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お腹のぜい肉を削る方法

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先日、エステ体験に行ってきた。体験なのでCD1枚ほどの値段で1時間みっちりオールハンドリンパマッサージを受けることができるのでオトクだった。このリンパマッサージは自分で自宅で続けることもできるし、そのほうが老廃物を溜め込みにくい身体になれるという。けれど、リンパには流れる方向があるので、間違えてはいけないそうだ。『エイジレス・リンパ』(片山マイコ・著/主婦の友社・刊)という本にその方法が解説されていた。

老廃物が溜まる場所

私はエステティシャンに「たくさん溜まってますね~」と呆れられた。疲れたりストレスを感じると、身体の中に老廃物がたまり、全身のあちこちにそれがゴリゴリとしたコブのようなものになって、こびり付くそうだ。最初はまさかと思ったのだけれど「ホラ、コレですよコレ!」と彼女がゴリッとしてくれたので、わかった。肋骨と肋骨の間に、何かがあるではないか。フライドチキンでいえば、骨にくっついている筋のようなものだ。

「これは……、筋ではないんですか?」「違いますよ。他の人にはこの部分はありません」。老廃物というのは、骨まわりや内臓まわりに付きやすいのだという。そして時が経てば経つほど固まり、リンパも詰まり、体温は下がり、贅肉が付きやすくなるという悪循環が起きるらしい。彼女は私の下腹部に手を伸ばし「かたっ! それに冷たい!」と驚いた。私のお腹周りだけ、温度が違うという。うそだぁと思って腕とお腹の温度を比べたら明らかにお腹のほうが低い。なるほど、冷えていたから、こんな悲しいウエストサイズになってしまったのね。

肉を削る方法

この老廃物はリンパマッサージで排泄されやすくなるという。私も女子としてリンパマッサージもどきをお風呂でしたことがある。でも素人なので、方向もよくわかっておらず、心臓のほうに向けてとりあえずこすっておけばいいかなと思っていたし、幼児の頭を撫でるくらいの強さでやっていたけれど、エステティシャンは、結構な強さで1時間流しまくってくれた。私のおなかの贅肉は、パンを作るためにこねる小麦のように揉まれていった。

『エイジレス・リンパ』では、わかりづらいマッサージの方向を、写真付きで解説してくれている。腕や脚を上向き、つまり心臓の方向に動かせばいい。けれど後頭部は真ん中から左右に割れるようにこするし、本を読んで初めて知る方向も多かった。面白かったのは、お腹のマッサージ方向で、グーのように指を丸め、シュッシュッと斜めにこすり下ろす。このマッサージは「かんな削り」というのだそうだ。実際にやってみると、本当に大工になって贅肉をそぎ取っているかのように気持ちがいい。

体内配管の洗浄

本では「ほうれい線」「ヒップライン」など、気になる部位ごとにマッサージ方法を細かく解説してくれている。リンパは全身に張り巡らされているので、全身のリンパの流れも良くしていくことも大切なのだとか。今回、骨にこびりついていたゴリゴリは、エステティシャンのがんばりで、かなり減った。リンパは自分の体の中の排水管なのかもしれない。お風呂の排水口も汚れがこびりつきやすいから、定期的に薬品を入れたりしてそれを流し落とす。リンパも同じように、定期的にマッサージして老廃物を排出していくのがいいのだろう。

帰り際、「お客様は老廃物がたまりまくってるので、一度じゃ流せませんでした」とエステティシャンに言われた。「あとどのくらい通えばいいでしょう」と聞いたら「あと50回ですね。週1で通って1年です」ときっぱり言われた。代金は数十万円。とてもムリなので、家に戻り、本を見ながらお腹の肉を手カンナで削り続けている。1-2週間ほどで効果が出るということだけれど、私の体はもう少しかかりそう。「彫刻するようなイメージで」と本でも素敵な表現がされていた。私も私のカラダを魂を込めて彫っていくことにしよう。

(文・内藤みか)

エイジレス・リンパ

著者:片山マイコ
出版社:主婦の友社
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