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クリエイター志望者に届けたい7つの名言

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ゲームセンターの「太鼓の達人」からはボカロソングが聞こえてくる。元はアマチュア創作者が、動画投稿サイト『ニコニコ動画』に投稿したのち人気を博したものだ。小説投稿サイト『小説家になろう』発の商業出版も盛んだ。クリエイター志望者が増えている。

逆境や知名度不足を言い訳にしないために

イギリスの文豪であるサマセット・モームの代表作といえば『月と六ペンス』や『人間の絆』だ。では、モームのデビュー作をご存じだろうか。若き日のモームは医師を志しており、貧民街の病院でインターンをおこなっていたことがある。そのときの経験をもとに書いたのが『ランベスのライザ』という小説だ。

このデビュー作について、面白いエピソードがある。『人生はもっとニャンとかなる!』(水野敬也・著/ミズノオフィス・刊)から紹介しよう。

じつをいうと『ランベスのライザ』は売れ行きが悪かった。当時のモームは無名の新人なのだから当たりまえの結果だ。若き日のモームは一計を案じる。

それはロンドン中の新聞に「結婚相手を求む」という広告を出すことで、その広告に次の文章が続けられました。

「私は、スポーツと音楽を好み、教養を備え、温和にして若さ十分の百万長者です。あらゆる点でサマセット・モームの最近の小説のヒロインとそっくりな、若くて美しい女性との結婚を望みます」

(『人生はもっとニャンとかなる!』から引用)

「結婚相手を求めている百万長者」つまり婚活中のリッチマンが好む女性像を知りたいという読者が書店へ殺到したことにより、モームのデビュー作はあっというまに売り切れてしまったという。こうしてモームは「自作自演」によって華々しい作家デビューを果たした。

「才能の有無」を言い訳にしないために

小説家志望や漫画家志望の多くは、創作活動を続けているうちに「身のほどを知る」ことによっていつしか夢をあきらめていく。なかには、自分が成功できないことを「才能」や「機会」に恵まれなかったせいにする者もいるが、それは見当ちがいだ。

成果をあげる人とあげない人の差は、才能ではない。いくつかの習慣的な姿勢と、基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。

[ピーター・ドラッカー] オーストリアの経営学者

(『人生はもっとニャンとかなる!』から引用)

世間で頭角を現す人物は、自分の望む環境を自ら探し求める人物であり、もしそれが見つからない時は自分で創り出す人物である

[バーナード・ショー] イギリスの劇作家

(『人生はもっとニャンとかなる!』から引用)

成功者や既得権益者がいかに横柄であるかを嘆いたり、恨みごとをぼやく。うまくいかないのを他人のせいにしているかぎり、いつまでたっても成果をあげることはできない。

挫折したとき、人生をあきらめないために

出版業界では、たとえ商業デビューを果たしても連載を打ち切られたり、新たに作品の依頼がない状態が続いたりとすることも珍しくないようだ。そんなときには選択肢がふたつある。「あきらめて別の仕事を探す」もしくは「決してあきらめない」のいずれかだ。

一つの扉が閉まれば、別の扉が開くものだ。しかし、人は閉まってしまった扉を長いあいだ、未練たっぷりに見つめてしまい、自分のために開かれた扉に気づかない。

[グラハム・ベル] スコットランドの発明家

(『人生はもっとニャンとかなる!』から引用)

あきらめるにせよ、あきらめないにせよ、すでに閉ざされた扉にこだわらず、別の人生を模索したほうがかえって良い結果を得られるかもしれない。ハローワークへ行くと「年齢制限:35歳以下。長期勤続によるキャリア形成の観点から」と書いてある求人票が多い。まともな企業に応募しても、その分野の実務経験がなければ面接すらしてもらえない。方向転換するならば若ければ若いほうが良い。

私が14年間で得た哲学はひとつ。今日はつらい。明日はもっとつらい。でも明後日には、素晴らしい一日が待っている。

[ジャック・マー] 中国の実業家

(『人生はもっとニャンとかなる!』から引用)

つらいことがあっても、やけっぱちにならず、粘り強くいきたいものだ。遠くないうちにチャンスがめぐってくるかもしれない。

成功は十人十色。健闘を祈る!

のちに偉業をなしとげる人物というのは、無名時代のころから凡人とは目のつけどころが違うものだ。

高校の時、友達はみんな将来Googleで働きたいって言ってた。けど、私はそこで検索される人になりたいと思ってたの。

[レディー・ガガ] 米国のアーティスト

(『人生はもっとニャンとかなる!』から引用)

名言集とは、古今東西の成功者たちが気づいた「成功するためのエッセンス」をまとめたものだ。「忍耐強く注意を払え」という名言もあれば、「思いついたらすぐに行動せよ」という正反対の名言もある。もしも読んでいるうちに混乱してしまったら、以下の名言を参考にしてほしい。

一つのことが万人にあてはまりはしない。めいめい自分にふさわしい流儀を求めよ。

[ゲーテ] ドイツの劇作家

(『人生はもっとニャンとかなる!』から引用)

(文:忌川タツヤ)

人生はもっとニャンとかなる!

著者:水野敬也
出版社:ミズノオフィス
大ベストセラー「人生はニャンとかなる!」が「もっと」パワーアップして帰ってきた!前作にまして愛らしい猫たちの写真とユニークな偉人エピソード。前作を知らない方も楽しめる内容になっています。

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