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夫への愛情激減!「産後クライシス」を乗り越える3か条

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間もなく1歳になる息子を育てている自分も含め、子持ちの知人が口を開けば出てくる「夫にイライラする」という言葉。このイライラは、産後のホルモンバランスの崩れや、授乳による不規則な生活での疲れなどが原因で起こる、いわば産後女性の生理現象みたいなものです。しかし「このイライラが増幅・長期化してしまう鍵が”夫”なのでは?」と思うのです。

最近では、産後2年以内に夫婦間の愛情が急激に冷める現象を指す「産後クライシス」という言葉もチラホラ聞きます。夫へのイライラが引き金で、産後クライシスになり離婚を迎えてしまうというのは、これから出産を控える女性や乳幼児を育てている女性にとって他人事ではありません。そんな悲しい結末を迎えないためにどうすべきか『夫イクメン化計画奮闘日記』(関根尚・著/学研プラス・刊)を片手に考察してみました。

夫への言い方・伝え方は柔らかくすべし

出産から半年も経たない時期の、とある1コマ。
「子どもが寝たら皿洗いして、洗濯して…あ!お風呂掃除もしなきゃ」と、次々とこなさなければならない家事や育児のタスクを、子どもにミルクをあげつつ頭に浮かべている妻。横では寝そべりながらずっとスマホをいじっている夫…。そんな夫の姿は妻にはこう映るのです。

夫はただ、今までと同じように生活しているだけなのですが、妻の目にはその行動は「親になった自覚がない」と映ってしまうのです。

(『夫イクメン化計画奮闘日記』から引用)

そうなんです。子どもが生まれる前は気にも止めていなかった夫の言動が、出産を境に気になること気になること…。妻としては「こっちが育児で手が離せない時くらい、皿洗いとかササッとやってくれてもいいのに!」と、夫の察する能力のなさや、自分が描いている理想と現実のギャップにイライラ…。そして、いらだちを抑えられず「ちょっと皿ぐらい洗ってよ‼︎」と語尾強めの言葉を言い放ち、夫をムッとさせてしまうという悪い流れを作り出してしまうのです。

私の経験上、これから育児をする女性に言いたいのは「察してほしい気持ちは捨てましょう」ということです。自分の要求をはっきり伝えることは協力して育児をする上で不可欠なこと。(中略)ここで重要なのが伝え方。丸い卵も切りようで四角、あくまで柔らかい言い方をこころがけなくてはいけません。

(『夫イクメン化計画奮闘日記』から引用)

上記の「ちょっと皿ぐらい洗ってよ‼︎」を著者にならって柔らかい言い方に変換すると「今、手が離せなくて…。皿洗いお願いしてもいいかな?ゆっくりしてるところゴメンね」というような具合でしょうか。「なんでこっちが下手にまわってお願いしなきゃなんないの‼︎」と思っても、自分は女優だと言い聞かせて演じきるのが大事だと著者はいっています。

結婚当初の思い出グッズを手に取るべし

夫へのイライラがたまると「なんでこんな人と結婚したんだろう…」なんて思いも頭をかすめがち。そんな時は「初心」を思い出すことが大切です。

夫にイライラしてしまった時、結婚当初の気持ちを思い出すようにしています。そして「私なんかと結婚してくれてありがとう」とつぶやいてみます。結婚しなけりゃよかった! なんて思ってはいけません。自分はそんなに上等な人間なのか?と自問してみましょう。

(『夫イクメン化計画奮闘日記』から引用)

私自身、夫にイラついた時に上記の方法を実践してみました。ただ、子育て中心の生活にどっぷり浸かっているためか「結婚当初」の事がなかなかパッと思い出せず、結婚式での映像などを数年ぶりに見てみることに…。すると、著者と同様「こんな私を嫁にもらってくれたんだよな~。もっと感謝しなきゃな~」という気持ちがわきました。手に取るのが気恥ずかしいかもしれませんが、夫にイライラした時は「結婚当初の写真や動画など思い出グッズを見返す」がオススメです!

「産後イライラした時」について夫婦で話し合っておくべし

出産を終えた女性は体力も気力も戻っていないボロボロなコンディションの中、育児が始まります。人によって程度の差こそあれ「産後は情緒不安定になったり、イラついたりすることがある」ことを出産前にしっかり夫に伝えておくのがよいと思います。また、「⚪︎⚪︎のDVDを見る」「スイーツを食べに出かける」など、お互いにイラついた時のストレス発散法を決めておくのも良いかもしれません。

それでも「産後どんな状態になるのか不安」という方や、今まさに「産後クライシスかも…」という方は『夫イクメン化計画奮闘日記』を夫婦で読むことをオススメします。コミックエッセイで読みやすいですし「夫のモタモタした赤子の世話」「寝続ける夫」など、産後のあるあるがてんこもり!
「イライラしているのは自分だけじゃない!」と思え、きっとストレス解消になりますよ。

(文:凧家キクエ)

夫イクメン化計画奮闘日記

著者:関根尚
出版社:学研プラス
漫画家、関根尚が妊娠!「夫をイクメンにする漫画を描こう」と思い立つも、夫はとんでもないダメ男。妻の陣痛中に歯医者に行くわ、ある日会社を辞めてくるわ…本当にイクメンにできるのか? 育児&夫婦仲改善に役立つコラム満載の爆笑育児コミックエッセイ。

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