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今の自分に点数をつける方法

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国際コーチ連盟(ICF) プロフェッショナル認定コーチの原村和子さんは半年に一度「ライフバランスマップ」を作ることを提唱している。自分を8項目に分け、点数をつけるというものだ。今の自分を数値化することで見えてくることがたくさんあるというので、実際に試してみた。

自分の通信簿

ライフバランスマップを作ってみると、現在の自分の通信簿のような感じを受けた。
自分について①住まい・環境②健康③お金・経済④仕事・キャリア⑤趣味・ライフワーク⑥外見・美容⑦人間関係(家族・パートナー・友人)⑧学び・自己啓発の8項目に分けて10段階で点数をつけていくからだ。

学校に通っていた頃は通信簿があったおかげで、学期ごとに今の自分の状態を科目別に把握することができた。しかし大人になると、それがない。半年に一度自力で自分の成績表を作っていくというのは、なかなか有意義な作業なのかもしれない。

点数化して気づくこと

私も実際に付けてみた。8項目の得点は、住まい7点、健康7点、お金5点、仕事5点、趣味5点、外見4点、人間関係4点、学び8点というものだった。全体的に平均的で、ものすごく満足している部分もないし、ものすごく悩んでいる部分もない。ただ、なんとなく普通すぎて、もう少し頑張れるんじゃないの?という気が、我ながらした。特に仕事については我ながらサボっている気がしてならない。

原村さんが書いた『アラフォーからもっと幸せになるためのルール 自分をリニューアルする41の方法』(学研プラス・刊)には、このライフバランスマップの考えかたが解説されている。それを読むと、どうやら着目すべきは、点数が低い項目らしい。

といっても、点数を上げるためにどうしたらいいかを考えるためではない。「どんなに低い点であっても点が入ったことに注目し、どの部分に良いところがあるかを見てみましょう」という。

良いところ探し

例えば私の場合、外見と人間関係が点が低い。外見についてはもう40代だからいろいろ諦めているのだけれど、じゃあ4点の内訳は?と聞かれると「肌がきれいとは言われる」「うなじはいいねと言われた」なんてとこで、どうにか加点している。その「かろうじて良い部分」に自信を持つことで、自分を好きになりましょう、と本は呼びかけている。

人はどうしても、自分が人よりも劣っている部分を気にしてしまうし、自分と人を比べて落ち込むことがある。自分よりも良い思いをしている人を見ると寂しい思いをしてしまいがちだ。けれど、隣の青い芝生を見てないものねだりをしたところでどうしようもない。妬む時間を、自分が今いる庭を手入れして、少しでも芝生の見栄えを良くするほうに使ったほうがいい。

あるものに感謝する

「今あるものに注目し、それに感謝しましょう」と、本に書かれていたけれど、本当にそうだと思う。ライフバランスマップを見ると、低いとはいえ、自分は得点をしている。全くダメというわけではないのだ。「持っていないもの」や「できていないこと」ばかり気にしていると、元気を失くしてしまう。本の通り「持っているもの」「今あるもの」「できていること」のほうを見ていれば、喜びや自信が戻ってくるはずだ。

例えば私の場合、堂々と紹介できるような特定の彼氏がいない。恋人が欲しい、幸せなカップルを見るとうらやましい、と嘆くよりは、私が今、共に暮らしている子どもたちのことを考え、彼らと一緒に過ごしている毎日に感謝したほうが、人生は実り豊かなものになるだろう。隣の芝生を気にしていたらきりがない。このライフバランスマップ、今の自分をあるがままに受け入れ、現状確認していくためには、なかなか使える採点法だと思う。

(文・内藤みか)

アラフォーからもっと幸せになるためのルール 自分をリニューアルする41の方法

著者:原村和子
出版社:学研プラス
女は、アラフォーで生まれ変わる!「アラフォー再生コーチ」の著者が、30代半ばを過ぎて行き詰っている女性に向けて、「幸せな自分」にリニューアルする方法を教える。仕事、恋愛、結婚、家族、お金……、人生が再び輝き出すルールとは?

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