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勝てない「眠気」をコントロールするには1分あればいい

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暖かくなってきましたね。「春眠暁を覚えず」と言ったりしますが、やはりポカポカしてくると眠くなってしまうものです。

特にお昼ご飯を食べた後などは、眠くなりますね。会社員の方などは、午後の仕事中、眠気との戦いを日々繰り広げていることでしょう。

極度の不眠症時代

僕は、今でこそ暇があれば寝ている人間なのですが、大学生の頃にものすごく眠れない時期がありました。とにかく寝付きが悪く、深夜0時くらいにはベッドに入るものの、寝付くのが5時とか。そして、7時には起きて大学に行き、アルバイトに行き、帰ってきてまた眠れず、明け方に……。若かったこともあり、「眠れないなら眠れないでいいや」と開き直っていたためか、あまり眠さを感じませんでした。

母親の助言「人間は眠かったら勝手に寝る」

そんなある日、母親に相談しました。「最近寝付き悪くて眠れないんだよね」と。そのときの母親の助言は、

「人間、眠くなったら勝手に寝るから、眠くなかったら起きてればいい」

というものでした。

多分、当時「眠らなければ」という一種の強迫観念のようなものに支配されていたのかもしれません。母親のこの助言を聞いてからは、あまり睡眠というものに対して神経質になることはなくなり、いつの間にか普通に眠れるようになっていました。

この言葉がなければ、ずっと寝付きの悪さを引きずっていたかもしれません。

1分の仮眠でリフレッシュできる

脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』(坪田聡・著/すばる舎・刊)の著者は、日本睡眠学会に所属する医師。その著者が、「1分の仮眠で人生が変わる」と言っています。仮眠は20分が最適。それ以上寝てしまうと、体が本格的に睡眠モードに入ってしまい、逆に眠くなるのだとか。そして、20分の仮眠時間が取れない場合には、1分でもいいと語っています。

 忙しくてなかなか仮眠の時間が取れない方でも、1分だけなら目をつぶることはできるでしょう。もちろん、もっとまとまった時間が取れるのであれば、3分でも、5分でもかまいません。

『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』より引用

目をつぶることで脳への視覚情報をシャットアウトし、睡眠と同じように脳を休憩させる効果があるということです。

確かに、仕事をしていて疲れてくると、思わず目を閉じます。つまりあれは、仮眠のようなものなのです。疲れた、眠いと思ったら、こまめに目を閉じる。これでかなり眠気は抑えられるそう。

そういえば、やはり母親が言っていたことがあります。

「眠くなければ、ただ目をつぶって横になってるだけでもいい」

うちの母親、日本睡眠学会の会員だったのでしょうか?

仮眠時の正しい姿勢とは

さて、仮眠というのは本格的な睡眠とは違うため、いつも横になれるとは限りません。著者がオススメする仮眠の姿勢は「座ったまま」ということ。

体を横にすると、仮眠よりも深い眠りについてしまい、起きてから覚醒するまでの時間が長くなってしまうのだそう。気がついたら1時間寝てた、なんてことにならないためにも、座ったままの姿勢がよいそうです。

もちろん、毎日の睡眠時間(7時間ほど)はきちんと取ることが基本。それでも、日中に眠くなるのは人間誰しもあることなので、そこを1分仮眠法で乗り切ろうというわけです。

僕、最近は眠くなるとすぐにベッドで眠ってしまい、3時間くらい経ってしまうことも増えています。寝すぎです。

これからは、1分仮眠法を取り入れて、いつでもすっきりシャッキリして、この原稿をもっと早く上げるように努力します!(できるだけ)

(文:三浦一紀)

脳も体も冴えわたる 1分仮眠法

著者:坪田聡
出版社:すばる舎
寝不足でウトウトして「使えない時間」が、脳も体もシャープな「質の高い時間」に変わる!――仕事、勉強、職場の付き合い、家事・育児など、何かと忙しい今の時代、満足な睡眠を取れず、日中眠くてたまらない!という人も多いでしょう。本書では、そんな「手ごわい眠気」をコントロールする技術を、テレビ東京系『たけしのニッポンのミカタ!』などメディアが注目する現役ドクターが、科学的見地から教えます!

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