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使う言葉と言い方に気を付けるだけで運気が上がる

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舛添都知事の炎上が止まらない。強気な口調での「政治家はトップリーダー」発言が飛び出した4月28日の定例会見以来、発言のトーンが下がり、お辞儀の角度が深くなり、時間も長くなり続けていた。その過程で、今度は「第三者」「厳しい」「精査」という単語の組み合わせが、数えるのもめんどうくさくなるくらい連発された。6月6日にはその〝第三者〟である弁護士が二人出席した会見が行われたが、「政治資金を支出したことをもって不適切とも言えないし、もちろん違法とも言えないという結論」というなんとも歯切れの悪いもの言いが目立った。

最初は同情してたのに

都知事っていう仕事が激務なのは、筆者も容易に想像できる。自宅のお風呂で足が伸ばせないなら、別荘のお風呂でゆっくりするくらい問題ないんじゃない? 最初はそう思っていた。
「香港のトップが二流のホテルに泊まりますか? 恥ずかしいでしょ?」
まあ、そう言われりゃそうだろう。
「公用車のドライバーは公務員だから、守秘義務があり、しょっちゅうやりとりしている電話の内容が公になることもない」
これも、もっともだ。
でも、時間の経過と共に、ちょっと違う感じの金遣いの事実が次々と明らかになった。 それにしても、大変なのは都庁職員のみなさんだ。1本1時間平均のクレーム電話の対応で、本来の業務ができない状態が続いているという。

〝やってはいけない〟謝罪会見

2006年1月、某有名チェーンホテルの1店舗で設備の違法改築が発覚して問題になった時、社長が謝罪会見をしたのだが、この人の言葉遣いがいかにもチャラかった。
「使わないもんはいいんじゃないの?」
「時速60キロ制限の道路を67~68キロで走ってもまあいっか、くらいに考えてた」
社長、かなりいいかげんな性格だった。でも、法令違反の謝罪会見という席上、ここまでリラックスしたトーンはまずかった。
1週間ほど後に開かれた謝罪会見パート2では、涙を浮かべながらお詫びの言葉を述べた。
「本当にていたらくな自分だったと思います」
そして今度は、言葉の使い方をとらえられて噛みつかれた。当時の記事の共通した論調はこんな感じだ。

〝ていたらくという言葉は、そういう状態であるということを意味するものであり、言葉を変えれば、ありさまとか様子である。だから、自分の非を認める使い方として「ていたらくな自分」という言い方はありえない〟

あー、墓穴を掘った。最初の会見ではものの言い方、そして2回目の会見では言葉の使い方を見事なまでに誤った事実をピンポイントに指摘され、謝罪そのものがぼやけちゃった。

言葉の響き

舛添知事の会見は、現在進行形で続いている。定例会見というお約束がある限り仕方ないし、疑惑について触れないわけにもいかない。6月1日の所信表明演説の冒頭でも疑惑に触れていたが、終了後、記者団の前を通りすぎる時に「ひと言よろしいです?」と問いかけられ、「所信表明でしっかり述べたので、これ以上お話しすることはありません」と答えた。 疑惑発覚後最初の会見でのお詫びの言い方といい、この時の対応といい、カチンと来る人はたくさんいたようだ。
響(ひびき)というお笑いコンビをご存じだろうか。ボケの長友光弘さんがコントで演じるキャラ〝ミツコ〟が自分の過ちをじりじり追い込まれ、ふてくされて「どうもさーせんしたっ!!」と言ってオチ、というくだりがある。
舛添知事も5月13日の会見でお詫びの言葉を度々口にしていたが、今思えばこの時からすでに「どうもさーせんしたっ!!」的な響きが感じられなくもない。

言霊を意識する

思ってても言うべきじゃないこととか、言い方を考えなきゃいけないこととかには、やっぱり気を配るほうがいいに決まっている。都知事と自分の立場を比ぶべくもないが、筆者も時々奥さんの「~しようかな?」という言葉に「あっそー。そうすれば?」みたいな感じの返しをしてしまうことがある。そして、怒らせてしまう。空気も悪くなる。だから、いつも反省する。
夫婦の間でもこうなんだから、1300万人以上の都民を相手にする発言――特に言葉の響き――にはものすごく気を配るべきだ。今回の問題の核は、結局言葉の響きなんじゃないかと思う。響きを含め、自分が発する言葉には言霊が宿っているからだ。やっぱり言い方なのだ。
そして、自分が使う言葉やものの言い方で運にまで影響が出るとしたら、気にせずにはいられない。

話し方で運気が上下する

『斎藤一人 運のいい人、悪い人の話し方』 (舛岡はなゑ・著/PHP研究所・刊)は、〝天国言葉〟と〝地獄言葉〟というわかりやすいグループ分けによって言葉と運気の関係をつまびらかにしていく一冊だ。
さまざまなシチュエーション別に言葉が紹介されていて、ともすれば使ってしまいがちな地獄言葉や、ものごとをうまくいかせるための天国言葉がイラストと共にわかりやすく伝えられる。この本のテーマは、〝幸せなお金持ち〟斎藤一人さんの次の言葉に集約される。

「日本は古来より、言霊の国。言葉には不思議な力がある。悪い言葉を使えば悪いことが起き、いい言葉を使えばいいことが起きる。生き方のウマい人は、言葉の使い方がウマい」

そんなに難しいことではないのかもしれない。でも、筆者と同じく「できていないな」と思う人は、読んでみてください。次々といいことが起きるかどうかはわからない。でも、自分の内側で何かが変わるのを感じられるかも。

(文:宇佐和通)

斎藤一人 運のいい人、悪い人の話し方

著者:舛岡はなゑ
出版社:PHP研究所
幸せなお金持ち・斎藤一人さん直伝の、言葉の法則。「日本は古来より、言霊の国。言葉には、不思議な力がある。悪い言葉を使えば悪いことが起き、いい言葉を使えばいいことが起きる。生き方のウマい人は、言葉の使い方がウマい」――斎藤一人。
本書では、使うと運も人間関係もよくなる「天国言葉」、運も人間関係も悪くなる「地獄言葉」を中心に、なぜか人生がうまくいっている人の「言葉の使い方」を解説します。

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