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無謀なチャレンジをしないための『起業1年目の教科書』

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起業1年目の教科書』(今井孝・著/かんき出版・刊)は、起業コンサルタントが書いたノウハウ本です。

著者の今井孝さんは、これまで多くの起業家たちにアドバイスをおこなってきました。
起業1年目から成功する人は「細かな階段=ステップ」を意識するそうです。

起業のハードルを下げるための考え方

起業は「ハードルの高い大きなチャレンジ」というイメージがあります。
「それは勘違い」だと、起業コンサルタントの今井さんは指摘します。

成功している人は
大きな目標に到達するための
細かな階段を作っている
(中略)
大きく投資しなくても、スキルがなくても、一回で成功しなくても、今できる小さな一歩を気軽に登ります。
そして、無理せず一歩ずつ登っていき、最後には目標を達成するわけです。

(『起業1年目の教科書』から引用)

起業にまつわるバッドパターンは2つです。

・起業したいけれど「怖くて一歩も進めない」パターン
・無謀なチャレンジをして「失敗する」パターン

じつは、本人が勝手にハードルを高くしているだけなのです。
起業にまつわる「細かな階段=ステップ」を知ることによって、成功の確率を高めることができます。

『起業1年目の教科書』に掲載されている63項目のステップの中から、いくつか紹介しましょう。

ありきたりのアイデアで始める

起業コンサルタントの今井孝さんは、「ビジネスに画期的なアイデアは必要ない」とアドバイスしています。

なぜなら、続けているうちに独自性があらわれてくるからです。
せっかく思いついたのに「ありきたりのアイデアだから……」とあきらめてしまえば、成功することはできないというわけです。

とりあえず「ありきたりのアイデア」でやってみて、うまくいかなかったら別のアイデアを試しましょう。

ビジネスモデルは後から考える

ビジネスモデルとは「利益をあげる仕組み」のことです。
起業コンサルタントの今井孝さんは、「喜んでいる人がいる限り、なんでもビジネスになる」とアドバイスしています。

例えば野球を考えてください。
極論を言えば、野球というのは丸い球を棒で打って走っているだけです。
(中略)
最初に野球を始めた人は、これがビジネスになるなんて考えてもいなかったに違いありません。

(『起業1年目の教科書』から引用)

ちなみに、日本のプロ野球市場は約1000億円、米メジャーリーグは約6000億円です。
思いついたら、とりあえず小資本でやってみましょう。
ビジネスモデルは、あとで考えればいいのです。

失敗の回数を決めてスタートする

一番良いのは、最初から失敗の回数を多めに決めておくことです。
「100回失敗するまでやり続けよう」
などと、決めておくわけです。
そうすれば、10回や20回うまくいかなくても、平気でいられます。

(『起業1年目の教科書』から引用)

このアドバイスには勇気づけられます。
あらかじめ「今年は100回失敗するまであきらめない(1ヶ月あたり約8回)」と決めておけば、チャレンジに対する恐怖心がやわらぎます。

はじめは「将来の自分」を売る

先に述べたように、起業1年目には「画期的なアイデア」や「最高のビジネスモデル」を求めすぎないことを心がけるべきです。

起業コンサルタントの今井孝さんは、起業家の成功要因の一番は「自分の熱意である」とアドバイスしています。

実際のところ、ビジネスを始める当初は、お客様が育ててくれるものです。
初期のお客様には、応援が好きな方がなってくれます。
そういったお客様は、あなたの成長を見ることが一番の楽しみです。

(『起業1年目の教科書』から引用)

熱意をもって小さなステップを一歩ずつ達成していく、という姿勢を保ち続けることが、起業を成功させる秘訣のようです。

(文:忌川タツヤ)

起業1年目の教科書

著者:今井孝
出版社:かんき出版
成功している人は大きな目標に到達するための細かな階段を作っています。
最初の一歩目はとても小さいのです。段差がほとんどありません。
大きく投資しなくても、スキルがなくても人脈がなくても、一回で成功しなくても、
今できる小さな一歩を気軽に登ります。そして、無理せず一歩ずつ登って行き、最後には目標を達成するわけです。
これは慣れれば誰でもできることです。
画期的なアイデア、夢・ビジョン、ビジネスモデル、お金、すべてなくても大丈夫!
本書を読めば、不安や恐怖が消える。

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