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もうすぐ夏コミ! 同人誌を作ってサークル参加したい!

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コミックマーケットこと、コミケの季節が今年もやってきた。コミケは年2回、夏と冬に開催される。夏に開催される通称“夏コミ”は、今年は8月14日~16日の3日間開催される。今回で88回目ということにちなんで、「エリア88」で知られる漫画家・新谷かおる氏がカタログの表紙を手掛けて話題を呼んでいる。

コミケの醍醐味とは

私も同人誌を作ってコミケに出展(いわゆるサークル参加)したことが二度ある。制作したのは某有名魔法少女アニメの同人誌だ。「僕と契約して、魔法少女になってよ!」のフレーズで有名な、アレである。

私は絵が下手くそなのだが、相方の画力のおかげで本はそこそこ売れた。コミケの魅力は、同じ趣味を持つ者同士で知り合うことができる点、そしてプロとアマチュアが垣根を越えて、交流ができる点などが醍醐味といえるだろう。

同人活動に情熱を燃やせ

私がはじめてコミケに参加したのは、都心に出てきた、社会人になってからである。同人誌即売会がまったく行われていない超イナカに生まれたこともあって、高校時代は同人活動とは無縁な生活を送ってしまった。やりたかったけれど、できなかったのだ。

今回紹介する「ドージン・ニューエイジ・ヒーローズ」は、ACA(アキバ・クリエイターズ・アカデミー)という学校に通う主人公・杉坂ヒロが、同志を集め、同人ゲームを制作するという内容のライトノベルである。

同人ゲームが人生を変えた

ACAには全国からクリエイター志望の若者が集う。その手の方々にとっては、まさに聖地のような学園という設定だ。

杉坂ヒロは、作中で伝説の同人ゲームとされている『48KBレンアイ』に出会い、人生が激変するほどの衝撃を受けた。そして、彼はACAで作者の藤崎玲愛という女の子と出会ってしまう。彼はこの出会いをきっかけに、同人活動へと邁進していくのである。

オタクならついついニヤケてしまう展開が目白押しなのだが、実は結構熱い学園青春モノのラノベなのである。私もこういう高校生活を過ごしたかったものだ。

とにかくかわいい挿絵にも注目だ!

ところで、本書のイラストを担当しているのが、ライトノベルの傑作「ゼロの使い魔」のキャラデザと挿絵を手掛けた兎塚エイジ氏である点は見逃せない。「ゼロの使い魔」のヒロイン・ルイズといえばツンデレキャラの代表格だ。アニメ版のルイズは、ツンデレの女王と讃えられ、いつ人間国宝に指定されてもおかしくないであろう声優・釘宮理恵氏の代表作でもある。

兎塚氏が描くキャラはとにかくかわいい。かわいすぎる。イラストだけでも必見であり、ポチッと購入ボタンを押す価値がある一冊といえるだろう。

(文:元城健)

ドージン・ニューエイジ・ヒーローズ

著者:えじむら(著)、裏葉(著)、兎塚エイジ(絵)
出版社:創芸社
全国から若きクリエイター志望者たちが集う学校、ACA。 ARメイドのアイリスと共にそこへ入学した高校生・杉坂ヒロは、そこで自分の人生を変えた伝説の同人ゲーム『48KBレンアイ』の作者、藤崎玲愛と出会う。 だが彼女の口から告げられたのは、まさかのプロジェクト中止!? 「だったらオレにその続きを作らせてください!!」 そう頼み込むヒロに、玲愛が示した二つの条件とは―? 近未来のアキハバラを舞台に巻き起こる、超個性的な少年少女たちの青春創作劇が今ここにスタートする!

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