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ブログ発の電子書籍が読みたくなる、3つの理由

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2000年代以降、ネットが急速に普及し、個人による情報発信の敷居がぐっと下がった。Twitterやブログなどをはじめとしたソーシャルネットワーキングサービス、いわゆるSNSを使えば、誰でも自分の意見などを大衆に発信できる。もう陳腐な言い方ではあるが、すごい時代になったものだ。

いまやTwitter、Facebook、Instagramなど、さまざまな特徴をもったSNSが存在しているがその草創期を支えたのはブログだろう。現在では、無料でブログを開けるのは当たり前で、個人の日記のようなものから、作者こだわりの写真を掲載したもの、グルメなどの情報を並べたものなど、ネット世界には数え切れないほど存在している。なかにはプロ顔負けの内容を誇るものもあり、「ネット発」「ブログ発」と謳った商用コンテンツも多く見受けられるようになった。もともと無料で読めるはずのブログが商用、すなわち有料コンテンツになることにはどのような意味やメリットがあるのだろうか。電子書籍化を例に考えてみよう。

本当に欲しい情報をピンポイントで見つけられる

例えば、作者お気に入りのスイーツレシピをひとつひとつ紹介していくブログがあったとする。それがもし1000記事も更新されていたら、情報量としては、眼の肥えた読者も満足だろう。しかし、その1000もの記事から、読みたいものをいざ探そうとすると、なかなかうまくたどり着けないことが多い。ブログ内で記事を検索する機能もあるが、求めている記事にすぐたどり着けるとは限らない。

最近では、「#(ハッシュタグ)」を利用して、「#クリスマス #ケーキ」とつけることで、検索がヒットしやすく設定されていたり、かゆいところに手を差し伸べてくれているブログも多い。しかし、こういった工夫がされていても、情報の海の中ではお目当てにすんなり行き着かないものだ。

これは、ネットメディアの長所とも言うべき情報量の多さが、逆に欠点になっている例といえるだろう。そんなブログを見やすくする方法が「電子書籍化」だ。今回はなかでも、2004年から10年間以上更新されている人気ブログ「お取り寄せ生活研究家aiko*の美味しいハナシ~365*style~」の例をとりあげ、続けて紹介していこう。

「お取り寄せ生活研究家」という肩書きをもつ著者、aiko*さんは、神戸・芦屋に生まれ、料理研究家の母をもち、幼少期より美味しい食べ物に囲まれて育ったという、生粋の食ブロガー。

ブログのメディア情報などを拝見すると、『女性自身』(光文社)や『女性セブン』(小学館)をはじめ、各メディアの「お取り寄せ」企画での監修やイベントにもひっぱりだこの様子で、ブログも美味しそうな記事が満載である。しかし、満載がゆえに、探している“お取り寄せ”が、見つけられないことも多い。

このブログでは、記事が多数のカテゴリに分けられている。一見すると分かりやすそうに見えるのだが、そのタグが「東京」「神奈川」などの地名になっているパターンや、「果物・フルーツ」「洋菓子・洋スイーツ」といったジャンル、あるいは「餃子・肉まん・点心」「プリン」といったピンポイントなものまで、多数存在する。だからどのタグに飛べばいいのかわからなくなり、“目的地”にたどり着けないということもおきてしまう。電子書籍版ではこれを解消する編集が施された。

第1弾を「朝食編」と題したその電子書籍版『お取り寄せ 朝食編』(aiko*・著/学研プラス・刊)は、パンに合わせたいジャムやスプレッド、ご飯が進むふりかけや卵……、さらにはミートパイやソーセージ、ドレッシングまで、aiko*さんが厳選した“朝食の助っ人になるお取り寄せ”を紹介している。シーンで区切ることによって、溢れる情報量から必要な部分だけを掬い取り、ユーザーが使い易いカタチに整理しているのだ。ちなみに、ここで紹介した「朝食編」はあくまで第1弾とのことなので、今後は「昼食編」や「ディナー編」、さらには「おせち編」なども出てくるかもしれない。

一度ダウンロードしさえすれば、電波状態に左右されない

外でのウェブサイト利用時に、不可欠なものが電波だ。大勢の人が電波を使用している電車などで、「通信中」を表すグルグルマークだけが動いて……情報が欲しいときにサイトが開かない!なんてイライラした経験をした人もいるのではないだろうか。

しかし電子書籍は、ダウンロードさえしてしまえば電波のない場所でも開くことができる。

どんな有名グルメサイトも、電波がなければ見られない。しかもスマホでランキング形式にして見られるのは有料会員のみとなっているサイトも。電子書籍は紙の本と比較して安価であることが多く、サイトの月額会員などよりも実はラクで安上がりだった、というようなこともありそうだ。

ちなみに、上で紹介した『お取り寄せ 朝食編』の場合、1コンテンツ150円(税抜)という安さなので、グルメサイトの月額会員などよりもお手ごろな価格である。

ネットの利点はそのまま活かせる

最後に、電子書籍が紙メディアに勝っている点も挙げておこう。それは、ネットのいいところがそのまま活かされているということである。

また、「お取り寄せ」を例にしよう。「お取り寄せ」を特集する紙の本はこれまでにもたくさん出版されており、魅力的なものももちろん多い。しかし気になったアイテムをいざ“取り寄せ”しようと思ったらどうだろうか。スマホに商品名を打ち込んで、公式サイトを調べて……、と、やってみるとなかなかに手間である。一方、電子書籍の場合は、電子書籍から商品サイトにリンクがされていることも多く、「ポチッとな」で注文できるのだ。

ネットメディアであるブログでももちろん可能なことであるが、「ブログ発の紙の本」だとこのメリットは失われることになる。ネットのよいところはそのまま活かす、これもブログ発電子書籍のメリットといえるだろう。

ネットよりも、紙で読むよりも、実はストレスフリーな電子書籍。この快適さを体験したことがない方は、これを機にスマホに書籍ビューアーアプリのダウンロードをおすすめしたい。

 (文:フムフム編集部)

お取り寄せ 朝食編

著者:aiko*
出版社:学研プラス
2004年から10年以上にわたり更新している人気ブログ『お取り寄せ生活研究家aiko*の美味しいハナシ~365*style~』が、ついに電子書籍となって登場!第1弾となる「朝食編」は、パンに合わせたいジャムやスプレッド、ご飯が進むふりかけや卵…さらにはミートパイやドレッシングまで、いつもの「朝食」を格段と美味しくする“助っ人”が勢揃い!!料理研究家の母をもち、幼少期より美味しい食べ物に囲まれて育った、お取り寄せ生活研究家のaiko*さんが、自信をもっておススメする逸品ばかりです。お取り寄せしたい商品は、スマートフォンでリンクアドレスをポチッ。朝食を美味しくするためのひと工夫がこの一冊に詰まってます!

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