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叶えたい夢があるなら口に出そう

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「言霊」という言葉があります。

言葉に宿るとされている霊的なもののこと。思っていることを言葉にすることで、それが実現すると言われています。

この「言霊」というものは、ほんとうに霊的なものなのでしょうか。

言霊の正体

僕は、仕事でさまざまな起業家にインタビューをしています。話を聞いた起業家の多くは、起業の際に「さまざまな人に相談する」「自分のやりたいことをいろいろな人に話す」ことをしたと言います。

例えば、あるビジネスを始めようとします。そして、とにかく身近にいる人や知り合った人などに、自分が思い描いているビジネスプランを話しまくるのです。

そうすることで、その話を聞いた人たちが「そういえば、●●さんがあんなこと言っていたな」と思い出し、情報を提供してくれるようになるのです。

つまり、自分のやりたいことを言葉にしていくことで、周囲の人たちがあなたのことを気にかけてくれて、自然と自分が思い描いてることに役立つ情報や人脈が増えていくようになります。

これが「言霊」の正体なのです。

松坂大輔、小学6年生の宣言

野球選手の宣言力』(瀬戸口仁・著/ブックビヨンド・刊)は、国内外のプロ野球選手が「宣言した」言葉を集めたものです。

甲子園で活躍し、西武ライオンズに入団。そして大リーグを経て、現在ソフトバンクホークスに在籍する松坂大輔は、小学校の卒業式で次のように宣言しました。

「僕は甲子園に出て、優勝をします。そして、ドラフト1位でプロに入って、そのチームのエースになります。さらに、100億円プレーヤーになります」

(『野球選手の宣言力』より引用)

小学6年生が、こんな大きな夢を語ったら、大人たちは笑うかもしれません。しかし、その後の彼の活躍は、この言葉どおりのものとなりました。

本書によると、松坂大輔は次のように言っているそうです。

「僕は夢を見ない。常に目標を掲げる」

(『野球選手の宣言力』より引用)

自分の将来の姿を「夢」ではなく「目標」に設定する。そうすれば、あとは目標に向かって何をすべきかを考え、実行できるのです。

口に出せばモチベーションが上がる

「言霊」のもうひとつの正体は、「自分を追い込むこと」です。

口に出すことにより、人はやらざるを得なくなります。恥をかきたくない、失敗をしたくないという思いが、夢(目標)を現実にするための原動力になるといっていいでしょう。

(『野球選手の宣言力』より引用)

心に思っているだけでは、その想いは自分の中だけに存在するもの。しかし、口に出して言ってしまえば、それは自分だけではなく、他の人にも知ってもらうことでモチベーションを高められるのです。

まずは家族や友達に話してみよう

夢や目標は、大きければ大きいほど口に出すことをためらってしまうかもしれません。しかし、言葉にしなければその想いはいつまでも現実にならない可能性が高くなります。

もし、何か心に秘めていることがあるのなら、それを言葉にしてみませんか? 笑われるかもしれません、呆れられるかもしれません。しかし、言葉にすることで実現する可能性が高くなるでしょう。

まずは、自分の家族や友達といった身近な人に、自分の夢や目標を話してみましょう。そのとき「言霊」が生まれ、やがてはその言葉が現実のものになるはずです。

(文:三浦一紀)

野球選手の宣言力

著者:瀬戸口仁
出版社:ブックビヨンド
「宣言とは、魔法です」
野球ジャーナリストの瀬戸口仁が、国内外の野球選手が残した「宣言」を1冊にまとめました。宣言することによって、夢は現実になるのです。あなたの背中をポン!と押してくれる、そんな言葉を見つけて下さい。

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