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あなたが信じている“がん”の予防法、インチキかもしれませんよ

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お昼に放送されていた「おもい●きりテレビ」を覚えているだろうか? そう、みの●んたが司会を務めた、あの番組だ。番組ではたびたび、健康の秘訣、健康に役立つ食材などを紹介していた。そのほかにも、「発掘!ある●る大事典」など、かつては健康番組が高視聴率の常連だったのである。

そのため、こういった番組を見たおばちゃん視聴者が、医者に向かって「み●さんはこう言っていたわよ! あなたの言っていることは間違いよ!」と力説することがあり、医者を困惑させたこともあったとか。

健康は人間の永遠のテーマ

おばちゃんが熱くなるのも当然で、健康は人間の大いなる関心事と言っていいだろう。健康でいられることがすなわち、長生きにつながるからだ。不老不死の薬草、不老不死の火の鳥の生き血……マンガやアニメにもさまざまなアイテムが登場する。健康、不老不死はこれまで多くの人が追求してきたテーマなのだ。

しかし、世の中には健康にまつわる“迷信”もたくさんある。『ウソの健康常識に殺されないための50の正解』(池谷敏郎・著/主婦の友社・刊)によると、子供の頃から知らず知らずのうちに刷り込まれている健康常識、これが結構マユツバもので、あなたを健康から遠ざけている原因かもしれないのだ。

がんは遺伝しない!

人類にとって最強の強敵といえば“がん”だ。ゆえに、がんにまつわる健康常識は数多い。本書で紹介されている事例を紹介しよう。

まず、「がんは遺伝だから予防するのが難しい」という健康常識だ。つまり、身内の誰かが発症すると、自分もがんになるのではないかというもの。私も聞いたことがある。しかし、本著によれば、実際に遺伝する確率はわずか5%にすぎず、ほとんどは生活習慣や環境の改善で克服できるものだという。

おこげを食べてもがんにならない!

また、私が子供のころにおばあちゃんに言われたのが「おこげを食べるとがんになる」というものだ。そのため、私は魚や焼き肉、炊き込みご飯などのおこげが大好きなのにもかかわらず、残させられる羽目になり、いつもいつも涙を流したものであった。

しかし、本著によるとそれも嘘! 確かに摂取のしすぎはよくないが、もし問題があるとすれば、おこげを1日当たりどんぶり1杯分ほど食べた場合なのだとか。

さすがにそんなには食べれない! というわけで、おこげにいちいち神経質になる必要はないといえるだろう。

どうすれば健康的な生活を送れるのか?

かつて私は不健康な生活を改善しようと、プロテインを摂りまくり、健康ドリンクばっかり飲んでいたら体調を崩したことがある。これでは本末転倒だ。

極端な食生活、極端な運動は、体にかえって悪影響を与えることは間違いない。むしろ、健康を意識しない現在の方が病気もしなくなったように思う。結局のところ、なんでも食べて、偏りのない生活を送ることが健康への近道な気がするのだが、どうだろうか?

(文:元城健)

ウソの健康常識に殺されないための50の正解

著者:池谷敏郎
出版社:主婦の友社
「みそ汁は塩分が多いから血圧に悪い」「納豆やタマネギを食べると血液中の血栓を溶かすから血液サラサラになる」。いまや誰もが知っている「常識」が実はウソだったと言われたら、みなさんはきっと驚くでしょう。そうです、これらは全部ウソです。みそ汁は実際は血圧を下げる、あるいは上げない効果があることがわかってきたのです。

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