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スマホ全盛の今こそ、一眼レフで写真を撮ろう

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スマホはとにかく便利だ。世の中のたいがいの作業はスマホでできる。

人々は腕時計をしなくなったといわれるが、スマホで時間を見ることが多くなったためだ。紙の本を買わない代わりにスマホで本を読む人は少なくない。

この「フムフム」の記事もスマホで読まれることが多いはずだ。

スマホカメラの高性能はすごい

カメラ機能が搭載された携帯が発売され、2000年以降に爆発的に広まった。私も高校時代に友人と携帯で写真を撮り合っていたのが懐かしい。とはいえ、はじめのころはめちゃくちゃ画質が低かった。プリントアウトしても画像が荒くなり、記念写真などには向かなかったのだ。

ところが、技術の進歩は凄まじかった。画質はどんどん上がり、画素数もあれよあれよといううちに1000万画素を突破。連写機能や、高品質なレンズなども付くようになってしまった。

そして、現在はコンパクトデジカメや一眼レフの独壇場だった写真の機能を、スマホが担うようになっている。

一眼レフはレンズ交換ができる

しかし、そんな万能すぎるスマホカメラでも、一眼レフカメラに適わない部分がまだまだあるのだ。3つのポイントに絞って紹介しよう。

スマホカメラはズームレンズが1個だけ搭載されていることがほとんどだ。

一眼レフのメリットは、レンズを交換することで、標準的なズームレンズでは写せない写真が撮れる点だろう。

たとえば、高速で疾走する鉄道を撮影したいときは望遠レンズが、広い風景をワイドに映しこみたいときは広角レンズが活躍する。こういった特殊な場面では、スマホカメラでは歯が立たないことが多い。一眼レフは、それぞれの撮影に特化した交換レンズを使えるため、断然、有利になるのだ。

奥行きのある写真が撮れる

人物の奥にある背景をぼかして臨場感のある写真を撮影する。こういった作業も一眼レフが得意だ。

スマホカメラでは、くっきりとした写真を撮ることはできる。しかし、手前の人物と背景が同化してしまい、どこか平面的な印象の写真に仕上がってしまうのだ。これは、カメラのセンサーのサイズがスマホと一眼レフではまったく異なり、スマホの小さなセンサーでは光を十分に取り込めないためなのだ。

確かに、スマホでもアプリによっては、背景をぼかしたりできる機能がある。

けれども、生の写真の美しさでは、やはり一眼レフの方に軍配があがるのだ。

モデルをその気にさせることが可能

高級そうな一眼レフは、モデル撮影でこそ効果を発揮する。いいカメラで撮影されると、モデルのテンションがあがる。すなわち、いい写真を撮影できる確率があがるのだ。

パシャッ、パシャッという一眼レフのシャッター音は、スマホカメラにはない独特のものだ。

同時に、カメラマンのモチベーションも高まる。一眼レフを買ったのだから、いい写真を撮ってやろうとテンションが上がるのだ。どっしりと重いカメラは、所有欲を満たしてくれる存在でもある。

機能だけでは語れない、心理的な効果が高いのも一眼レフなのだ。

もうすぐ夏。今こそ一眼レフを買おう

こうした一眼レフを使った撮影テクニックを知ることができる一冊が、『カッコいい写真が撮れる100のレシピ』(CAPA&デジキャパ! 編集部・編集/学研プラス・刊)だ。

これまで一眼レフのメリットを書いてきたが、私の知人のプロカメラマンによると、正直、日常生活の写真はもはやスマホカメラで十分高画質という。ブログやSNSで画像を使う分には、まったく問題ないといえる。

しかし、印象深い写真を撮影したいと思うなら、やはり一眼レフが欠かせない。そして、夏が間近に迫っている今の時期こそ、カメラマンデビューの準備にもってこいだ。一眼レフを手に、街に飛び出してみよう。

(文:元城健)

カッコいい写真が撮れる100のレシピ

編集:CAPA&デジキャパ! 編集部
出版社:学研プラス
最新のカメラ機能や写真アプリを駆使した、「カッコいい」と思われる写真の撮り方・作り方をレシピスタイルで100点紹介。どんなものをどんな風に撮影すれば、おしゃれに見えるのか、デジタル一眼だけでなく、スマホなどでも使えるテクニックを解説する。

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