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夏休みの自由研究にお困りのあなたへ

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待ちに待った夏休みの到来だ。

プールに海に山、映画館にゲーセン、ディズニーランドなどなど、夏休みこそ遊びまくりたいと思っている人も多いことだろう。ウン十年前の私もそんな一人だった。

しかし、大人になってしまった私には、休みはまったくない。毎日仕事だ(泣)。学生時代が懐かしい今日この頃だ。

楽しいこともつらいこともいっぱい

さて、夏休みは楽しいことばかりではない。苦しいことも山ほどあるのだ。

熱中症になると嫌だし、蚊に刺されるのも辛い。だが、最大の強敵といえば課題の山だろう。特に小学生であれば、算数・国語などの課題のほかに、自由研究をやらなければならないのだ。

この自由研究がかなりの曲者といえる。
なにしろ、一朝一夕に片付かないのだ。算数のドリルのように、頭のいい友達を買収して答えを見せてもらうわけにはいかない。

ゼロから自分で考えなければならない点に、自由研究の難しさがある。

自由研究、いつ始める?

あなたはいつごろ自由研究に取り組み始めただろうか?

私の周りでは、夏休みが始まると、さっさと片付けて優雅な時間を送っていた人も多かった。

私はまったく逆だ。夏休み終了間際、ギリギリになるまで手を付けない。小学生だった6年間、一度たりとて、最終日に徹夜をしなかった日はないほどである。

朝顔の観察日記を手掛けたことがあったが、始めたのは8月後半で、既に朝顔の花は終わっていた。そこで、無理やり内容を捏造したこともある。ストーリーを勝手に作ったのだ。

この経験が糧となり、ライターになることができた…はずがないのだが、とにかく現実の科学の世界でこれをやったら、某科学者のように袋叩きにされるに違いない。猛反省だ。

今すぐ使えるネタが満載

自由研究をやりたいのはヤマヤマだけれど、ネタが思い浮かばないという人も多いだろう。そんな人におすすめしたいのが『RikaTan(理科の探検) 2017年8月号』(SAMA企画・編/文理・刊)だ。

最近は日本人のノーベル賞受賞を機に、学者になりたいという子どもたちが多いという。そんな理科好きの好奇心を高める内容になっている。

私が取り組んだ朝顔の観察日記は様々な問題がある。時間がかかることと、毎日やらないといけないことだ。そして、途中で飽きやすい。本著には、簡単にできてしかも面白い実験がたくさん紹介されているのがうれしい。

例えば、「ジュースを使ってハンカチを染める実験」は数時間でできる。トマトジュースのほか、濃厚な果汁100%のグレープジュースを使うとまるで藍染めのような美しい色に染まるのでびっくりだ。洗濯バサミをうまく使えば、模様をつけることもできる。身近なもので手軽に実験ができるのは楽しいものだ。

自由研究は早めに片づけよう

ちなみに、この「フムフム」のコラムは、締切ギリギリになって執筆している。

夏休みの自由研究をギリギリまでやらない人は、大人になってからも仕事をギリギリにならないと片づけない、なんとも困った人になってしまうのだ。

このコラムの読者には、小学生もいるかもしれない。くれぐれも、ギリギリに自由研究をやるようなことは、無いようにしてほしい。このコラムを読んだら早めに片づけよう。おじさんとの約束だぞ。

仕事は早く片付ける。社会人の基本だ。子どものころから習慣を付ければ、きっと“できる大人”になれるはずだ。

(文:元城健)

RikaTan(理科の探検) 2017年8月号

編者:SAMA企画
出版社:SAMA企画
「観る・知る・遊ぶ。理科と自然の楽しさを実感する」をモットーとする、理科好きな大人と子どものための科学マガジン。今号の特集は【さっとひらめく自由研究!】。「ジュースを使ってハンカチを染めよう」「牧場で見る消化管のひみつ」など。

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