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ドライブに行きたい。どこか遠くへ

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私事だが(たいてい私事しか書いていませんが)、ここ数ヶ月非常に仕事が忙しく、まともに休暇を取っていない。最近の最大のイベントは、夕方早めの時間から飲みに出かけることくらいで、遊びらしい遊びをしていない。

ドライブ欲、高まる

仕事が一段落したらいやりたいことがある。“ドライブ”だ。ただひたすら、高速道路を進んでいくだけでいい。ここではないどこかへ。遠くに、遠くに行きたい。

特にクルマ好きというわけではないが、運転は嫌いではない。都内から福島や仙台、名古屋、伊勢、金沢、伊豆、箱根、軽井沢、飛騨高山など、年に1回くらいはドライブで遠くに行っていた。

しかし、最近はそんな時間もなく、近所のコンビニかラーメン屋、ファミレスなどに行くときくらいしか運転しない。クルマもかわいそうだ。

能登半島一周の旅

最近したドライブといえば、3月の能登半島一周だ。もちろん仕事だが。編集者と2人で、小松空港からクルマを借り、市内数ヶ所を回って取材をした後、能登半島の先端にある高級旅館で1泊。そして翌日の朝、輪島の朝市を取材して、能登空港から羽田に帰ってきた。

このときは、2人で交代しながら運転をしたが、とても楽しかった。能登半島の海沿いの道は信号が少なく、お店もあまりない。日本海を横目に見ながら、馬鹿話をしつつひたすら走った。

ただハンドルを握り、アクセルを踏んで前に進むだけ。クルマの運転自体はそれだけのことだが、それが楽しい。ああ、ドライブがしたい。

行ってみたいスポット「海ほたる」

ここ1、2年、行ってみたいと思いながらなかなか行けていない場所がある。川崎と木更津を結ぶ「東京湾アクアライン」上にあるパーキングエリア「海ほたる」だ。

1997年に開業。当時ものすごく話題になっていたが、当時は特に何の興味も示さなかった。

しかし、今になって「海ほたる行きたい病」に羅患したようだ。海ほたるに行って何がしたいというわけでもない。ただ、東京湾アクアラインを走って、海ほたるに行ってみたいだけなのだ。

自分でもよくわからないのだが、「海ほたるに行く」というミッションはいつも僕の胸の中にある。いつ実現するのだろうか。

せめてきれいな写真でも

ドライブに行きたい。しかし時間が取れない。そこで、せめてきれいな景色でも楽しもうと手に取ったのが『絶景ドライブ100選』(ル・ボラン編集部・編/学研プラス・刊)だ。

タイトル通り、日本の選りすぐりの絶景ドライブスポットが100ヶ所掲載されている。巻頭に「日本の道BEST5」が載っている。北海道の「日本海オロロンライン」、福島の「磐梯吾妻スカイライン」、群馬県の「志賀草津道路」、長野県の「ビーナスライン」、大分県と熊本県を結ぶ「やまなみハイウェイ」。いずれも絶景だ。写真を見ているだけで心が踊る。

自分でも走ったことのある道路もある。富士山の五合目に行ける「富士スバルライン」、石川さゆりの歌で有名な「国道414号天城越え」、合掌造りを見ながら走る「国道156号白川街道」など。当時の思い出が蘇る。

この本を読んでから、さらにドライブ欲が高まっている。正月休みにどこかドライブに行こうかなどと思っているのだが、どうやら年末年始はほとんど休みがなさそうだ……。

僕のドライブ欲は、いつになったら解消されるのだろうか。そう思いながら、この原稿を書いている。

(文:三浦一紀)

絶景ドライブ100選

著者:ル・ボラン編集部
出版社:学研プラス
雄大な自然や深い歴史、美しい街並みに彩られた日本全国100の絶景ポイントをクルマで訪れる旅を提案。ダイナミックなビジュアル、味わい深い文章でたっぷりと旅情を誘うだけでなく、アクセス方法や食や宿、見所といった実用情報も合わせて収録。

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