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新年度でいきなり落ち込んだときに聞きたい「アスリートたちの名言」

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いつの時代も、アスリートたちは夢と希望を与えてくれるスターです。
彼らは数々の名言を残しています。日々の仕事でつらい思いをしているあなた。そんなときは、彼らの言葉を思い出して、唱えてみてはいかがですか。『10分で読める スポーツで夢をあたえた人の伝記 』(塩谷京子・監修/学研プラス・刊)から、心に残る言葉をいくつか紹介します。

努力を続けることが才能だ

読売ジャイアンツで数々の名勝負を見せ、メジャーリーグでも活躍した松井秀喜選手も口癖は、こんな一言でした。

自分に才能があると思ったことは一度もない。

(『10分で読める スポーツで夢をあたえた人の伝記 』より引用)

華々しく活躍するアスリートたちは、幼いころから才能に溢れていたと思われがちです。ところが、松井選手ほど努力家だった野球選手も少ないでしょう。それは、お父さんが「努力できることが才能である」という言葉を、子ども時代の松井選手に贈ったためだそうです。その言葉を胸に、試合で結果を出せないときでも投げやりになることなく、常にコツコツ努力を続けてきました。

松井選手が愛されたのは、スーパープレーはもちろんですが、謙虚な人柄も大きな理由だったと思います。あるインタビューで、「日本にもアメリカにも、自分よりもすごい選手はたくさんいる」と答えています。謙虚だからこそ、決して自分の実力を過信することなく、陰で練習を重ねてきたのです。

あの横綱もコツコツ型だった

実際、コツコツ型のアスリートは多いのです。大相撲の最多優勝記録を持つ横綱・白鵬はこう言っています。

私は決して強い人間ではありません。ただ、運があった。その運は、努力をしている人間にしか来ない。

(『10分で読める スポーツで夢をあたえた人の伝記 』より引用)

また、日本人女性で初めてオリンピックのメダリストになった人見絹枝選手もこう言っています。

りっぱな選手は、天才ではありません。努力の人です。

(『10分で読める スポーツで夢をあたえた人の伝記 』より引用)

人見選手は子どもの頃からその才能に注目が集まっていたアスリートです。それでも、努力をしなければ才能が活かされないと言っているのです。苦労なくして、夢の舞台に立ったアスリートはいないのですね。

わずかな可能性でも諦めない

日本最年長のプロサッカー選手で、Jリーグで数々の伝説を残したアスリートといえば三浦和良選手です。三浦選手が高校をやめて、ブラジルでプロサッカー選手になると言ったとき、サッカー部の監督が「100パーセントとはいわないが、99パーセント無理だ」と言ったそうです。そのとき、三浦選手はこう返したのです。

1パーセントあるんですね? じゃあ、その1パーセントを信じます。

(『10分で読める スポーツで夢をあたえた人の伝記 』より引用)

周囲が止めるのも無理はありませんでした。三浦選手は当時、まったくの無名でした、県の中学選抜メンバーにも選ばれたこともなく、サッカーの本場で活躍できるなんて夢にも思わなかったのです。けれども、両親はその夢を応援してくれたそうです。

“野球の神様”と呼ばれたベーブ・ルースもこう言っています。

あきらめないやつには、誰も勝てないんだ。

(『10分で読める スポーツで夢をあたえた人の伝記 』より引用)

三浦選手とベーブ・ルースの言葉は、どんな小さな可能性でも決して諦めてはいけないということを示しています。そして、信念を持って取り組めば、夢は叶うのだということを教えてくれるのです。

目標を常に高く持つ

アスリートたちがここぞという一番で強さを発揮できるのは、自分に自信を持ち、普段から自分を奮い立たせているためです。日本のみならず世界にファンを持つテニス界のスター、錦織圭選手はこう言っています。

勝てない相手はいないと思うので、上を向いてやりたい。

(『10分で読める スポーツで夢をあたえた人の伝記 』より引用)

日本人男子初のフィギュアスケートのメダルを獲得した高橋大輔選手も、こう言っています。

目標を高く持たないと、成長もないと思うので、目標を下げることはしたくなかった。

(『10分で読める スポーツで夢をあたえた人の伝記 』より引用)

高橋選手は、試合中のケガやスランプで思うように演技ができない時期が続いたこともあります。それでも、メダル獲得の夢を諦めることなく、練習を続けたのでした。

いかがでしたでしょうか。アスリートたちの言葉は、スポーツだけでなく、勉強や仕事にも通じるメッセージだと思います。いよいよ新学期を迎えます。アスリートの言葉を胸に刻んで、新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

(文:元城健)

10分で読める スポーツで夢をあたえた人の伝記

著者:塩谷京子(監)
出版社:学研プラス
ベーブ・ルースや澤穂希、嘉納治五郎など、スポーツの分野で功績を遺した偉人達の伝記短編集。国語の教科書や、文部科学省発行の道徳新教材に登場する人物を多く収録する、テーマ別伝記シリーズの第一弾。音読や朝読にもおすすめ。

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