ハウツーが満載のコラム
文字サイズを変更する

全裸で寝れば、アンチエイジング!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

いつも裸で寝ているという人がいる。実際の年齢よりも5歳は若く見えるし、肌が綺麗かつスリムで羨ましかった。ちなみに、日本では全裸睡眠をする人はほぼ0%だけれど、アメリカでは12%、イギリスでは30%もいる(国際睡眠協会調べ)。そういえばマリリン・モンローも全裸で寝ていたのだとか。もしかして裸で寝ると、アンチエイジング効果があるのではと調べてみたら、どうやらやっぱりそうらしい。

ダイエット効果

『水毒を溜めない人は美しい』(大和書房・刊)の著者・朝井麗華さんは、35歳の美人さんで、疲れている時ほど全裸で眠るという。翌日の疲れの取れ方が違うそうだ。快適な理由は身体が締め付けられないから。確かに人間は下着やパジャマのゴムで多少、血流やリンパの流れを妨げられているのかもしれない。起きたらむくんでいるという原因のひとつに、この締め付けもありそうだ。また、身体が自然と体温を調節するので、寒さは感じないという。むしろ冷え性にも効果ありというのだ。

調べてみると全裸睡眠にはダイエット効果もあるらしい。脂肪を燃焼させる褐色細胞が増えるのだそうだ。服を着て眠ると、睡眠中に必要以上に体温が高くなってしまう。確かに起きた時に汗ぐっしょりになっていて疲れている時がある。全裸睡眠だとそのようなことにはならず、体温を適切に保ち、睡眠も深くなることが分かっている。褐色細胞も体温が低いと増える傾向にある。医学ジャーナル『Diabetes』誌によると、低い温度の部屋で眠った人のほうが、高い温度の部屋の人より褐色細胞は2倍も増えたという。低い温度で寝るほうがいいだなんて、人体を超低温で保存するコールドスリープを少し思い出してしまう。

アンチエイジング効果

低い温度での睡眠は、アンチエイジング効果があるメラトニンや成長ホルモンも適正に分泌されるという。メラトニンは不眠症にも効果があるし、成長ホルモンはお肌や髪のダメージの補正をしてくれる。そして見逃せないのは、安眠すればコルチゾールというホルモンを減少させられるということ。このホルモンの数値が落ち着くと、食欲を抑え、脂肪を分解する働きがあるという(アメリカ国立睡眠財団調べ)。つまり、さらに痩せそうだ。

確かに私も、お風呂あがりに睡魔に襲われ、全裸で寝てしまったことがある。起きた時には、確かに不快感はなかったし、寝起きも良かった。朝からチャキチャキ動けていたのを覚えている。寝ている間に体温やホルモンを調整してくれる機能が備わっているだなんて、人体は本当にすごい。私たちは、もっと自分の体に自分のことを任せてみても、いいのかもしれない。

目撃者への配慮

こんなに良いことずくめなら、ぜひ夏場だけでも全裸で眠ってみたい! しかし我が家には二十歳の息子がいる。いくらなんでも彼には母親の全裸はキツいのではないだろうか。部屋から出てトイレに行くときにはガウンをまとえばいいかもしれない。けれど、不意の地震で避難する時には何か羽織る余裕などあるわけがない。息子の立場になってみると、地震の時、部屋から全裸の母親が恐ろしい形相で飛び出してくるわけで、そんな衝撃を受けたら、トラウマになりかねないだろう。

せめて、息子がサークルの合宿などで外泊する時くらいは思い切って生まれたまんまの姿で布団に潜り込んでみようかな、とたくらんではいる。でも翌朝、寝ぼけて宅配便のチャイムに全裸で応対してしまいそうで、その悲劇を思うと、迷うところだ。この本の著者の朝井さんは他にも『コーヒー浣腸』『眉毛揉み』など珍しい健康法も紹介されていて、いろいろな意味で、とても刺激的な本だった。

(文・内藤みか)

水毒を溜めない人は美しい

著者:朝井麗華
出版社:大和書房
老け顔・むくみ・肌荒れ・水太り・ネガティブ…女性の90%は「水毒」を溜めている! 「水毒」はすぐ溜まる。でも「水毒」はすぐ排出できる。「1分逆立ち」「眉毛もみ」「Tバック」「クレイデトックス」…生命エネルギーである「気・血・水」の巡りをよくして、お金をかけずに1分で「美人」をつくる方法。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事