ハウツーが満載のコラム
文字サイズを変更する

劇団四季の出身者が教える「チャンスを逃さない4つの心がけ」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

わたしは幸せではありません。
だから、幸せになりたいです。

幸運をつかみたければ、幸せそうな成功者にコツや心がけを教わるのが、いちばんの近道です。

幸運は、なぜ「むこう」からやってくるのか』(佐藤政樹・著/学研プラス・刊)という本があります。幸運(チャンス)を逃さないための心がけを紹介します。

上乗せして返す

あなたが目の前のことを上乗せして返す気持ちを持って創意工夫していくと、夢ややりたいことに手を貸してくれたり、応援してくれる人たちが「むこう」からやってきます。
(中略)
「上乗せして返す気持ち」が、自分を助けてくれることもあるのです。

(『幸運は、なぜ「むこう」からやってくるのか』から引用)

著者の佐藤政樹さんは、劇団四季の主演をつとめたこともあるバレエダンサーです。自分が何をしたいのかわからなかった時期にはフリーターとして過ごしていました。その後、劇団四季の『ソング&ダンス』という舞台を観たことをきっかけにして、エンターテインメントの世界に足を踏み入れました。

佐藤さんは、「上乗せして返す気持ち」と「創意工夫」を重要視しています。幸運をつかむためのコツです。

「上乗せして返す気持ち」は、佐藤さんがフリーター時代に学んだことです。ただ時給をもらうだけでなく、余裕があれば「時給分にすこしだけ上乗せして働こう」いう心がけです。サービス残業をするという意味ではなく、「丁寧にやる」「心を込める」など、気持ちを上乗せするということです。

佐藤さんが心がけている「創意工夫」とは、自分のためではなく「相手を喜ばせるために何ができるか?」を考えることです。人を喜ばせたり楽しませたりすることが、結果的には「幸運」を招き寄せることになるのです。

モチベーションよりも創意工夫

モチベーションのあるなしを超えて、創意工夫を繰り返すことが一番大事なのではないかということです。
(中略)
目の前のことに向き合って、淡々と進んでいけば、モチベーションのあるなしなど超越したところに行けるのだと。

(『幸運は、なぜ「むこう」からやってくるのか』から引用)

舞台の世界には、「メインキャスト」と「アンサンブル」という役割分担があります。メインキャストは「主要人物」で、アンサンブルは「その他大勢」のことです。

「メインキャスト」の俳優たちには共通点があります。心身ともにブレがなく、いつも「淡々」と稽古をしていることです。体調が良いときも悪いときも、ごく当たり前のように舞台公演をこなします。

モチベーション(やる気)は行動のよりどころになりません。「気分しだい」「運頼み」だからです。あてになりません。それよりも、どうすれば「淡々と高いパフォーマンスを発揮できるか」について、日ごろから創意工夫する習慣を心がけるべきです。息切れせずに淡々とやっていれば、チャンスを逃すことはないでしょう。

居場所を変える

次のステージに行きたい時には、今の自分のレベルよりも高い環境を、少し先行して進んでいくことです。つまり、環境先行型ですね。環境に入ることによって自分を成長させていくやりかたです。

(『幸運は、なぜ「むこう」からやってくるのか』から引用)

佐藤さんは、23歳からクラシックバレエを始めました。表現力の幅を広げるためです。まずは初心者クラスに入門して、ついには10年をかけて劇団四季の上級クラスをマスターしました。

クラッシックバレエの指導を受けながら「上乗せして返す気持ち」で取り組んでいたとき、向こうから「幸運」がやってきました。憧れていた人──熊川哲也さんの舞台にエキストラ出演することになったのです。

佐藤さんは、エキストラ役者としてリハーサルに参加することを許されます。つまり、世界的バレエダンサーの技術をすぐ間近で見るというチャンスを得たわけです。モチベーションが高まるだけでなく、佐藤さんのダンス技術も飛躍的に上達しました。まさに「ちょっと上の環境」に身を置いたことによる成果です。

トンネル脱出イメージ

「このまま自分は悪い方向に行く」とか、「自分はうまくいかない」なんて、ずーっと考えていたら、さすがに本当にお先真っ暗な世界に吸い込まれていくような気がしていました。
かと言って、成功のイメージなんかとてもできない。何をイメージしていいのかもわからない……。

(『幸運は、なぜ「むこう」からやってくるのか』から引用)

「幸運」とは、暗いトンネルを抜けた先にあるものです。明るい場所にたどりつくためには、前進するしかありません。

『幸運は、なぜ「むこう」からやってくるのか』の著者、佐藤政樹さんは劇団四季の出身です。

劇団四季といえば「弱肉強食」のイメージがありますが……。長い下積みを経験している佐藤さんは、意外にも「がんばらない」ことを推奨しています。
あせらずに、周りの人を楽しませたり喜ばせたりすること忘れないで、少しずつ前に進めば、幸運が向こうからやってくるとアドバイスしています。

(文:忌川タツヤ)

幸運は、なぜ「むこう」からやってくるのか

著者:佐藤政樹
出版社:学研プラス
「ある心」が決まると、夢ややりたい事やそのために必要な人も、向こうからやってくる。フリーターから劇団四季の主役まで上り詰めた著者が、奇跡的な数々の体験談とともに語る、夢を見つけ、叶えるための方法。若いビジネスマン必読!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事