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3語で中国語ができちゃうの?本当に?

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最近、中国に旅行する機会が増えた。
食べ物もおいしいし、見どころ満載だし、ホテル代も安いので、旅行先として楽しい場所だが、困るのが言葉だ。
何とかしようと勉強してはみるものの、結局は挫折の連続だ。
だって、難しいんだもの・・・。
「ピンイン」と呼ばれる発音表記も、一つの音節の中で声が上がったり下がったりする「声調」も、私にはちんぷんかんぷんだ。
仕方がないので、身振りと筆談で乗り切るしかない。

中華料理の名称と麻雀用語が私の中国語

それでも、どうにか中国を旅行し、どうにか食べたいものを食べることができるのは、中華料理の名前だけは知っているからだ。
青椒肉絲はチンジャオロースー、麻婆豆腐はマーボートーフ、それくらいは私にもわかる。
あとは数さえわかればなんとかなる。
料理の注文はもちろん、チケットを買うとき、必ず「何枚?」と聞かれる。
それは麻雀で覚えた、イー、アル、サン、スーを活用し、これまたどうにか無駄金を使わずにきた。
そう、要するに私の頭の中の中国語は中華料理のメニューと麻雀の知識でできている。
これでいいと思っているわけではない。
中国語を学ぶ余裕がなかったのだ。

ワタシ、イキマス、デンキ

ところで、先日、大阪駅のホームにぼーっとしながら立っていたら、中国の人に話しかけられた。
中国語だということはわかったが、何を言っているのかはわからなかった。
困る私に彼らは大声で言った。
「ワタシ イキマス デンキ」
必死の形相で・・・。
よくわからないが、大阪駅前にある大型電気店のことだと思い、店の名前を言うと、首が取れそうに一家でうなづく。
それで道順を教えると、涙を流さんばかりに喜び、次の瞬間、突っ走って消えてしまった。よほど急いでいたのだろう。
よかったなと思いつつ、私もあの一家のように、シンプルに、言いたいことだけ言えばいいのだと思った。

中国語を勉強しなくても、これさえあれば、何とかなります

3語で中国語会話ができる』(蘇紅・著/学研プラス・刊)は、タイトルだけだと、中国語を勉強するための本に見えるが、著者はそうではないと、断言する。
ピンインも声調がわからなくても、中国語そのものが初めてでも、とりあえず中国語の会話ができるようになるよう工夫されているだけで、いわば裏技だというのである。
たとえ3語だけでも、できないよりはできたほうがいい。
誤解も避けられるし、何よりも旅が楽しくなる。
すべての表現が3語以内になっているので、飛行機の中で泥縄式に覚えていけば、空港に着いた時から、自信をもって一歩を踏み出せる。

3語で中国語会話をするために

まずすべきことは、本を手に取り、とりあえず読んでみることだ。
千里の道も一歩から。
使えそうな言葉があったら、3語だけを暗記する。
次に、本をパッと開いて話してみる。
たとえば、レストランで困ったら、レストランのページをあけて、必要な言葉を探す。
そして、CDを聴いてみると、あらあら不思議摩訶不思議、「あれ、中国語できるんじゃないの?」という満足感に浸ることができる。
もちろん、習得までの道は遠いけれど、とりあえず必要なことから始めよう。
私も試してみたのだが、以前よりはずっとスムーズに会話が進むようになった。
急な中国出張を前に緊張している方、中国への旅を楽しみにしている方にもお勧めしたい。
あまり頑張らず、とりあえず3語から。
初めの一歩はストレスフリーな会話本からトライしよう。

(文・三浦暁子)

3語で中国語会話ができる本

著者:蘇紅
出版社:学研プラス
「3語で韓国語会話ができる本」著者のメソッドを採用した「ヒチョル式」の中国語会話バージョン。ビジネスシーンにも最適な例文をしっかり収録。簡単な単語のまとまりでサッと見て会話に使えるのはもちろん、難しい発音のピンインを超わかりやすく表記。

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