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あなたの人生を成功させるために、使ってはいけないNGワードとは?

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突然だが、問題。
次のビジネスメールの中で、あなたの人生を成功させるために使ってはいけないNGワードはいくつあるだろうか?

フムフム 様

いつもお世話になっております。
先日は、ちょうど名刺を切らしておりまして、大変失礼いたしました。

次回の打ち合わせの件、了解です。13時に御社へお伺いします。
ここだけの話、うちの上司は朝が苦手なので、午後からの打ち合わせで助かります。

なお、本日ご提案したお返事は、連休明けで結構です。
それでは、よい休日をお過ごしください。

以上。

追伸:例のイベントの案件、なくなりました。

水谷花楓

すぐにおわかりになっただろうか?
正解は、6つ。
その理由を、千田琢哉氏の著書『人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉』を参考に、答え合わせをしていこう。

うっかり使いがちなNGワードはこれだ!

まずひとつめに、「先日は、ちょうど名刺を切らしておりまして、大変失礼いたしました」の一文。
「名刺を切らしている人は、それだけで準備不足ということを露呈しており、仕事ができない人であることを証明している。名刺を切らしている人は、たいてい次に会ったときにも切らしている。(本書より)」一番最初の挨拶を、お詫びから始めなくてはいけないのは、ビジネスとしてあまりよろしくない。

ふたつめに、「次回の打ち合わせの件、了解です
そもそも「了解」という言葉は、目下の者、もしくは同僚に対して使う言葉で、目上の人や取引先の相手に使う言葉としては不適切。「承知しました」などに言い換えることがオススメ。

3つめに、「ここだけの話、うちの上司は朝が苦手なので、午後からの打ち合わせで助かります」
この言葉は、自分が口が軽いことを暗に示している。しかも、間接的に上司を批判もしている。千田氏も「そこまで親しくもないのに、誇らしげな顔をして「ここだけの話」と近づいてくる人がいたら、その人は会う人すべてに同じ手口でその話をしていると考えていい」と語っている。ビジネスにおいて、口の軽さは致命的。

4つめは、「なお、本日ご提案したお返事は、連休明けで結構です」の部分。
その後「それでは、よい休日をお過ごしください」と述べていることから、このメールを送ったのは連休直前ということがわかる。つまり、相手の時間を無意識に盗んでいる行為で、まったく「結構」な話ではないのだ。時間泥棒の罪は重い。

5つめは「以上」というメールの文末。電話でどれだけ丁寧な対応をしてもらっても、最後に「ガチャン!」と切られたら後味が悪い。同様に、メールの最後の表現がそっけないと、印象も良くない。

最後は、「追伸:例のイベントの案件、なくなりました
これは、他の目的で送るメールのついでに報告するような話ではない。「情報共有化で最大の罪は事後報告。後出しじゃんけんは、人生すべてにおいて相手をウンザリさせる」と千田氏。ともに進めていた案件がなくなったのだから、そのことが決まり次第すぐに、お詫びの言葉と共に報告すべき。言いにくいことほどつい後回しにしがちであるが、後伸ばしにしていいことは何一つないのである。

言霊の威力を侮るべからず

今回は、メールに限定した例を挙げたが、千田氏が唱えるNGワードは、主に会話の中で使ってしまいがちなものばかり。
言霊という言葉があるように、日本では古来から言葉には不思議な力が宿っており、発した言葉通りの結果をもたらす力があると信じられてきた。「口で発した言葉を一番近くで耳にしているのは、ほかの誰でもないあなた自身だ。どんなに小さな声で囁いても、声帯のすぐ上にある、あなたの二つの鼓膜が瞬時にキャッチしている。人はただ一人の例外なく、自分で発した言葉どおりの行動をするようになり、それが習慣化されて人生を創っている。(本書より)」のである。

また、アファメーションという心理学の用語がある。これは、肯定的な断言をすることを意味し、「~したい」「~になりたい」という願望を「~できる」「~になる」と断言することで潜在意識に働きかけ、実際に願望を現実へと引き寄せると言われている。逆に述べると、否定的な言葉を言い続け、聞かされ続けると、潜在意識に「できない、無理だ」という行動を抑制する否定的なプログラミングが成されてしまうのである。まさに今回でいうNGワードである。

NGワードを意識して使わない、それだけであなたの人生が好転する

これらはビジネスのみならず、例えば子育てにおいても当てはまる。子どもに肯定的な言葉を語り続けるか、否定的な言葉を言い続けるかで、その子の人格、そして歩む人生は大きく異なっていくのだ。

千田氏が本書で挙げているNGワードは実に100。これらを日々意識して使わないようにするだけで、あなたの、そしてあなたの子どもの未来は明るい。もちろん20代でない人も、気付いたときが実行すべきとき! 全世代必読の一冊だ。

(文・水谷 花楓)

人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉

著者:千田琢哉
出版社:かんき出版
30万部シリーズの第2弾! 本書を読み終わったあと、あなたのまわりにいる「うだつの上がらない」上司や同僚をみて、あなたは笑い出してしまうかもしれない。 なぜなら、そういう人たちが、そろいもそろって本書に書かれている、NGワードを連発していることに気が付くからだ。本書に出逢う前の自分を見ているような感覚になるかもしれない。コンサルタントとして、過去10年間で1000人を超える20代のビジネスパーソンたちと膝を突き合わせ、1対1の喜怒哀楽に満ちた対話を繰り返してきた。 その過程で、10年後に成長した人と落ちぶれた人には、明確なたった一つの違いがあったということに気が付いた。 見事に落ちぶれていった20代たちは、NGワードなるものを頻繁に口にしていたのに対し、現在成長して大活躍している人たちは、20代の頃決してNG ワードを口にしなかった。 笑いごとではなく、ただそれだけの違いだったのだ。 ここから私は教えられた。 ビジネスに限らず人生すべてにおいて、「これを言ったら必ず成功する」という言葉などないのに対して、「これを言ったら必ず失敗する」という言葉はあるということだ。 それが本書で取り上げたNGワード、つまり「使ってはいけない言葉」だ。―プロローグより

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