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タコの足は8本ではない!? 魚介類のちょっとした雑学

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日常よく口にしている魚介類ですが、意外と勘違いしていたり、知らない事実がありました。ちょっとだけネタの引出しが増える、雑学をご紹介します。

タコには、腕が6本あった!

タコの足は何本でしょうか? 「8本!」と自信をもって答える人は多いと思いますが、それはなんと間違い。8本のうち脚は2本で、あとの6本は腕なのだとか。また、私たちが頭と思っている円頂部は胴体なのです。だから、イラストやキャラクターなどでもよく見るタコの鉢巻きは、実は腹巻きのようです。

またタコは気持ちによって体の色が変化するそうで、普段海底を散歩している、落ち着いた精神状態のときは薄茶色。ところが天敵のウツボを発見し、気が動点するとたちまち赤に変化! そして、ようやく逃げおおせると灰色になるとのこと。

日本では明石や久里浜などが有名な産地ですが、タコ焼きなどには茹でてもやわらかいアフリカ産のマダコがよく使われているよう。ところがアフリカでは、日本人の大量の輸出により資源が枯渇し休漁を余儀なくされた、なんてことも。

アサリの“若さ”を見分ける方法がある

アサリも4~6月が美味しい時期で、今がまさに旬。そんなアサリは、貝殻の模様で若さを見分けることができるようです。

アサリの貝殻の模様は、放射状や幾何学的などさまざまありますが、歳をとった貝はその模様が不鮮明になるそう。そのためアサリを選ぶときは、模様が鮮明なものを選ぶのが◎。また、ぬめりがあり、塩水に入れると勢いよく水を噴射するものがオススメ。

北海道から沖縄まで全国的に分布しているアサリ。どこの干潟をあさってもとれることから、「アサリ」という名前が付いたのだとか。

スルメイカは、スルメの一番手になれない

スルメイカ、ヤリイカ、ホタルイカ、アオリイカ……と、日本産だけでも約80種類のイカがいるそうですが、その中で、イカ好きの日本人にもっとも愛されて消費されているのがスルメイカ。
乾物の“スルメ”の最高級を一番スルメと言いますが、当然、スルメイカこそが高級品の座を得られると想像します。ところが、そうではないようです。一番スルメになれるのは、ケンサキイカやヤリイカ。なんとスルメイカはその次品で、二番スルメどまりなのだと…。

いつも口にはしていますが、知らないことも多い海の生き物たち。『築地魚河岸卸直伝 おいしい魚の目利きと食べ方』(生田與克・著/PHP研究所)で、選び方のコツや美味しい食べ方、ちょっとした雑学を知ると、魚介類をもっと美味しく楽しくいただけそうです。

 

(文・カキヌマヨウコ)

築地魚河岸仲卸直伝 おいしい魚の目利きと食べ方

著者:生田與克
出版社:PHP研究所
プロが教える究極の魚事典! 毎日見る魚からちょっとめずらしい魚まで、おいしい魚の旬・特徴・食べ方がよくわかる。魚の焼き方・煮方・揚げ方のコツや、基本の魚のさばき方、知らなかった魚の雑学まで完全網羅! きっと、今よりもっともっとおいしく魚を食べることができます。もっと魚を知って、楽しめる一冊です。

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