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知ってる? 生き物の“正しい”持ち方

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カブトムシ。大人も子どもも大好きな昆虫です。黒光りする堅牢なボディに立派なツノ。最近では、海外のやけに立派なカブトムシも輸入されるようになり、いろいろなバリエーションを楽しめるようになりました。

男の子なら、一生のうちに一度や二度、カブトムシを飼ったことがあるのではないでしょうか。

カブトムシ、どこを持つ?

カブトムシを飼育した経験のある方、または昆虫採集で捕まえたことがある方は、カブトムシをどうやって持つでしょうか。僕は、身体の側面を親指と人差指で掴むようにしていました。

カブトムシは身体が硬いので、この持ち方がなんとなく正しいと思っていました。

しかし、どうやら違うようなのです。『生きものの持ちかた』(松橋利光・著/大和書房・刊)によると、カブトムシは小さなツノを掴んで持つのが正しいようです。どうやら、身体の側面をつまむのは、滑ることがあるのであまりオススメではないとのこと。

また、大きなツノもあまりオススメではないようです。

大きなツノは一見持ちやすそうだけど、稼働するので不向き!

(『生きものの持ちかた』より引用)

なるほど。大きなツノは上下に動いたりするので、あまり安定しないんですね。ちなみに、メスはツノがないので、身体の側面をつまむように持つようです。

珍しい生き物の持ち方

犬、猫、インコなど、ポピュラーな生き物の持ち方は、みなさんなんとなくわかっているかと思います。しかし、普段あまり身近にいない生き物はどうやって掴んだらいいのでしょうか。

たとえば、サソリ。どこを持つのが正解?

持つときに注意しなくちゃいけないのは毒針です。毒針さえおさえてしまえば、危険はないんです。

(『生きものの持ちかた』より引用)

なるほど。ハサミはそれほど力は強くないようなので、無視して大丈夫。一番ヤバい尻尾の毒針部分を持てば、サソリはもう怖くないのです。いや、怖いんですけどね……。

持てない生き物?

たいていの生き物は持ち方があるようですが、中には持てないものも。タランチュラやコオロギ、ヤスデなどは手の平に載せるようです。特にタランチュラは毒を持っている種類があるので要注意とのこと。

タランチュラは怒ってしまうと手がつけられないので、とにかくそっと手を差し伸べ、自ら手に乗ってもらうことがコツ。

(『生きものの持ちかた』より引用)

最近は、ペットとしてタランチュラを飼っている人もいるようなので、知っておいて損はないかもしれませんね。

この本では、基本的に手で生き物を持つ方法を紹介しています。しかし、唯一の例外が。それはなめくじ。なめくじは粘液でヌメヌメしているので、手で掴むのは困難。基本的には割り箸で持つとのこと。まあ、確かに手で掴むのは難しそうですね……。

いざというときのために……

こういう知識は、いざというときに役立つもの。もし、突然目の前にタランチュラが現れるという非常事態でも、正しい持ち方を知っていれば冷静に対処できるはず……です……よね……。うーん、対処できるように、頑張りたいと思います。

(文:三浦一紀)

生きものの持ちかた

著者:松橋利光
出版社:大和書房
子どもから大人まで楽しめる。カブトムシ、バッタなど、身近な虫たちから、イヌ、ヘビ、トカゲ、そしてワニまで、その正しい「持ちかた」を飼育員、獣医が伝授!

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