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いつも使っているその言葉。間違っているかも!? 

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仕事を円滑に進めるためにも、人に不快な印象を与えないためにもマナーは大切です。
新社会人としての生活をスタートした人も多い、この季節。心得ておきたいマナーの基本を『新版 一生使える、美しい女性のマナー』(篠田弥寿子・ 著/PHP研究所・刊)から、ピックピックアップしてみます。私たちが日常生活の中で何気なく使っている言葉や行動が、実は間違っているかも!?

実は間違い? 誤用しやすい日本語

言葉づかいは印象の決め手ですから正しく使いたいもの。ですが、普段よく使う言葉の中には、本来とは異なる使い方をしてしまっていることもよくあるようです。次のような使い方に、心当たりはありませんか?

×「とんでもございません」
〇「とんでもないことでございます」
この間違えは、よく聞くのではないでしょうか? 「とんでもない」は、これでひとつの言葉。語尾の「ない」だけを変えるのはNG。

×「よろしかったでしょうか」
〇「よろしいでしょうか」
今確認していることに対して過去形で「~したでしょうか」というのは、間違い。

×「ぜんぜん大丈夫」
〇「ぜんぜん問題ないよ」
「ぜんぜん」は、打ち消しの言葉を伴って使うのが正解。「ぜんぜん大丈夫」という言葉はよく耳にしますが本来はNG。

×「すごくいいですね」
〇「とてもいいですね」
「すごく」は本来、悪いことに使う言葉。「いいですね」という褒め言葉には「とても」を使うのがよいそうです。

×「私では役不足で」
〇「私の力不足で」
「役不足」は与えらえた役がその人の実力よりも軽いこと。「力不足」は「実力」が足りないことをあらわします。

また、日本語はたった一文字で相手に誤解を与えてしまうこともあります。例えば「今日もきれいね」と「今日はきれいね」では、どうでしょうか。「今日も~」と言われれば気分がいいですが、「今日は~」の場合は“いつもは違う”という意味がして、不快な気分もします。このように一言違うだけでも、誤解を与えてしまいかねないそうです。

初対面だからこそ大切。正しい名刺交換の仕方

名刺交換は初対面同士の行事。だからこそ、このときに与える印象は大切です。普段何気なくしている名刺交換ですが、正しい渡し方、受け取り方を見直してみましょう。

渡すときは
①立ち上がる。
②相手に名刺の正面を向けてして持ち、胸の高さで差し出す。
③相手の目を見て、あいさつをして会釈をしながら名刺を渡す。
④名刺を渡したあと再び、会釈をする。

受け取るときは
①「ちょうだいします」と言って会釈をし、両手で受け取る。
②相手の名前を確認。名刺をずっと見続けず顔を上げて相手と簡単に会話をするとよい。

というのが、正しい方法。いつもの受け渡し方と比べて、どうでしょうか。

また、名刺入れを持ったまま、それをお盆のように使って交換をするのが正解とのこと。名刺入れの上に置いた自分の名刺を、相手の名刺入れの上に渡します。そして、相手の名刺は自分の名刺入れにのせて。
また、名刺は両手で受け取るのが基本。同時に差し出したときは、片手で受け取ります。相手がこちらの名刺を受け取ってから、空いた手を名刺に添えるのが正しい方法。

いつの間にか、間違った言葉や行動が定着してしまっていることも。ぜひ、見直してみて。

 (文・カキヌマヨウコ)

新版 一生使える、美しい女性のマナー

著者:篠田弥寿子
出版社:PHP研究所
本書は、一般的なマナーに加え、ワンランクアップした品のよい立ち居ふるまいや教養、話し方を身に着けて、本物の美しさを追求するためのお手伝いをします。要所要所では「マナー短歌」を使って、ポイントをわかりやすく解説しています。本書を通し、上品な生き方や表現の仕方を知り、品格ある自信に満ちた生き方を磨くことができるように願っています。

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