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新常識! 野菜は“生のまま冷凍”でもっと美味しくなる

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野菜を買ってもつい使い切れず、無駄にしてしまうことは少なくありません。
そんなときに便利なのが冷凍保存。
「冷凍すると味も栄養も落ちるのでは……」と思ってしまいますが、野菜を生のまま冷凍して上手に活用すれば、むしろ食感がよくなったり、旨みが増して美味しくなるんです!

 冷凍すれば、美味しさ、栄養、調理の効率もアップ!

冷凍保存のメリットは、「長期保存する」ことだけでありません!
生のまま冷凍 凍ったまま調理 フリージング野菜レシピ』(金丸絵里加・著/学研プラス・刊)によると、野菜を生のまま冷凍&凍ったまま調理することで、次のようなメリットもあるそう。
●冷凍することで細胞組織が壊れ、それにより旨みや甘みがアップする!
●火の通りや味の染み込みもよくなるため、炒めものは手早く、時間のかかる煮物も時短に。
●調理する際は、野菜から出る水分で焦げつきにくくなるため油も少量でOK!なので、ヘルシー。
●買ってきた野菜はそのまま保存すると乾燥や酸化が進んでしまいますが、冷凍をすれば野菜の鮮度も栄養価もキープできる。

さらには野菜によっては食感がよくなったり、皮むきやアク抜きが簡単になるものもあります。また、小松菜などは加熱せずそのまま食べられるようになるため、調理の手間も省けます。

このように冷凍することで、経済的で時短、ヘルシー、鮮度&栄養価キープ。そして旨みもアップ!と、いいことずくめなのです。

フリージング野菜を美味しくいただく、基本ルール

では、どのように冷凍保存をすればいいのでしょうか。美味しく保存するためには、少しだけルールがあるようです。

①下準備をしっかりとする
野菜を洗ったら、キッチンペーパーで水けをきちんとふく⇒使いやすい大きさにカット⇒使いやすい分量で冷凍用保存袋に入れる⇒空気を抜きながら保存袋の口を締め、なるべく平にして冷凍庫へ。

②新鮮なうちに冷凍をする
野菜はどんどん鮮度が落ちてしまいます。買ってきたら、早めに冷凍を。

③2~3週間で使い切る
もちろん、常温や冷蔵保存よりも長持ちしますが、早く使ったほうがベター。

④再び冷凍はしない!
解凍した際に出た水分は戻りません。なので、再び凍らせると食感や味が悪くなってしまいます。

 冷凍野菜で、料理の腕前もアップ!

いつもある定番の野菜も、冷凍保存すればもっと美味しく、もっと幅広く使えそうです! 保存や使い方のコツをチェックしてみましょう。

<トマト>
トマトは切らずに、丸ごと保存することもできます。よく洗ってヘタをくり抜くように取ったら、そのまま保存袋へ!
冷凍したトマトは水につけて軽く指でこするだけで、皮がつるん。湯向きするよりも皮むきが簡単です!
半解凍でサラダに入れたり、すりおろしてシャーベットにしていただくなどもオススメ。調理のバリエーションも広がります!

<じゃがいも>
すぐ芽が出てしまうじゃがいも。冷凍はダメ!と思われがちな野菜なのですが、そんなことはありません。皮をむいて水にさらしアクが抜けたら、ペーパータオルなどで水気を取りそのまま保存袋に入れて冷凍を。
冷凍したじゃがいもは、フライにぴったり! 冷凍することで水分が抜けるため、ベタッとすることなく、外はカリカリ&中はホクホクの食感に。

<きゅうり>
水分の多いきゅうりは、冷凍することで水分が抜けて、生よりもしっかりした歯ごたえになります。少し厚めの斜め切にして冷凍保存したものを、中華やエスニック料理の炒めものに使うと◎。食感がアクセントになって美味しくいただけます!

<小松菜>
アクやクセが少ない小松菜は、冷凍すれば下茹でしなくてもOK。解凍後、水をしぼるだけでおひたしや和え物に活用できます。茹でない分、栄養価もキープ。

他にもキャベツ、にんじん、たまねぎ、きのこ、大根、なす……。身近なほとんどの野菜は冷蔵保存で美味しさアップ。今、自宅で常温や冷蔵保存をしている野菜があれば、今すぐ冷凍保存がオススメです!

 

(文・カキヌマヨウコ)

生のまま冷凍 凍ったまま調理 フリージング野菜レシピ

著者:金丸絵里加
出版社:学研プラス
野菜を生のまま冷凍すると繊維がこわれて水分が抜けるという性質を逆手にとり、短時間で野菜のうまみを引き出せるレシピを提案。そのまま冷凍するだけだから、めんどうな下準備は不要。おいしさも栄養価もアップして、しかも凍ったまま使えるから調理時短に!

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