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5億8000万円のお買い物!!

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7月10日と11日、北海道の千歳市にあるノーザンホースパークで「セレクトセール」が行われました。
今年で20周年を迎える競走馬のセリ市で、日本で最大規模のものです。
昨年はテレビで見ていましたが、今年は実際に取材するため、北海道まで行ってきました。

セリと言うと、サザビーズが行う美術品のオークションを思い浮かべがちですが、競走馬も、それはそれは美しく、そして、めまいがするほど高額な取引が行われるという点で、サザビーズに負けません。 晴天のもと、開催されたセレクトセールは活況を呈し、2日の間に、なんと馬の総落札額は173億2700万円というのですから、もうなんと言ったらいいのか・・・。

あどけない仔馬に5億8000万円!

今年、とりわけ話題をとなったのは、無敵の強さを誇ったあのディープインパクトを父に持つ「イルーシヴウェーヴの2017」という仮の名前がついた可憐な仔馬です。
正式な名前はこれから決められることになります。
当歳といって、数えで1歳のまだあどけなさの残る馬に、どんどん高額の値段がつけられていく場にこの身を置いてみると、自分はそういう「お買い物」に縁がないとわかっては、心臓がどきどきしてきます。
私は身じろぎもせずに、唾を飲み込みながら、セリの様子を見つめてしまいました。
次々と放たれる矢のように、「1億」、「1億2千万」と、値段が吊り上がっていく様は、興奮を通り越して、手先が冷たくなるほどでした。
そして、振り下ろされるハンマーの音で、買い物が成立したことが知らされます。

す、すごい。

この先、走るかどうか未知数の仔馬の可能性に賭けた馬主さんの決心を示す運命の音です。

フムフム:馬

光源氏が紫の上を愛おしんだように

源氏物語の中で、光源氏は紫の上に幼いころに出会い、その美しさに心を奪われます。
そして、自分の理想の女性にするために、手元におき、娘のように養育し、やがて妻とします。
私は『源氏物語』のヒロインの中で紫の上の存在が一番、好きなのですが、その理由は年月をかけてゆっくりと愛していく様子にひかれるからです。
スローラブとでも言ったらよいでしょうか?
まだほんの小さな仔馬を高額で買い取り、信頼できる調教師に預けて、競走馬とするのも、これに似ているような気がします。
ある程度出来上がった競走馬を買うこともできるのに、危険を冒してでも、仔馬を買うのは、その成長を見守りながら、運命を賭けていく過程を楽しみたいからではないでしょうか?
馬主さんだけではなく、お金持ちというのは、どこか独特なところがあると思うのです。

お金に愛されて幸せな女性になるためには

あなたが競走馬を買い、馬主になりたいかどうか別として、欲しいものを得るにはやはりお金が必要です。
お金があればすべてが解決できるわけではありませんが、生き方の選択肢が広がるのは確かです。
暖かい家で暮らしたり、子供を教育したり、身ぎれいにしていくためには、やはりある程度のお金の余裕が必要です。
問題は、どうしたら自分がリッチになれるのか?です。
それを知るのはかなり難しいことだといえましょう。
お金に愛されて幸せな女性になる7つのリッチルール』(臼井由紀・著/学研プラス・刊)には、
「私はお金に愛されている。稀にみるほど、お金に愛されている幸運な女です!」と、宣言できる女性になるために必要なルールが記されています。
それを参考に、お金持ちになるルールを探ってみてはいかがでしょう。

贅沢三昧の結婚生活からどん底へ落ちて

著者である臼井由紀は、驚くほど多くの顔を持つ女性です。
会社の社長であり、理学博士あり、行政書士の資格も持っていて、栄養士や薬膳のコーディネーターでもあるといいます。 さらには、経営コンサルタントとしても活躍、多くの著書もあります。
けれども、かつては自分を「世界一不幸な女性」と思っていたそうです。
28歳も年上ながら、会社社長として活躍する人と結婚し、裕福な生活を手に入れたと思ったものの、その生活は、結婚早々、破たんしてしまいます。 夫が病気で倒れ、会社は倒産寸前に追い込まれてしまうからです。
手に入れたはずの豪邸、別荘、外車、宝飾品も、雲散霧消してしまいます。
贅沢三昧の生活からどん底へ。 運命の変転を味わうのです。

世界一幸運な女になると決心し、実践したこと

けれども、著者は負けてはいませんでした。
まだ33歳。
人生をあきらめてしまうには、早すぎます。
それに、逆境に強く、ゆっくりと、しかし、じっくりと、這い上がる力を持っている人だったのでしょう。
彼女は「世界一不幸な女」から「お金に愛されている幸運な女」へ変身すると決心します。
そして、「お金に愛されるのは、どうしたらいいのか」について、考え始めます。
脳がちぎれるほど考えたといいます。この迫力こそが、彼女を立ち直らせたのでしょう。

実践したい7つの法則

お金に愛されるためには7つの黄金法則が存在するといいます。
著者はそれを年収3000万円を超える女性500名から学び取ってきたというのです。
『お金に愛されて幸せな女性になる7つのリッチルール』から、私たちもそのルールを学んでいきましょう。
1.シンプル・リッチの法則:金運を呼び込むためには、無駄なものを省き、お財布や通帳を大切に扱い、銀行の選び方に注意を払う必要がある。
2.スマート・リッチの法則:お金を引き寄せるためには、身だしなみに気を付けなければならない。
3.スリム・リッチの法則:体も心もスリムでいなければならない。過多な情報、無駄な贅肉に悩んでいてはお金は寄ってこない。
4.スムーズ・リッチの法則:日常生活で何気なく使う言葉に注意を払う。何気なく使う「ひと言」に手を抜かないことが大切。
5.スマイル・リッチの法則:輝く笑顔を持ち、自分に運や縁を引き寄せていくようにする。
6.スロー・リッチの法則:豊かさに満ちているというムードを演出し、がつがつしないで余裕の態度を示す。
7.シャープ・リッチの法則:どんな逆境も跳ね返しプラスに転じるしたたかさを持つ。

お金持ちになるためには工夫が必要ということか?

総額で173億ものお金が動く場所に居合わせたからでしょうか。ここのところ、 お金とは何かについて、柄にもなく考え続けました。
もちろん、お金持ちにはお金持ちの悲哀やつらさがあるのでしょう。
けれども、賢い方法でお金を使うことによって、私たちはさらなる豊かさに一歩を踏み出すことができるはずです。
たとえどんなに裕福でも、それだけで楽しい人生となるわけではありません。
反対に、どんな逆境にあろうとも、不幸を幸福に転じる技を身につければ、自らの未来を明るいものにできると信じたいと思います。
高額な仔馬を買うとき、きっとそこに自分の未来を彩り豊かにしようという思いが込められているのだと思います。
私も自分の未来をあきらめず、7つの法則から何かを学ばなければと思っています。
自分は幸福になるために生まれてきたのだと信じていれば、きっとリッチな女性になることができると信じて・・・。

(文・三浦暁子)

お金に愛される女性が持っている7つのリッチ・ルール

著者:臼井由妃
出版社:学研パブリッシング
お金持ちになる女性は、仕事、人づきあい、プライベートまで共通の7つの視点を持っている。これを知るだけで、運と縁を引き寄せ、瞬く間にお金に愛される。セレブ女性500名以上と交流してきた著者だからこそ知る「頑張らずにお金に愛される」秘訣。

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