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ハワイ移住者に本当のところを直接尋ねてみた件

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8連休の人も多かったかもしれない今年のゴールデンウィーク。ゴールデンウィークと言えば海外旅行。地球の歩き方のウェブサイト「arukikata.co.jp」では、2015年行きたい場所ランキングの第1位はハワイだった。ちなみに、同サイトではハワイが2013年から3連覇中だ。
さて、今年初めてハワイに行った人も、ここ10年毎年通っている人も、4泊6日とかの一般的なツアーではなく、ロングステイを考えてみませんか? いや、もう一歩踏み込んでいっそのこと住んじゃうっていうのはどうでしょう?

移住の3パターン

さまざまなソースで紹介されるハワイ移住のパターンは(A)アメリカ人と結婚する (B)就学・就業などの各種ビザを取る そして(C)グリーンカードの抽選に当たるという並びであることが多い。
実は筆者、ハワイ在住の日本人の方々と面識がないでもない。みなさんさまざまなパターンで移住されていて、それぞれの立場から意見も異なる。そこで、上で紹介した3パターンで移住されている方々から「ぶっちゃけどうなのか」という部分のお話を直接、ちょっとだけ聞かせていただくことにした。
今回協力してくださった3名の方にお尋ねしたのは、以下のような質問だ。
1.移住までのいきさつ
2.移住してよかったこと
3.こんなはずじゃなかったこと
4.ハワイ移住あるある

パターンA 結婚永住 K.Yさん 28歳/移住2年半

1.ハワイが大好きで、5年続けて年3回くらい通ってました。ある年の夏、レンタカーのバッテリーがあがっちゃって困ってた時に助けてくれたポリスマンが今の旦那です。9か月くらいの遠距離恋愛の後、結婚しました。
2.大好きなマリンスポーツを1年中できること! しかもお金はまったくかかりません。
3.おしゃれして行くところがまったくない! いつもTシャツと短パンで、よかれあしかれ、第2の皮膚みたいになってます。
4.こっちに住み始めて1年も経つと、バーベキューの達人になります。そろそろ飽きはじめてますが、もうルーティーンです。

パターンB 語学留学からインターンシップ M.Oさん 30歳/移住半年

1.短大を卒業してすぐに勤め始めた会社を辞めて、コミュニティーカレッジに語学留学しています。今年の終わりまでは学生ビザでいられますが、そのあとは、もう1年いられるインターンシップのビザに切り替えて仕事を探して、働きながら勉強を続けようと思っています。
2.時間が過ぎるのがとにかくゆったりしているので、日本にいた頃のぎすぎすした感じが取れたかも。
3.時間が過ぎるのがゆったりしすぎなので、ものごとがちっとも予定通りに進みません。トイレが詰まった時、業者さんが約束の時間から3時間も遅れて、スパムむすびをかじりながら来たときには、さすがにキレそうになりました。
4.ワイキキビーチの近くのコンドミニアム(2LDK)を5人でシェアして住んでいるんですが、家賃がとても高いと思います。引っ越して一人で住めばプライバシーも確保できますが、最低でも1400ドルくらいするから、今の為替レートを考えるとリアルな選択ではありません。

パターンC グリーンカードが当たった T.Sさん 52歳/自由業

1.グリーンカード・ロタリー(永住権抽選)っていうのがあって、2回目の応募で当選しちゃったんだ。予防接種や書類作成やらで結構お金がかかったよ。最初はアリゾナ州に住んでたんだけど、砂っぽくて毎日むせちゃってさ。それでカリフォルニアに引っ越して、その後ホノルルに住むことにしたんだよ。
2.思ってたより雨が多いけど、それでもやっぱり気候はいいね。人も素朴な感じで親しみやすい。
3.アリゾナやカリフォルニアと比べると、アメリカンな感じが薄いかな。それに、街並みもちょっと汚い気がしないでもない。
4.プレートランチをよく食べるんだけど、ご飯とマカロニサラダの組み合わせが、どこの店でも、どれだけ好きなんだよっていう勢いで出てくる。

ハワイ移住は決して夢ではない

これ以外に、それなりのお金を持っている人なら、一番確実かもしれない起業という選択肢がある。そして、何であれ技術がある人なら、それを活かしていく方法も考えられるだろう。その際かなり参考となるに違いないのが『ハワイ暮らし成功物語』だ。著者のはたせいじゅんさんはキレキレの放送作家だったが、ある出来事をきっかけにハワイ移住を思い立ち、もろもろある障壁―ビザ取得から家族の説得まで―を乗り越えて夢を実現させてしまった。
ガチで移住を考えている人にはマニュアルに近い実用本として、そしてモチベーションを高く保っておくのに役立つだろう。また、うっすら移住に憧れている人にとっては、妄想にぴったりのシミュレイターとなるはずだ。

(文:宇佐和通)

 

 

 

ハワイ暮らし成功物語

著者:はたせいじゅん
出版社:エイ出版社
ハワイの風を感じて暮らせたなら。美しく輝く青い海と空、快適な気候、皆がイキイキとし、笑顔で暮らす島で暮らせたなら…ハワイに移り住んだ放送作家・はたせいじゅん氏が、その方法から、理想と現実、文化の違いからくるトラブルの対処法など、ハワイに移住するまで、そして移住してからの出来事を自身の経験そのままにドキュメンタリータッチで綴る。

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