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社会人1年目でも使える「依頼・断り」セリフのテクニック

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友達や家族といる場面なら、「あれ、やって!」「嫌だ」など気を使わないやり取りが出来るが、それが「仕事」、ましてや目上の人がたくさんいる「会社」となるとそうはいかない。特に社会人1年目の人は、取引先との交渉やビジネスメールでの言葉の壁にぶち当たっている頃ではないだろうか?

「依頼」「断り」「批判」「謝罪」など、ビジネスシーンではおなじみの場面でつい言ってしまいがちなNGセリフ。しかし、ちょっとした言い換えだけで相手の信用や自分の好感度を落とすことなく、スムーズに仕事が進められる魔法の言い回しを『仕事の禁句変換辞典』の中から、いくつか紹介していきたい。

依頼・断りセリフの変換方法

○月×日までに、きちんとやりとげてください。

全幅の信頼を寄せておりますので、○月×日をメドにお願いいたします。
(中略)
[Point]締め切り前の催促は、「信頼感」でラッピング。

(『仕事の禁句変換辞典』から引用)

忙しい人への仕事依頼はいつだってヒヤヒヤする。依頼した方としては仕事の進捗が気になり、「やって頂けてますか?大丈夫ですよね?」と不安を相手に押し付けたくなるもの。だが、依頼された方にとっては「今やってるよ!」と、このセリフにイラッとすることも…。
本書には上記以外にも「全面的に信頼しているんで、心配はしていないのですが、一応締め切りは○月×日と伝えておきます」という言い方も紹介されていた。どちらの言い方にも共通していることは、相手へ「締め切りを守らないなんて思っていない」という信頼感を示すことのようだ。

お断りします。

今回は残念ですが、次回はぜひ。
(中略)
[Point]断りの連絡こそ、メールではなく直接口頭で。「次回はぜひ」の言葉に残念さをにじませよう。

(『仕事の禁句変換辞典』から引用)

王道のお断りの言い換えパターンをご紹介した。社会人生活を数年経ると「次回はぜひ」の「次回」なんて無いと思ってしまう場面はいくらでもある。でも、これがオトナな対応なのだ。気が重くても、断りの連絡は引き延ばさず口頭で速やかに済ませよう。

言いにくい上司にも…

○○さんの理解不足だと思う。

私の理解だとこういう理解でよろしいですね。
(中略)
[Point]「主語置き換え」テクニックの一つ。上司や取引先には有効な手法。

(『仕事の禁句変換辞典』から引用)

「上司の理解がなんか怪しい」「取引先がどこまで理解してくれているのか確認したい」その場合は、あくまでも「現時点でわかっていないのは自分」という態度をとり「私の理解だとこういう理解になるのですが、これで大丈夫でしょうか」という丁寧な魔法ワードを放ってみよう。そうすれば相手はもう一度自分の見解を説明してくれるので、理解不足な箇所が見抜けるのだ。

この他にも『仕事の禁句変換辞典』には「私は気に入りません」「やったけど、できませんでした。」「ワンマン上司」などのNGワードの言い換えがズラリ。すぐに使える言葉のラッピング法は、ここぞという時にあなたのピンチを救う強力な武器になってくれるはず。

(文:フムフム編集部)

仕事の禁句変換辞典

著者:中塚千恵
出版社:CCCメディアハウス
「あのとき、こう言えばよかった」 「あのとき、ちゃんと話しておけばよかった」 「やっぱり、自分のコトバで意見を言いたかった」 言いたいことはあっても、伝える言葉を持っていなかったがために、こんな後悔をすることは多いのではないか。 本書では、人と人の関係をつなぐ『コトバ』のうち、ビジネスシーンで使われる『コトバ』のよりよい使い方を考える。 なかでも、「ほめる」「激励する」といった、誰もが素直に発言できるビジネスシーンではなく、「頼む」「断りを入れる」「批判する」「謝る」「悪く言われる人を別の表現で言い換える」といった、躊躇してコトバを使うシーンを選んだ。そんな場面こそ、何も考えずに自分の想いをそのままコトバにしてしまうのではなく、ラッピングされた『コトバ』が必要である。(「はじめに」より)

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