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手のひらをさわれば、体調がわかる!?

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温泉街などで、手のひらがいくつものブロックに分かれ、ブロックごとに「」や「ひざ」などの名前が付いている手ぬぐいや手袋などが売られているのを目にしたことがあるかもしれない。
それは反射区といい、手のひらや足の裏が、体の全部位と繋がっているという考えで作られたものだ。
触った手のひらの感触で、体の調子もわかると言われている。

ゾーンセラピー

反射区は、体には頭の先から足の爪先までに複数の線が走っており、その線で繋がっている臓器同士は関係し合う、という考えかたに基づいて作られているという。なぜ体が縦線で繋がっているのかなど、科学的に明らかになってはいないようだ。けれど、この考えから生まれた足の裏を揉むリフレクソロジーは、すっかり日本人にも浸透したようで、あちこちにリフレマッサージ店がある。

反射区は、ゾーン理論というものからできているので、ゾーンセラピーとも言われている。足の裏だけでなく、手のひらや耳などにも反射区があるそうだ。『手のひらゾーンマッサージ』(五十嵐康彦・著/主婦の友社・刊)は、77の症状別に、手のひらの反射区のどの部分を揉むと良いかを解説したものだ。

スッキリし、頭が冴える

実は私は、もう10年以上も手の指を揉んできた。知り合いから「緊張した時は手の10本の指の爪の下の部分を揉むといい」と教えてもらったので、番組出演する時など、気持ちを落ち着かせたい時にやっていたのだ。この部分には自律神経のツボがあるとも言われているからか、あくまで個人の感想だけれど、揉むと、頭が冴えてスッキリする。反射区で見ると、目や心臓や耳などと繋がっている部分らしい。確かに揉んだ時に、目も良く見えるようになった気がする。

足の裏の反射区は、まず裸足にならなければ揉むことができないけれど、手のひらだったら常に露出しているし、思い立ったらすぐに触れられる。たとえば楽屋で出演直前まで揉むことができるのだから、とてもありがたいし、覚えておいて損はない気がする。個人的には、気持ちを平静に保つための良い方法だと思っている。揉んだときに感じるかすかな痛みが、全身をピリッと引き締めてくれる気がするのだ。

手相占いとの関連

反射区では、手のひらを揉み、痛く感じた部分にはなんらかの問題があるか、過去に問題があった名残りだとされているという。時には腫れていたり、しこりのように硬くなっていることもあるのだとか。これと同じことをどこかで聞いたことがある。手相占いだ。一部の占い師たちは手のひらの色味も鑑定する。青くなっている部分には、なんらかの不調があるサインだと考えられているのだとか。

手相占い師は、何人もの手を鑑定した記憶も参考にしながら、手のひらの様子を判断する。流派によっても考え方は様々だけれど、たとえば親指と人差し指の間の生命線がスタートする辺りが青くなると不眠になりやすいという説もある。これは反射区でいうと腎臓のあたりだ。そういえば、睡眠時間が短くなると腎臓が弱りやすいという説がある。不思議なことに手相占いと反射区はどこか繋がっているような気がした。

1日1分を1か月

手のひらを揉む方法は、反対の手の親指と人差し指で、押したりさすったり、つまりは自分が心地よいと感じた強度で行えばいいそうで、厳密な決まりはない。ちなみに私が爪の下を揉む時は、つねるに近い感じの強めの刺激でやっている。1日1回、1分程度で十分だそうだ。効果はすぐに感じる人もいれば、1か月ほどかかる人など、ケースによって様々のようだけれど、体が喜んでいる気がしたら、しばらく続けてみるのもいいかもしれない。

(手のひらのどの部分がどの部位と繋がっているのか詳しく知りたいかたは、「手の反射区」で検索を。もちろんこの本にも掲載されている。)

(文・内藤みか)

手のひらゾーンマッサージ

著者:五十嵐康彦
出版社:主婦の友社
手のひらには「反射区=ゾーン」といわれる部分があります。ツボよりも面積が広く、押しやすくてもみやすい利点があります。
その反射区を症状別に紹介し、効率的に健康に導くことができる内容にしました。
腰痛やひざ痛、高血圧、糖尿病、白内障、耳鳴り、薄毛といった悩んでいる人が多い症状から、便秘、歯痛、めまいといった日常生活でのつらい症状や、不眠症、ぜんそく、神経痛、リウマチ、心臓病などの治りにくい症状、生理痛や肥満、冷え性など女性に多い悩み、自律神経失調症や二日酔いといったビジネスマンに多い症状など、合計66の不快症状を取り上げています。
ぜひ手のひらマッサージを行って不快症状を解消してください。

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