿がわかり、笑いながら、動物のおかしな生態が楽しめ、わかる、学研ならではの科学的な動物コミックです。おもに哺乳類から両生類まで、一部魚類までを扱い、92種掲載しています。

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