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朝食の新定番「フルグラ」の栄養価と創作レシピ

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カルビーの人気商品である「フルグラ」は、フルーツグラノーラを略したものだ。いつのまにか略称が正式名称になっていた。いまや日本人の朝食の新定番になりつつあるが、牛乳や豆乳をかける以外の食べ方はないものか。

本家フルグラとPBフルーツグラノーラ。どっちが好き?

カルビーが「フルーツグラノーラ」の商品名を「フルグラ」に改称したのは2011年だという。1991年に発売してから20年を経ておこなわれた思いきったリニューアルだ。『カルビーフルグラ大好きマグカップレシピ』(カルビー株式会社・著/扶桑社・刊)に書いてあった。

フルグラについて、ようやく長年の疑問がとけたのでスッキリした。いつ「フルグラ」が正式な商品名になったのか、どうしても思い出せなかったからだ。ここ数年のあいだフルグラを食べるたびに、そのことを考えていた。わたし以外にも、気になっていた人はいると思う。

手間いらずで栄養価が高いこともあり、わたしにとってフルグラは朝食に欠かせないものだ。近ごろは、スーパーマーケットやコンビニなどでPB(プライベートブランド)の「フルーツグラノーラ」を見かけるが、わたしはカルビーちゃん一筋であり、他社ノーラに浮気するつもりはない。

スムーズな「お通じ」を保つためにうってつけの食事

フルグラが好きだと言いつつも、さすがに毎日食べれば飽きてくる。フルグラに牛乳や豆乳を注ぐだけのものであれば、週に1~2回くらいが限度だ。飽きたら他のものを食べればいいのだが、そもそも、わたしがフルグラ朝食にこだわっているのは、空腹を満たせるだけでなく、現代人に不足しがちな「食物繊維」や「鉄分」を摂取することができるからだ。

わたしは根が大腸渋滞体質にできてるものだから、日々の滞りなき「お通じ」を実現するためには、食物繊維が豊富に含まれているフルグラを週5日は食べるようにしたい。継続は力なり。三日坊主で終わらせないためには、すぐ飽きてしまわないよう「ひと手間」を加えたい。

カルビーフルグラ大好きマグカップレシピ』は、カルビーの公式レシピ本であり、フルグラをつかった多彩なデザートや軽食の作り方を知ることができる1冊だ。本書によれば、フルグラは、おいしいだけでなく、現代人に不足しがちな栄養を手軽にとれることが人気のヒミツだという。

食物繊維と鉄分をとりたければフルグラが良さそう

厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準」(2010年度版)によると、食物繊維の目標値は18歳以上で1日あたり男性19g以上、女性17g以上とされています。現代人には不足しがちなため、日頃から心がけてとるようにしたい栄養素のひとつです。1食分(50g)の『フルグラ』には、それが4.5g含まれ、バナナなら4本分(400g)、1膳分の玄米(160g)の2倍以上に相当します。

(『カルビーフルグラ大好きマグカップレシピ』から引用)

ちなみに、フルグラの1食分とされている30~50gのボリュームは、200ccの計量カップに換算すると、フルグラ30gが100ccで、フルグラ50gが150ccだという。

鉄の推奨量は30~69歳で1日あたり男性7.5mg以上、女性11.0mg以上(月経あり)、6.5mg以上(月経なし)とされています(「日本人の食事摂取基準」(2010年度版)より)。とくに女性には不足しがちと言われています。毎日の食事に上手に取り入れていきたい栄養素のひとつです。1食分の『フルグラ』には、5.0mgの鉄が含まれ、ゆでたほうれん草(50g)の10倍に相当します。

(『カルビーフルグラ大好きマグカップレシピ』から引用)

ほかにも、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンB12・ビタミンB1・ビタミンB6・カルシウム・カリウムなども補助的に摂取することができるようだ。

その発想はなかった! フルグラ創作レシピ集

本書には、「グラたし」と「グラ盛り」と銘打たれた約70種類のレシピが紹介されている。

「グラたし」とは、フルグラをトッピングに使ったものであり、ヨーグルトの上に乗せたり、ラッシーやスムージーや野菜スープに組み合わせている。カルビーの公式本なので、フルグラの風味との相性を考慮した分量が掲載されている。牛乳(豆乳)+フルグラという単純な組み合わせに飽きている人にはうってつけのレシピだ。

「グラ盛り」とは、フルグラを他の食材と組み合わせることであり、本書では、新しい食感や味わいを体験できそうなレシピを提案している。驚いたのは「ごはんレシピ」「麺レシピ」と称するものであり、フルグラを「いなり寿司」や「カレーうどん」や「担々麺」と組み合わせている。パスタとフルグラの組み合わせもある。

きわめつけは「さんまの蒲焼き丼」レシピだ。本文では「グラたしで蒲焼きのうま味がグンとアップ」とあるから、まさにフルグラの可能性は無限大といえる。個人的にはヨーグルトやスムージーにトッピングする程度にとどめておきたいが、フルグラが三度の飯よりも好きで、フルグラ道を極めたい人は、本書レシピを参考にして「グラたし」や「グラ盛り」のフルコースに挑戦してみてはいかがだろうか。

(文:忌川タツヤ)

カルビーフルグラ大好きマグカップレシピ

著者:カルビー株式会社(著)
出版社:扶桑社
シリアル界のトップブランド、カルビー『フルグラ』をマグカップで手軽に楽しくおしゃれに、120%味わいつくす!NHK「あさイチ」でも話題となった、いま女性に人気のグラノーラ。中でも断トツの人気を誇るのがカルビー『フルグラ』です。そのまま食べても牛乳をかけてももちろんおいしいのですが、ちょっとひと手間加えるだけでもっともっとおいしさが広がります!本書では、いつでもどこでもおしゃれに『フルグラ』が楽しめるマグカップレシピをご紹介。自分流のアレンジもできるので、バリエーションが限りなく広がります!毎日でも食べたいという“フルグLOVER”に捧ぐ、最強のレシピ集。

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