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がん、うつ病、不妊症にも大きく影響。「冷え」を侮るなかれ!

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寒さが厳しくなるこれからの季節、多くの女性を悩ませる「冷え」の症状。
手足が冷たくてツラいけど、「たかが冷え」と思っている人も多いのでは。実はその冷え、放置しておくのはとても危険! 「冷えは万病のもと」とも言われ、さまざまな不調や病気を引き起こしかねないのです。

冷えが恐ろしい病気や不調の原因に

冷えが原因となる3大病と言われているのが、がん、うつ病、不妊症。冷えと関係ないように思える病ですが、実は大きく影響しています。
日本人の死因第1位でもあるがん。人の細胞は日々、紫外線やウイルスなどによって傷つけられており、この損傷をきっかけに異常なたんぱく質が発生することが、がんの始まりと考えられています。本来、体には傷つけられた細胞を修復する力が備わっていますが、体が冷え代謝が悪くなると、この作用が上手く働かなくなります。すると、がん発生のリスクも高まってしまうというわけです。がんの発生のメカニズムは完全には解明されていないものの、実際のところがん患者を診察すると、その多くが体が冷えているそう。
さらに、心の病とも思われる、うつ病も冷えが関係。極度の緊張やストレスがあると血管が収縮し、血流が悪くなります。すると体は冷え、ますます心も冷えるという悪循環に。また、体が冷えると女性ホルモンの生合成が低下するため、月経異常や不妊の原因になりかねないのだとか。そのほかにも、冷えて血流が悪くなることで、心疾患や脳卒中、糖尿病、疲れ、目の下のクマ、やせない体質、むくみ……などの病気や不調を引き起こすことも。たかが「冷え」と思っている人も少なくありませんが、実は万病のもと。侮ってはいけないのです!

冷えは体質ではありません!

冷えの原因は、「体質」と考えている人も少なくありません。それゆえに、「もともとの体質だから治らない」と諦めている人も多いのでは。しかし、冷えのほとんどは生まれつきではなく、後天性によるもの。人の体には血管が張り巡らされています。この血管を通じ、全身の細胞に酸素や栄養素が運ばれ、同時に二酸化炭素や老廃物を回収します。このメカニズムを代謝といい、代謝の働きで熱も発生しますが、何らかの異常で血流が滞ると熱が発生しにくくなり、「冷え」を招くのです。その原因の多くは私たちの日常生活のなかに潜んでいます。例えば、過剰な冷暖房、運動不足による筋肉の衰え、体を冷やす食べ物、ストレス、不規則な生活なども血流を滞らせ、代謝を下げる原因に。つまり、これらの生活習慣を見直すことで冷えは改善できるのです。

寒さから守るべきは、3つの“首”!

冷え対策をするうえで覚えておきたいことの1つは、冷えやすい部分を外気にさらさないこと。特に守りたいのが、足首、手首、首といった「首」と名前が付く場所です。皮膚のすぐ下に血流の多い動脈が通っているこれらの部位を冷気にさらすと、すぐに全身に冷えが広がってしまいます。「いくら体を温めても、指先や足先は冷える」という人は、3つの首がむき出しになっている可能性も。例えば、靴下は足首部分を折り返して、集中的に温めるのも効果的。首はタートルネックやマフラーでしっかり覆うことで首だけでなく、全身の冷え対策になります。
また、体を効率よく温めるためには、「筋肉が多く集まっている部位」にアプローチをすることがポイント。おなかやお尻、太もも、上半身なら二の腕といった、大きな筋肉が集中している場所は血流も集中しやすい。おなかや腰は、腹まきやカイロで温めたり、太ももの上に湯たんぽを置いて重点的に温めると、全身に熱が伝わりやすいのです。

実は恐ろしい冷え。『ほんとうに効く!レベル別・悩み別 冷え退治バイブル』(別冊ESSE編集部・著/扶桑社・刊)の冷え症対策もチェックして、健康的な生活を手に入れましょう!

(文・カキヌマヨウコ)

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著者:別冊ESSE編集部
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