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見た目を変えれば仕事も上手くいく

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私は以前、このフムフムのコラムで高級腕時計の話を書いた。本を読んでいるうちに高級腕時計が欲しくなってしまい、ついに、清水の舞台から飛び降りるつもりで腕時計を買ってしまった。車も買ったことがない私にとって、史上最高額の買い物かもしれない。

私はもともとメカ好きということもあって、腕時計のメカニックな部分に惚れて購入したわけだが、この数カ月の間に、予想もしていなかった反応があった。 

腕時計一つで変わる、他人の反応

高校時代からの友人と渋谷で会食した。食事中、友人が私の腕時計をチラチラ見ているのがわかる。そして、「その腕時計、結構高いんじゃない?」と言われたので、「まあまあだよ」と軽く返事をした。そのときは「ふーん、あいつも腕時計に興味があったのか」程度の気持ちでしかなかった。

私は別に腕時計を見せびらかそうと思ったわけではない。もともと私はオタクである。単純に、腕時計を付けて楽しみたいという気持ちがあった。何しろ、買ったばかりのときは四六時中(今もそうなのだが)、腕時計を眺めていたほどだ。それは私が美少女フィギュアを眺めているときと、変わらない感情だ。傍から見たらなかなかのキモイ雰囲気を醸し出していたに違いない。

腕時計のおかげで仕事をゲット

ところが、仕事で様々な企業をまわっていると、高い頻度で腕時計のことを話題にされるようになった。私は何も話していないのだが、企業の偉い人が腕時計を見て、一方的に話をしてくるのである。2時間ぐらい延々と蘊蓄を語られたこともあった。

その結果、新規の仕事がとれてしまったこともある。私は特に話し方などを変えたわけでもない。今まで通りに営業していただけだ。完全に腕時計の副産物のようなものである。

私は今まで全然気づかなかったのだが、人はかなり相手が身に付けている服や装飾品を見ているのだ。「腕時計一つで、こうも違うのか!」と驚いてしまう。

見た目の改善は様々な面で効果あり

『一流の人はなぜそこまで、見た目にこだわるのか?』(中井信之、俣野成敏・著/クロスメディア・パブリッシング(インプレス)・刊)という本には、見た目の改善はもっとも合理的な投資だと書かれている。私のように一流ではない人であっても、見た目をほんのちょっと良くするだけで、ビジネスや友人づきあいなどに一定の効果があるというのだ。

「こういういいものを身に付けているんだから、しっかりがんばらなくては」と仕事へのモチベーションがあがるし、何より、相手の反応が良くなるという。これは私が実証しているので、間違いないだろう。

ちなみに、それまでの私はどこに行くにも相当にラフな格好をしていた。反応に差が出るのは当然かもしれない。某著名人を取材した際にも、とんでもなくラフな格好で出かけてしまったこともある。その日は急いでいたため、髪はボサボサ、シャツをだらんと出した服装で仕事場に到着してしまった。その姿を見るなり、誰もが凍りついていた。

そのときは気にも留めていなかったが、相手先に礼を欠いていた可能性がきわめて高い。本当に申し訳ないとしか言いようがない。すごく反省している。

見た目にこだわれば、場の空気も変わる

私はそれまで、見た目にこだわることは、金持ちであることを見せびらかすためにするようなことだと思っていた。

もちろん、あまりにもブランド品で固めすぎるのもどうかと思う。しかし、そこそこの高級品を身につけることは、そのモノをきっかけに会話が弾むこともあるし、決して悪いことではないようだ。

見た目への投資はそんなに金がかかることではない。少し身なりに気をつける程度でも十分だと思う。

不潔な格好で商談にいくのは論外だ。しわしわのシャツも当たり前だがよくない。不快感を与えまくって、すべての商談がパーになる可能性が高い。相手に心地よく過ごしてもらうためにも、見た目を改善することは重要だ。“できる”人になるためには、まず見た目を“できる感じ”の人にすることが有効なのかもしれない。

(文:元城健)

一流の人はなぜそこまで、見た目にこだわるのか?

著者:中井信之、俣野成敏
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
人は第一印象で相手を判断することが多いです。そのため、一流と呼ばれている人たちは、人に自分がどのように見られているか、また自分をどう見せるか、に敏感です。ファッションや容姿を改善することで、外見が磨かれ、相手の印象が良くなれば、ビジネスが良好に進むことは多くあります。外見への投資は、勉強やスキルアップなどの内面を磨く投資と同じくらい効果的で、内面以上に外見を磨くことは、即効性がある合理的な投資と言えるでしょう。本書では、「体型」「姿勢」「服装」「身だしなみ」「表情」「言葉遣い」といった部分を改善し、「仕事のパフォーマンスを上げる」ことを実現させます。

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