ハウツーが満載のコラム
文字サイズを変更する

糖質制限より糖質調整

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

1か月に1キロ痩せる。今年の正月にそんな目標を立てた。最初の1か月は楽勝で、少しご飯の量を控えめにして散歩の距離を伸ばしたら達成できた。しかし2か月目は全く体重計の針が動かなかった。調べてみるとどうも自分は糖質過多のようだ。でもそもそもどうして糖質を摂ってはいけないのだろう?

糖質はなぜ太るのか

糖質とは何かというと、食品に含まれている炭水化物から食物繊維を抜いたもの。糖分といっても砂糖のように甘くはない。糖質を多く含むのは米や小麦粉、それから芋類。これらを摂りすぎると、太る。適正量ならばエネルギーとして肝臓や筋肉に貯めておけるのだけど、適正量以上が入るとそれは脂肪となってしまうからだ。

私は今、娘を出産した際の臨月の体重と同じである。おかしい。お腹にもう赤ん坊はいないのになぜ臨月の体重のままなのだろう。そして私のお腹はぽっこり出ている。つまりこの私のお腹には赤ん坊分の脂肪が蓄えられているに違いない。太った原因はわかっている。何年か前、メロンパンにハマってしまい、毎日おやつに食べていた。あれは後で調べたら500カロリーもした。それからご飯はおかわりしていたし、ポテトサラダもよく作る。どう考えても糖質太りなのである。

どうすれば糖質は減らせるか

糖質で太ったのだから糖質を抜けばいい。話は単純だ。メロンパンはもう食べていないし、ごはんのおかわりも辛かったけれど 我慢できるようになった 。ポテトサラダの代わりにコールスローサラダを食べるようにもなった。しかし減らない。一体何がいけないのだ。ということで『目で見る食品糖質量ハンドブック』(小田原雅人・監修/学研プラス・刊)を開いた。これは主食やおかずだけでなく、お菓子やドリンク、お酒の糖質量までもが写真付きで記されている。でも一番私の目を引いたのは、1日の適正糖質量計算式が載っていたことだ。

ここで私の1日の適正糖質量は130グラムであることが、初めて判明した。そしてメロンパンの糖質は64.9グラム。なんと私はこのメロンパンで1日の半分の糖質を摂取していたのだ。ああ、なにも知らずに頬張っていたあの頃の自分に言ってやりたい。体重が増えて着られる服も少なくなるからやめときな って。しかしもう遅い。夜ごはんの茶碗1杯の糖質は55.3グラム。おかわりしたら110.6グラム。ここでもう1日の糖質量オーバーではないか。さらにここにポテトサラダ12.9グラムと朝食のトースト2枚の53.2グラムとお昼のパスタが69.5グラム(えっパスタってこんなに多いの!?)。ここで既に311.1グラム。適正量の2.3倍の糖質だったのかと慄然とした。ついでに言えば忙しい時に頼っていた生姜焼き弁当が114.1グラムだったのもせつない現実だった。

糖質を調整しよう

これに懲りて本を見ながら糖質量の調整をした。朝食は鉄分入りの栄養補助食材を食べてそれが20グラム、お昼は紀文の糖質0グラムパスタにしたので、具やソースを入れても10グラム以下、そして夜は ごはんを1杯に抑え、それが55.3グラムとおかずは鍋物と野菜サラダが多いので大体20グラム以下。これにおやつのクラッカーかおせんべいの20グラムを入れて125.3グラム! 結構簡単に適正糖質量に調整できてしまった。

しかし適正糖質量になったからといって、体重が減るわけではない。増えなくなっただけだ。ここから先は、運動量を増やすなどしてぜい肉を減らしていかなくてはならないだろう。糖質を完全にオフして一時的に痩せても、元の食生活に戻せば体重は増えてしまう。継続的に運動していくしかないようだ。仕方なくジムに戻り、軽い筋トレとエアロビから始めることにした。冬の間、寒くてサボっていたので、体重だって減るわけはなかったのだ。

どうやらあまり食事量を減らさなくてもやっていけそうだけれど、辛いのは、やはりおやつ。どうしても甘いパンが食べたくなったらローソンの低糖質パンを利用している。「ブランのパンケーキ」はボリュームがあるのに糖質は6.4グラムなのだ。この本にも糖質量を抑えたおやつが豊富に紹介されているから色々試してみたい。ちなみにこの本には1日100グラムは糖質を摂ろうと書かれている。糖質を制限しすぎると、頭がボーっとして脳がうまく働かなくなる危険があるらしい。これなら余りガマンしすぎることもないし、今月はムリなく1キロ痩せられるはずだ!

(文・内藤みか)

目で見る食品糖質量ハンドブック

監修:小田原雅人
出版社:学研プラス
おなじみの食材から、定番料理、コンビニ、スーパーなどで買える市販品など1200点の食品データを紹介。糖質量はもちろん、カロリー、塩分、たんぱく質、脂質量もひと目でわかるので、ダイエットや生活習慣病改善に役立つ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事