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自分だけのほっとできる場所、ありますか?

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仕事が忙しくなると、なんとなくイライラしてしまう。家にこもって原稿を書いてばかりいるときは、外に出て気分転換をしたくなるし、取材や打ち合わせが重なって移動が続くと、どこかで一休みしたくなる。

探しているときほど見つからない

僕は、取材や打ち合わせ、デジカメのレビュー用作例撮影で都内をぐるぐる回ることがある。朝から夜まで、移動と用事を繰り返していると、どこかで休憩をしたくなる。

そんなときに立ち寄るのが、喫茶店だ。ほんの15分程度だが、コーヒーを飲んでいると、少しだけ気分がリフレッシュできる。

しかし不思議なもので、どこかで一休みしたいというときに限って、適当な喫茶店が見つからなことが多い。

そういうとき、ちょっとした一休みスポットを知っていれば。そう思うことがしばしばある。

東京駅にある「隠れ」休憩スペース

ホッとする場所』(リベラルタイム出版社・著/リベルタイム出版社・刊)は、都内の一休みできる「ホッとする」場所を紹介している雑誌だ。屋内だけではなく、屋外のスポットも紹介されている。

1時間300円で利用できる、施設の充実した東京駅そばの休憩スポット「東京VIPラウンジ」や、銀座のど真ん中にある無料の休憩スポット「ファンケル銀座スクエア」などは、これまでまったく知らなかった。

特に前者は、漫画喫茶や時間貸しのオフィスの代わりとしてもかなり使える。運営は高速バスを運営する平成エンタープライズ。なぜ、高速バスの会社がこのようなスペースを運営しているのだろうか。

「もともとは弊社のVIPライナーという高速バスを利用される方の待合室で、高速バスを利用される方は夜間の遅い時間帯か、早朝がほとんどだったので、それなら空いた時間に一般のお客様に来て頂こう、ということで始めたのがきっかけです」

(『ホッとする場所』より引用)

設備としては、コーヒーや紅茶は飲み放題、パソコン、無線LAN、ドライヤー、アイロンなどの無料利用、そのほか1000冊に及ぶ漫画がある。

これが1時間300円なのだから、喫茶店よりも遥かにリーズナブルといえるだろう。

池袋西武の屋上がかなり変わっていた

また、本書を読んでいてびっくりしたのが、西武池袋本店の屋上だ。

僕は数年前まで、金魚に凝っていた。最大9本の水槽で、30匹以上の金魚を飼育し、卵を孵していたりもした。その当時、都内の主要アクアリムショップを巡っていたのだが、池袋西武の屋上にあるショップは、お気に入りの店のひとつだった。

確か数年前までは、うどん屋とアクアリウムショップがあるだけの殺風景な屋上だったように思う。それがどうだろう。今は「食と緑の空中庭園」という名前になり、とてもきれいになっているではないか!

いまでは平日に五千人、休日には一万人が訪れる人気のスポットに。以前は見られなかった二、三十代の若い女性を中心に、カップルやファミリー、高齢の夫婦等といった幅広い層に親しまれている。

(『ホッとする場所』より引用)

特に、ショップ系が充実。前述の2店舗のほか、フードコートや遊歩道、子供用の遊具施設など、とても充実している。

あの、ちょっとさびれた感じも風情があってよかったが、きれいになった西武池袋屋上にも興味がある。今度行ってみよう。

知っているだけでも少し気持ちが軽くなる

この本を見ていると、行ってみたい場所がいくつかあった。駒場東大駅にある「旧前田家本邸」や駒込駅にある「六義園」などは、近々撮影しに行きたい。

こう考えると、僕は今まで、いったい何を見てきたのだろうか。ただ目的の場所に行くだけ。移動だけしかしていなかった。撮影する場所も、行きやすいからという理由だけで選んでいたように思う。

都内だけでも、こんなにすばらしいスポットがあるということがわかっただけでも、この本を読んだ価値がある。

ちょっと疲れたとき、一息できる場所をいくつか知っているだけで、少し気分が軽くなった気がする。さて、これから撮影に行ってきましょうか。

(文:三浦一紀)

ホッとする場所

著者:リベラルタイム出版社
出版社:リベラルタイム出版社
サラリーマンやOLといった会社人から、買い物客や観光客等、大勢の人で賑わう東京。その一方で、仕事や遊びに疲れた人達が、ホッと一息できる所が少なくなってきている。そんな寛ぎを求めている人達に、緑に囲まれた「公園」や、かわいい動物と遊べる「猫カフェ」「うさぎカフェ」。その他にも、あまり知られていない「身近にある寛ぎの場所」を紹介!

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