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株知識ゼロの人間が10年で1億つくれるか

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2015年も暮れますね。いかがお過ごしですか? 私は、約24時間後に行われる年末ジャンボ宝くじの抽選会が始まるのを心待ちにしています。今年は家族全員でそこその金額を投入しているので、例年よりテンション高めです。

 ロトもtotoも、まだ微笑んではくれない

筆者が積極的に関わっているのは宝くじだけではない。ロトは3から7まで全部こなし、totoもかなり買い込んでいる。ロトに関しては30万円とか40万円の小当たりの話はよく聞くのだが、筆者はこれまでかすったこともない。ちょっと違うけれど、数年前に年賀はがきの抽選で北海道カニすきセットが当たったくらいだ。それなのに買い続ける理由は、抽選が行われるまでのはかないワクワク感と、次こそ小当たりが自分に来る順番なんじゃないか、という淡い期待にほかならない。買わなきゃ絶対に当たらないんだから、買った時点で少なくとも半分以上の条件は満たしていると思うのだ。ギャンブルはまったくしないけれど、宝くじやロトはやめられない。それに、人生まだ長いんだから、ボーナス的な収入はいくらあってもいい。

長生きなんかしたくない? 相当シビアな数字

厚生労働省の2014年データでは、日本人の平均寿命は男性80.50歳、女性は86.83歳となっている。この数字どおりに生きるとすれば、うちの奥さんは筆者がいなくなった後約6年間もひとりで過ごしていかなければならないことになる。こんな漠然とした危機感もあって、一度に大きなお金を手に入れられる方法についての思いをさらに強めている。筆者はフリーランスなので定年がなく、お仕事をいただける限り働くことはできる。ただ、世間一般で言う老後―ここでは年金支給開始時を起点にする―にかかる生活費を算出した各種試算には、衝撃的な数字が並ぶ。数十のサイトを調べて平均値を出した結果、生活費として必要なのは以下の金額になった。
・老後のひと月あたりの最低予想生活費→23万円
・年金支給時に最低準備しておく貯蓄残高→2150万円
さらに、「ゆとりある老後の生活費」というキーワードで検索したら、35万円という数字が出てきた。 貯蓄額で言えば、〝老後資金3000万円説〟というのが一般的らしい。「公的年金以外の収入がない生活を送るにあたり、必要な支出に対して年金では足りない分」という論拠から導き出された金額だ。

投資マインドのあるべき姿

ファイナンシャルプランナーの資格を持っている友人に、お金の運用について尋ねてみた。長い付き合いなので、筆者の〝プチ破天荒〟な金銭感覚はよく知っている。そもそもそんなものは存在しないだろうが、筆者には貯金細胞がまったくない。そういえば、最初に勤めた会社の新入社員100人で財形貯蓄に加入しなかったのは筆者を含め5人だったことを思い出したりもする。
友人は言った。「それなら、投資枠が拡大になるし、NISAでもやってみれば?」
2016年には年間投資額120万円に拡大され、毎月の積立投資金額がキリのいい10万円になる。となると、現行制度よりも投資がしやすくなる…らしい。
うーん。ちょっと違うんだよ。月10万円で年間120万円という金額を考えると、最初から120万円準備して、それで何かした方がいいんじゃないかと考えてしまう。でも、株初心者の姿勢としてはこの時点で間違っているのかもしれない。

高齢社会の〝長生きリスク〟

そこで『これから10年 株で1億つくる!』(杉村富生・著/すばる舎・刊)という本を読んでみることにした。出発点となるのは、〝長生きリスク〟というキーワードだ。

筆者は今、「長生きのリスクに備えよ!」と主張している。老後を豊かに、且つ安心して暮らすためにはどうすればいいのか。
その<切り札>は株式投資による資産形成である。すでに株式投資を行なっている人は飛躍のチャンス、これから始める人は絶好のタイミングを迎えている。
『これから10年 株で1億つくる』から引用

いいぞ。タイミングだけは的確みたいだ。それで、具体的にどうするのか。

その抜本的な「解の」ひとつが株式貯蓄、いわゆる<株貯>である。株貯は貯蓄をするような感覚で株式を貯め込む。ただし、むやみやたらとたくさんの銘柄を買いまくるのではない。適度に利食いを入れつつ、コストゼロの株式を残すようにする。
『これから10年 株で1億つくる』から引用

あ、やっぱり貯蓄的な感覚は不可欠なのね。ならば、考え方を抜本的に見直すしかない。極意は、長い時間をかけて安い銘柄をていねいに拾っていくことらしい。
前出の友人は、「好きな会社の株を買うのもひとつのやり方」と言っていた。そこで、好きな会社の、比較的安い株を探してみる。あった。通っているスポーツクラブ、そして大好きなゲームを作っている会社だ。そしてこの会社の株は12月の平均株価よりもかなり安い。
来年は、この会社に入れ込んでみることにする。でもね、あと何時間かは10億の夢を見させてほしい。10億当たったら、フムフムで使い道を公開します。株の件も、調子がよければちょいちょい報告していきます。
それではみなさん、よいお年をお迎えください。

(文:宇佐和通)

これから10年 株で「1億」つくる!

著者:杉村富生
出版社:すばる舎
預・貯金も、年金も〈スズメの涙〉。長生きするほど出費はかさむ。「自分の老後は自分で守るしかない」時代に、豊かで、且つ安心できる老後を送るためにも株式投資を始めて欲しい。ただし、短期ではなく、長期投資で貯蓄する感覚でコツコツと儲けを貯め込んでいく。本書は、株式分析のスペシャリストが提唱する「株貯生活」の実現を解説した1冊。リタイア後30年間を迎える前に、目指すは資産「1億」だ!

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