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“安心”は思い込み!「国産」「糖質ゼロ」の裏に隠された驚きのリスク

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スーパーに行くと、よく目に飛び込んでくる「国産」「糖質ゼロ」「無農薬」「機能性食品」などの表示がついた商品たち。こうした言葉を見て「よいもの」と思い手に取りレジへ…、という方も多いのでは?
しかし、こうした表示の科学的根拠を調べてみると何もなかったり、場合によっては体に悪影響を及ぼす恐れがあったりするのです。「なんとなく体に良さそう」といった思い込みやイメージの裏に隠された「キレイな言葉(表示)のリスク」について『PHPくらしラクーる1月増刊 本当はカラダに悪い食べもの』(『PHPくらしラク~る♪』編集部・著/PHP研究所・刊)から迫ります。

国産

「安心・安全」といったイメージで、少し高くても「国産」と表示されているものを買うという方は少なくないと思います。しかしこの「国産」という表示、実は注意が必要です。
例えば、外国の肉を日本に持ってきて焼いて味付けをした商品があったとします。原材料の肉が外国の物なのだから「外国産」になるかと思いきや、本著によるとこの場合は立派な「国産」として販売されるのだそう。外国産であっても、日本で加工されれば多くは国産表示が出来てしまうというのです。そして、さらに驚きの事実が…。

では、生の状態なら大丈夫かというとそうではありません。外国で育った牛も日本で3カ月以上育てれば国産牛になります。

(『PHPくらしラクーる1月増刊 本当はカラダに悪い食べもの』から引用)

「日本に3カ月ホームステイしたので、アメリカ人から日本人になりましたー!」そんな話が、食品界ではまかり通っているのです。さらに、小麦粉や大豆などの原料も輸入品が50%未満なら「国産」と表示できるというのだから驚きです。原産地が明示されているもの以外は、外国産もしくは混ざっている可能性があると本著では指摘しています。

糖質ゼロ

特に飲料系のCMでよく聞く「糖質ゼロ」のフレーズですが、これも要注意です。言葉のまま受けとり「体に良さそう」と思って飲み続けると大変なことになるかもしれないのです。そもそも「糖質ゼロ」という表示があっても「実はゼロではない」という事実を知っておかなくてはなりません。

糖類が100g(100ml)あたり0.5g以内なら糖質ゼロと表示してもいいことになっているのです。つまり糖質はまったくゼロではないわけですね。「糖質ゼロ」を信じて、その飲料を飲み続けたために血糖値が上がってしまった例もあります。

(『PHPくらしラクーる1月増刊 本当はカラダに悪い食べもの』から引用)

「糖質ゼロ」と表示されている商品のさらなる問題点として挙がっているのが「甘味料」です。「甘い」と脳をだますことで甘みを感じさせる甘味料の働きは、脳だけでなく他の臓器もだまします。「甘い糖が入ってきた!」と錯覚した膵臓が、多量にインスリンを分泌し糖尿病が悪化したり、そうしたインスリンの作用で内臓脂肪が蓄積したりするのです。「最近太ったからな~」と言いつつ、糖質ゼロの飲料をガブ飲みしている人は、その飲料を控えることから始めた方が良さそうです。

この他にも本著には「無農薬」や「機能性食品」のウソ・ホントなど、私たち消費者からはなかなか見えない隠れた事実がたくさん掲載されています。「だまされたくない!」「本当に体に良いものを食べたい」という方は、一読の価値ありですよ。

(文:凧家キクエ)

PHPくらしラクーる1月増刊 本当はカラダに悪い食べもの

著者:『PHPくらしラク~る♪』編集部
出版社:PHP研究所
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