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今日から仕事が楽しくなる!デキる奴になれる!魔法の「真逆の発想」とは?

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会社勤めをしていた頃、私は残業が日常茶飯事な社員だった。
職業柄、取引先と連絡が取りやすいのが夜だったし、社内でタッグを組んでいた部署も夜型だったし、日中は出先に行っていることが多いため、企画書作成やら、翌日の打ち合わせの準備やら……なんだかんだと、「いつも遅くまでいる人」になっていた。

一転、現在はフリーランス。
時間が自由に使えると思われがちだが、主婦業や母親業にかなりの時間を割かれる。効率よく作業をし、短時間でパフォーマンスを上げなくてはならない。つまり、仕事を速くできるようにならなくてはいけない。さて、一体どうしたらいいだろうか?

大切なのは「真逆」に考えること

著書約150冊、数々のビジネス書や啓蒙本を世に送り続けている千田琢哉さんの最新刊『「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。』(学研プラス・刊)には、何か壁にぶち当たったときは「逆に考える」ことが大切だと述べられている。

たとえば、タイトルの通り「仕事が速い人が、早く会社を出られる」のではなく、「あらかじめ『早く帰る』と決めているから、仕事が速くなる」という。かつて残業ばかりしていた私には、耳が痛い。けれど、これがかなり納得!な内容なのだ。

たとえば、「会社は17時に必ず出る」と決めてしまう。千田さんの場合はもっと極端で、「午後になったら、用事をでっち上げて直帰する」と決めてしまったのだとか。すると、「せめて会社にいる間は、集中して仕事をしなくては申し訳ない」と思うようになり、午前中の集中力が研ぎ澄まされ、仕事のスピードが遥かにアップしたというのだ。しかも、早く帰宅して早く寝ることで、十分な睡眠がとれる。熟睡できると爽快に朝を迎えられ、午前中の仕事もグングン捗る……という好循環が生まれるのだという。

嫌な仕事も、見方を変えれば楽しくなる

そんなこと言っても、経費の処理だとか、いろいろやらなきゃいけない事務作業に時間を取られるし、無理でしょ!というあなた。本書には、こんなアイデアも述べられている。

「単純作業はストップウォッチで計り続けて記録更新する。」

(『「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。』より引用)

千田さんは、単純作業に飽きてしまったとき、どうしたらこの仕事が楽しくなるかを考えた。そして、時間を計って記録を更新し続ければ楽しくなる!と閃いたのだそうだ。つまり、誰もが嫌がるような単純作業が、その瞬間に立派な一大プロジェクトになったのだ。

結果、通常2時間かかる作業を30分にまで短縮させられたというから驚きだ! より良い記録を出すために、作業をどうしたら効率よくこなせるかを考え、実践した。しかも、楽しみながら。時間がかかる仕事だから無理!と決めつけるのではなく、嫌な仕事だからやりたくないなどと匙を投げるのではなく、楽しくなるような工夫をすることこそ、真逆の発想なのだ。

やる気が出ない仕事こそ、やる気が出る仕事にするチャンス

いくら集中力を持って取り組もうとしても、どうしてもやる気が出ないような仕事ばかり……。そんな愚痴を漏らしたくもなる人には、こんなアイデアはいかがだろうか。

「やる気を出すのではなく、やる気が勝手に出る仕事で人生を埋め尽くす。」

(『「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。』より引用)

千田さんは、仕事にとりかかるのに「気合いは不要」だと述べる。
そして、「やる気を出すのではなく、勝手にやる気が出る仕事をすべき」だとも。
実は、やる気が出る仕事を見つけるヒントは、やる気が出ない仕事をしているときにある。先の単純作業の話にも繋がるが、退屈な作業を楽しくするにはどうしたらいいか?と考えることなのだ。そうすれば、あれだけ憂鬱だった仕事が、俄然楽しくなる仕事へと変わる。これまで思いもつかなかったアイデアにもたどり着く。たとえば、どうしてもやる気が出ない訪問販売をやっていた人が、どうにかしてこの作業から逃れたいと考えあぐねた結果、より集客率の良い新たなセールス法を思いついたり。現状を打破するヒントはいつも、真逆の発想にある。

このほか、本書には「メールの返信タイムは一日2回にする」「ランチは抜く、もしくは独りで」「発言や文章は言い切りに」「久々に送る長文メールより、普段からの1行メール」など、仕事が速く、デキる奴になり、人生をより謳歌するためのアイデアが54詰まっている。業種や職場環境に差はあれど、いま壁にぶつかっている人へのエールとなるものばかり。
「真逆の発想」をすれば、"いつもあまり会社にいないのにしっかり成果を出している、なんだか人生楽しそうなデキる奴"になるのも夢じゃない!

(文・水谷 花楓)

「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。

著者:千田琢哉
出版社:学研プラス
不器用でも、作業が遅くても、最速で最大の結果を出して「職場で一番先に帰る人」になるスキルとそのコツを、20代ビジネスパーソンのカリスマ・千田琢哉が教えます。残業ゼロの時代に効果を発揮するスタートダッシュ法、スピード決断など役立つ情報が満載!

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