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もうすぐ帰省ラッシュ! 新幹線の“自由席”に高確率で座れる裏ワザ!

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年末の風物詩、帰省ラッシュが近づいてきた。帰省のために新幹線に乗る人も多いだろう。しかし、このシーズン、新幹線の指定席はめちゃくちゃ混雑する。指定席を取るためには1ヶ月前にみどりの窓口に行けばいいのだが、仕事が忙しくてチケットが取れず、やむなく自由席で移動するという人も多いに違いない。

とはいえ、自由席も激しく混雑する。普段の通勤電車なら立っても別にいいけれど、新幹線では立ちたくない。ましてや、家族連れでデッキに立つのはつらい。子どもも嫌がる。困った。自由席で確実に座る裏ワザとか、無いもんですかねえ?

座りたいなら、偶数号車を狙え!

そんなことを考えていたら、『アップグレード版 新幹線に乗るのがおもしろくなる本』(レイルウェイ研究会・著/扶桑社・刊)に、自由席に座るためのテクニックがまとめられていたので、紹介しよう。

本書曰く、絶対に座れる魔法のようなテクニックはないのだという。しかし、通常よりも座れる確率が高くなる方法があるそうだ。乗車待ちの列に並ぶときに、偶数号車の列に並べば良いのだという。なぜだろう?

新幹線の車両は一般的に、奇数号車にトイレがついている(車両の種類によって違う場合もあり)。そのため、奇数号車はどうしても座席数が少なくなってしまい、偶数号車の方が10~35席ほど座席が多いことが多い。ゆえに、座れる確率が自ずと高くなるというわけだ。

自由席の乗車待ちでありがちなのは、人数が少ない列に並んだのに座れなかった、それなのに列が多くできていた隣の車両は空席がある、なんで? というパターンだ。この場合も、実は奇数号車に並んでしまっていたケースが多い。並びなおそうと思ったときは、迷わず偶数号車に移動することをオススメしたい。

階段近くの車両は避ける!

また、乗車ホームの階段から遠い位置、つまり先端の車両に行って並ぶ方法もある。言うまでもなく、階段から遠くなればなるほど、並んでいる人の列は短くなる傾向があるからだ。

これは、東海道新幹線で言えば品川駅、新横浜駅といった途中駅から乗車する場合に特に有効だ。始発駅の階段から遠い、先端の車両を狙って並ぶといいだろう。

こまち、はやぶさでは使えない

ただ、上記のテクニックが使えない列車もある。秋田新幹線の「こまち」や、東北新幹線の「はやぶさ」は全車両が指定席で、自由席がない。帰省ラッシュなどの繁忙期には立席特急券も発売されるが、これは着席するためのものではなく、デッキに立ちっぱなしになってしまう。

東北新幹線では「やまびこ」などの自由席がある車両で、辛抱強く待つのが吉だ。

東海道新幹線では「こだま」を選ぼう

東海道新幹線の場合、すべての車両が16両編成だが、「のぞみ」はそのうち自由席が3両しかない。一方で、「ひかり」は5両、「こだま」は10両あるので、これらを選んだ方が座れる確率が高くなる。

「のぞみ」は確かに速くて便利だが、立ちっぱなしになるくらいなら、「こだま」を敢えて選んでみるのもオススメだ。途中駅にこまめに停車していくので到着時刻こそ遅くなるものの、ゆったりと各駅停車の旅が楽しめる。途中駅で普段は見過ごしがちな街の風景を楽しむこともできるかもしれない。

帰省に合わせて、鉄道の旅を楽しむ家族も多いはず。移動で辛い思いをするのではなく、少しでも快適に過ごし、移動時間も存分に楽しみたいものだ。

(文:元城健)

 

アップグレード版 新幹線に乗るのがおもしろくなる本

著者:レイルウェイ研究会
出版社:扶桑社
「なぜ、新幹線はレールの継ぎ目を通るときの音がしないのだろう?」この疑問が生まれたとき、当たり前だと思っていたことが数々の謎として浮かび上がってくる。日本の英知を結集させた世界最高傑作の新幹線は、驚くべき仕掛けがほどこされていたのである。新項目を入れ大幅改訂。UG版として再刊行。

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