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ヒョウとチーターの区別、つきます?

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世の中には、似たようなものがいくつも存在します。たとえば、ホットケーキとパンケーキは何が違うのでしょう?

実は、ホットケーキとパンケーキは基本的には同じもの。日本のホットケーキミックスがふっくら焼き上がるのに比べ、欧米のものはあまり膨らみません。ただそれだけの違いのようです。

このように、似ているんだけどどこが違うのかわからないものというのは、結構あると思います。

ヒョウとチーターの違いは?

僕が今でもわからないのが、ヒョウとチーターの違いです。なんとなくチーターは足が速いというイメージがあるのですが、おそらくヒョウだって足が速いことでしょう。

ヒョウとチーターが並んでいれば、区別はつくかもしれません。しかし、どちらか1頭だけ見せられたら、「えっと、ヒョ、あ、いや違うな、チー……ちょっと待って、多分、ヒョウかな」という感じで、わからないと思います。

にたものずかん どっちがどっち!?』(今泉忠明・監修/友永たろ・絵/高岡昌江・文/学研プラス・刊)には、この答えがイラスト入りで掲載されています。

大きな違いは、ずばり身体の模様。真っ黒の黒い点がチーター、花のような形の模様がヒョウ。

そのほかしっぽの先の色が違ったり、顔の模様なども異なります。要は、似ているけれど“結構違う”のです。

これで僕は、もうヒョウとチーターを区別することができるはず。今度誰か僕に会ったら、「ヒョウとチーターの違いは?」と質問してください。すらすら答えますよ!

ムササビとモモンガの違いは?

もうひとつ、長年区別がついていない動物がいます。それがモモンガとムササビ。手を広げると膜があって、空を飛べる動物ということはわかるのですが、モモンガとムササビの違いがわからないのです。

それも『にたものずかん どっちがどっち!?』に答えが載っています。

答えは、後ろ足としっぽの間に飛膜があるのがムササビ、ないのがモモンガです。飛膜とは、手を広げたときに見える、あの膜です。

もし、空を飛んでいる生き物がいたら、足のあたりを見てみましょう。足としっぽの間に膜が見えたらムササビ、なかったらモモンガです。

これで僕は、もうムササビとモモンガを区別することができるはず。今度誰か僕に会ったら、「ムササビとモモンガの違い(以下略)。

ワシとタカの違いは?

さて、もうひとつ。猛禽類であるワシとタカはどうでしょう? 実はこれ、僕知っています。ワシとタカは、どちらもワシタカ目に属しており、同じ動物なのです。

それでは、どうやって呼び分けているのでしょうか。実は、身体の大きさで適宜ワシとタカに分類しています。大きめのほうがワシ、小さめのほうがタカです。

大小でしか区別されていない動物には、クジラとイルカもいます。身体の大きいものがクジラ、小さいものがイルカです。また、イルカは歯が生えているのも特長。歯が生えている小さめのクジラがイルカと言ってもいいでしょう。

違いがわかる男になる

にたものずかん どっちがどっち!?』には、このほかにもさまざまな似ている動物が載っています。コウノトリとツル、シカとカモシカ、アフリカゾウとアジアゾウなど、一瞬「あれ? どっちだっけ?」と思ってしまう動物は意外と多いもの。

動物園に行くときなどに、事前にこの本を読んでおけば、もう迷うことはないでしょう。「似ている動物の違いがわかる男」になれるはずです。

あ、こんにゃくとしらたきって、何が違うんでしょうね……。

(文:三浦一紀)

にたものずかん どっちがどっち!?

著者:今泉忠明(監修) 友永たろ(絵) 高岡昌江(文)
出版社:学研プラス
アザラシとアシカ、どこがちがうか説明できますか? ヒョウとチーターは? 本書はそんな「にたものどうし」を徹底比較し、見分けるポイントを解説します。さらに似ている理由も述べ「進化」をやさしく説きます。なるほどナットク! トリビア的な一冊です。

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