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会社のデスクに鏡を置いたほうが良い理由とは?『後悔しない社会人1年目の働き方』 

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後悔しない社会人1年目の働き方』(森本千賀子・著/西東社・刊)という本があります。

著者の森本千賀子さんは、リクルートに入社した1年目から営業成績トップという、凄腕のビジネスパーソンです。
1年目だけでなく、入社した1993年から今までずっと成果を出し続けています。
2017年現在も、リクルートのエグゼクティブコンサルタントとして活躍中です。

森本さんは「必ず成果・成長に結びつく働き方」があると言います。
そして、新入社員は「社会人1年目の今ならではの効力がある働き方」をするべきだとアドバイスします。

マラソンの先頭集団を意識する

リクルートの森本さんは、「働くことは、マラソンのようなもの」と言います。

42.195キロのフルマラソンの場合、最初の5キロ~10キロ地点で先頭集団に入っていない人が優勝する確率は低いのだそうです。
ビジネスパーソンにとって5キロ地点にあたるのは「入社3年目」であると、私は思っています。

(『後悔しない社会人1年目の働き方』から引用)

入社3年目の同期社員マラソンで「先頭集団」でいるためには、何が必要だと思いますか?
「実績」ではありません。
入社して3年間であげられる営業成績など、たかが知れているからです。

入社3年目において、実績よりも大切なのは、「社会人としての基礎力」です。

リクルートの森本さんは、新人時代には時間をムダにせず、仕事に関連のある資格の勉強をしたり、経営やマーケティングの基礎を学ぶセミナーを受講したり、ビジネス書で基礎を学んだりしていたそうです。

「基礎力」は知識だけはありません。
笑顔、敬語の使い方、人間関係についてもスキルアップが必要です。

笑顔・元気は新人の役割

誰かと対面しているときに「笑顔」をつくるのは難しくないでしょう。
しかし、ひとりで作業しているときに「笑顔」でいられますか?

できるだけ笑顔で、ハツラツとした顔で仕事しましょう。
すると、周囲の人が声をかけやすくなり、いろいろな仕事を頼まれます。
それによって、たくさんの経験を積むことができ、より早く成長することができます。

(『後悔しない社会人1年目の働き方』から引用)

「笑顔」が消えてしまいがちなのが、自分のデスクで作業をしているときです。

会社のデスクに「鏡(かがみ)」を置きましょう。
作業用デスクの上に鏡を置いて、いつでも顔をめぐらせるだけで表情チェックできる環境をつくります。
鏡をのぞいたとき、ムスッとした表情に気がついたら、笑顔をリカバリするのです。

敬語上達のコツは「オフの席」

そもそも、新入社員にパーフェクトな敬語は求められていません。
言葉づかいが多少ぎこちなくても、礼儀正しさが伝われば、社会人としてはギリギリセーフです。

しかし、入社2~3年目までには、まともな敬語が使えるようになりましょう。
リクルートの森本さんは、つぎのようにして敬語をマスターしたそうです。

そこで、上司や先輩と積極的に食事に行ったり、飲みに行ったりしてたくさん会話しましょう。
リラックしたオフの席であれば、
「おい、その言葉遣いはないだろう」
「その言い方、間違ってるぞ」
など、指摘する側もそれを受ける側も比較的気分が楽。と思うものです。

(『後悔しない社会人1年目の働き方』から引用)

ランチタイムや取引先への移動中など、上司や先輩社員と会話するチャンスはいくらでもあります。

さまざまな席順ルール

「基礎力固め」と「笑顔」と「敬語」を心がけているうちに、入社1年目はあっというまに過ぎるはずです。

最後のオマケとして、知られざる「社会のルール」をご紹介します。
席順のルールです。

「上座」や「下座」は有名ですが、「タクシーの席順」や「エレベーターの席順」を知っていますか?

◆タクシー(乗用車)の席順

タクシー

(『後悔しない社会人1年目の働き方』から引用)

「運」は、運転手。
①立場が上の人。
④新入社員。
立場がいちばん下の者が「助手席」に座ります。


◆エレベーターの席順

エレベータ

(『後悔しない社会人1年目の働き方』から引用)

(IN)は入口ドア。
「操」はエレベーター操作盤。
立場がいちばん下の者が「ボタン操作」をおこないます。


◆応接室の席順

応接

(『後悔しない社会人1年目の働き方』から引用)

立場がいちばん下の者が、入口のいちばん近くに座ります。

社会のルールってややこしいですね。
あまり思い詰めずに、社会人1年目を頑張ってください!

(文:忌川タツヤ)

後悔しない社会人1年目の働き方

著者:森本千賀子
出版社:西東社
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ著者ならではの考え方・アイデアを伝授します。

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